どうも!就活塾「内定ラボ」の岡島です!
就職活動について日々全国の学生さんから相談を受ける機会が多いわけですが、相談に来られる学生さんは当然ですが「就活への不安」を抱えていらっしゃいます。
「大手に行きたいが特に勉強以外何もしてきてないから不安」「遊んでばかりで…勉強もろくにしてないから心配」「実際にインターンシップで希望する会社がほぼ全滅だった…このままではやばいのでは…」「面接が全然通過しない」「グループディスカッションでほとんど発言できない」…など悩むポイントこそ様々ですが、これらの不安をなんとか乗り越えていく必要性が出てくるのが、この就活の難しいところでしょう。
今回は就活の不安解消法に焦点を当てて、解説していきたいと思います。
まずはあなたが抱える不安の原因分類からしていきましょう
不安といってもそれぞれに「悩みのタイプ」というのが存在します。
先程お伝えした…インターンが…とか面接に不安が…とかそういったレベルでの分類ではなく、「不安の原因」になっているものはなんなのか、つまり不安の原因別で対策を考えていくことが有効ということです。
就活の話だとイメージしづらいので、例を挙げて説明すると、「恋人がほしい…切実に…」という不安・悩みをかかえていたとしましょう。その際にこの悩みの原因をあえて分類するなら以下のようなことが考えられますよね。
・ 部活や大学が忙し過ぎて、それ以外の時間を作れない(原因:時間がないこと)
・ そもそも「好き」と思える人が目の前に現れない(原因:現在の環境の問題)
・ 異性と話をする際に極度に緊張してしまう(原因:経験の不足や性格の問題)
・ 恋人は出来るのだが、毎回3か月も続かない(原因:付き合い方の問題)
などなどです。同じ「恋人がほしい」という悩みに対して、その原因になる根本的な課題というのは、複数存在するというわけです。またその課題に対しての解決策はもちろんそれぞれに必要になるわけです。
ですから、まず就活においてあなたが抱えている不安を原因別で分類し、原因別に課題を克服していくのが鉄則となります。
あまりに細かく分類しすぎても実用性に欠けますので、以下の3つに分類しそれぞれの解決策をまとめていきます。
【1】行動や実行をしていないことから起こる「行動欠落型のタイプ」
このタイプは、具体的に言うと…「文章を書くのが苦手だからES通過出来るか不安だ」「人前でしゃべるのが苦手だから、面接で自分をうまく表現できるかわからない」「どんな業界が自分に合っているのかわからない」などといった、時期としては「就活が始まる前」もしくは「就活が始まってすぐ」くらいによくあるタイプになります。
あなたの悩みがこのタイプである場合は、まずやるべきことは明確です。
とにかく「行動に移している」ということです。それによって不安を解消できる糸口が見えてくるはずです。
就活ではイメージしづらいので大学受験を例に説明するなら、志望大学が決まって「この大学にはいれるか不安だ」といった際に、具体的に「模擬試験」を受けたり、「その大学の赤本を徹底的にやりこむ」などの行動を取ることで、その不安は形を変えてくるはずです。
どういうことかというと、実際に赤本に取り組み始めたがとてもじゃないなが全く歯が立たない…特に科目でいえば英語、具体的な分野でいえばこれとこれと…と実際に動くことで、「本当の課題」が見えてくるという効果が期待できます。
つまり、漠然とした不安要素が「具体化」する効果があるということです。それが出来ればその苦手分野に対しての取り組みを行っていけばいいので、あなたがやるべきことが自ずと見えてくるでしょう。
就活における行動例としては、インターンへ参加して本番と同じ選考フロー(ES提出→面接→合格)を体感するのもそうでしょうし、将来やるべきことが見えないということであれば、OB訪問や合同説明会などに足を運ぶのもいいですね。
「根拠が漠然とした不安」には、行動を持って対応する…大変に思うかもしれませんがこれが一番の特効薬です。
“参考”
就活塾で学ぶ大手内定100の方法 「インターン編」の記事一覧
【2】行動に対して結果が伴わない「成果が伴わない型のタイプ」
実際に行動をしてみた…だけれどもうまくいかないことが多く、悩んでしまっている。
これは「行動欠落型」の発展形とも言えますね。ですので「原因は特定できている」ということに対してまず自分自身を評価してあげてほしいと思います。一般的にビジネスの世界では「課題が特定できた時点で、やるべきことの50%は完了したものだ」とも言われるくらい、課題が明確であればあるほど、それに対してとことん向き合っていけばいいわけですから、決して悪い状況と悲観的になりすぎる必要はないでしょう。
とはいえ、成果がついてこないというのは精神的にもつらいはずです。ESが通過しない、最初の面接で落ち続けるなど、実際に結果を突きつけられるわけですから、なるべく短期間でこの状況を打破できる方法を検討すべきです。
