どうも!就活塾「内定ラボ」の岡島です!

年が明けて新年の初めにあたる1月。就活生にとっては「勝負の年」のスタートとなりますね。この1月は、就活解禁である3月を目の前に準備期間最後のまとまった時間が取れるタイミングでもあります。

そこで今回は、1月に就活生が絶対にやるべきことをまとめてみることにしました。

ポイントは5つ。これから書いていく内容に「自分はまだこれやってないな…」という点が1つ・2つあるのであれば、是非いい意味で「就活に焦って」欲しいと思っています。では、具体的に内容に入っていきます。

年明け1月から本格的に就活をはじめる…実際のところ間に合うのか

やるべきことの5つのポイントを整理する前に、よく就活生から聞かれるこの疑問に触れてから前に進んでいきたいと思います。

正月があけると「今までろくに就活らしいことはしてこなかった」ホントに間に合うのかが不安です。どうしたらいいですか??」という声を必ず聞きます。

その質問に私はいつもこう答えています。

「1月から頑張ろうが、2月・3月からになろうが、あなたが就活に心から本気になれば結果は変わってくる」と。要するに“いつから始めるかという時期”を就活生は気にしがちですが、時期は実はあまり問題ではなく、大切なのは“密度”ということです。

毎年就活生と多く接していると必ずと言っていいほど「私は10月から自己分析をはじめた」「8月からインターンに行っている」など、取り組み始めた時期が早い遅いを気にする傾向があります。

ですが、大切なのは開始のタイミングではなく、どれだけ効率よく密度濃く就活に打ち込めるかにすべてがかかっています。

“参考”
早期内定獲得のメリットだけでなくデメリットも把握しておく

密度の濃い就活とは一体どういうことなのか

私は「就活を真剣に取り組む時期が早いか」より「密度」が大切と言いました。では密度の濃い就活とは一体何なのでしょうか?

この密度にこだわった就活というのは、内定ラボのカリキュラムにすべて組み込んであるので、ちょっと内定ラボのお話をさせてください。「内定ラボ」は、忙しい大学生・大学院生向けの効率重視型の就活塾です。

研究が忙しい…けど就活もしっかりやりたい大学院生」「今までは選考をスムーズに通過していたんだけれど、就活後半で一気に持ち駒がゼロになって、意図しない形で時間がなくなってしまう学生」など、とにかく限られた時間で、成果を出したいという全国の就活生が使ってくれているのが、内定ラボです。

だからこそ、短期間で成果を出せるカリキュラムが必要だった

そこで通常就活生が2~3か月で徐々に学んでいく就活のコツやテクニック、自己分析から企業理解などなどあらゆる就活に必要なエッセンスを、やる気さえあれば「3日」で習得できるように、カリキュラムを作りこんでいます。

何故3日で習得できてしまうのか…この理由を書き出すと長くなってしまうのでここではあえて書きませんが、要するに【就活で絶対に必要なこと】を2~3か月という時間をかけて学ぶか、3日で学んでしまうかの違いです。

私は横着ものですから、どうしても同じ内容を学ぶなら3日で終わらせてしまいたいです。そして準備万端な状態ですべての選考に臨みたいと考えます。きっと私と同じ考え方をした就活生がいるのではないか…そう思って今私は内定ラボを運営しています。

周りと比較して就活のペースが多少遅れたくらいで、焦る必要はないのです。遅れたと感じたら、密度を濃くすればいいだけの話です。料理で言えばシチューを作るのに、コトコトじっくり煮込むか、圧力鍋で一気に短時間で作ってしまうかの違いと一緒です。

だから、1月でまだ何もできていないことに焦るのではなく、「この残っている時間をどうやって密度を上げていくか」について真剣に考え、効率的にどのように進めていくべきかを突き詰めていってほしいです。

“参考”
一番効率のいい業界分析・業界研究の5つのやり方

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面接対策を効率的に進めるために、やっておくべき5つのこと

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就職活動は情報戦!一番効率的な就活情報の収集方法とは?

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でも、1つだけ忘れてはいけないことがある

時期は関係ない…今から本気になって密度をあげればいいと言いましたが、1つだけ絶対に忘れてはいけないことがあります。それは、「密度濃く…かつ早い時期から就活をしている学生は本当に選考に強い」ということです。

大手企業であればあるほど、選考が進めば“優秀”と言われる学生しか選考に残りません。

その中で選考され、一部の学生だけにしか“大手企業からの内定”という名のプラチナチケットを手にすることができません。そうした“早くから正しい手法で就活に力を入れてきたライバル”に最終的に勝たなければならないことを考えると、密度を相当に高める必要があります。

大手内定にこだわりたい、希望企業からの内定をどうしても手にしたい…そういった強い気持ちがあるのであれば、強敵であるライバルにどうやって差を付けていくのか、この時期に真剣に考えるべきでしょう。

さて、1月…絶対にやっておくべきこと

ここまで読んでくれたあなたなら、私の言うことはわかるはずです。

1月でやらないといけないことは、すべて“密度”を高める方法に直結してきます。5つ紹介していきます。当たり前だろう!とツッコミを入れたくなるようなことも含まれていますが、そう感じた内容があるのであれば、それは“本当に大切で重要性が高いことなんだな”と改めて優先順位を上げてほしいと思います。

先程お話しした…

「密度濃く…かつ早い時期から就活をしている学生」

を“追い越せる可能性”があるタイミングは正直この1月から初めて解禁までの間だと思います。それ以降は、追いつくのが精いっぱいにどうしてもなってしまいます。(追いつけさえすれば、大