では、このタイプの具体的な解決策ですが、「なるべく短期間で」という条件を加えるなら、対策は限られます。それは「第三者の活用」でしょう。
つまり自分以外の誰かからに力を貸してもらうということです。「…岡島さん、相当当たり前のこと言いますね…ガッカリです。www」的な印象を持った方もいるかもしれませんが、ポイントはどのように活用していくかということです。
就職活動において様々な人から意見を聞く、ESを添削してもらう、面接を見てもらう…などしてもらっているからすれば、「そんなものはもうすでにやってますよ」と思うでしょうが、肝心なのは「同じ人に継続的に見てもらう」ということなのです。
どういこうことかというと…苦手なものつまり短所を克服するのは、長所を伸ばすよりもはるかにパワーがかかります。さらに言えば、現状自分が持っている知識や能力では対応しきれていないからこそ、そこが「苦手」という形で表面化しているとも言えます。
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同じ人に継続的に見てもらうことがもたらす効果
第三者に指摘してもらう必要は誰もが考えることかもしれまんせが、それを色々な人に行うと「アドバイスの一貫性」が保てません。…つまり人によってもらえるアドバイスがばらついて、結局何をどうすればいいのかわからないということになりがちです。
例えば面接が苦手と一概に行っても、もしかするとあなたは…
という状態なのかもしれないのです。前半でお話しした原因の具体化ですね。
そうした場合は、当然企業研究や志望動機作りを中心に対策していくべきですが、「あなたの面接における課題やこれまでの就活における成長の過程」を知らない人に、一から見てもらうことを繰り返しても、根本的な解決には到達しないことがよくあります。
また色々な人から意見をもらうことも重要ですが、例えば「困難を乗り越えた経験」について、ESでサークルの話をまとめたとしましょう。
そのESを初めて見た人は「サークルの話の範囲」でしかアドバイスできませんが、あなたの就活の変遷や成長を一貫してみてくれている人がいるのであれば、「サークルの話より、高校時代の生徒会での取り組みのネタで書いた方がいい」といった、あなたの経験をすべて理解してくれた上で、最善と考えられるアドバイスをもらえる可能性が高くなります。
さらに言えば、アドバイスに一貫性があれば「少しづづよくなっている」という実感も得やすいでしょう。ですので、OBでもキャリアセンターでも何でもいいのですが、そういった常に同じ人に相談できる環境作りを最優先に考えてみてください。
“参考”
就活で必ず聞かれる“困難を克服した経験”の回答方法
“参考”
OB訪問でESを添削してもらう際に注意したい3つのポイント
【3】そもそも就活自体に意欲が持てない「現実逃避型のタイプ」
2つ目でお話ししたタイプが、そのまま不安の原因を取り除けないとよく陥ってしまうのがこの「現実逃避型」です。
私個人としては就職だけが大学卒業後の進路ではないと考えているタイプなので、この考え方自体嫌いではないのですが、就活がうまくいっていないから、意欲が下がってくるという状況なのであれば、早期に改善が必要です。
「就活に意味を見いだせない」「とにかくやる気が出ない」「もう就活を終わらせたい」…などなど。このタイプは大きく2つに分類出来ます。
一つは、とはいえ「就職先は絶対に見つけないといけないタイプ」と「就職以外にやりたいことがあって迷うタイプ」です。
前者であれば「成果が伴わない型」の対応策になりますし、後者であれば個人的な見解ですがやりたいことに邁進してみるのもいいと思います。やりたいことが明確というのは、人生において目標が発揮しているわけですから、むしろ良いことなのではと思います。
この「現実逃避型」は、一人で悩んでいると、どんどん同じ思考がループして決していい方向に行かないことが多いですので、周囲に相談する、もし必要性があれば私も相談に乗りますので気軽にご連絡いただければと思います。
“参考”
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まとめ
・ 不安の根本的な原因分析からはじめる
・ 行動を通して解決できるものは、とにかく動くが吉
・ 結果が伴わない場合、第三者の活用する
・ 第三者を活用するなら、同じ人に継続的にが鉄則
・ 大学卒業後の進路は、就職がすべてではない
就職活動を通して、はじめて大きな悩みや不安にぶつかる人も少なく無いと思います。あなたにとって少しでも参考になる点があれば幸いです。就活の不安を一人で抱え過ぎないようにしてほしいと思います。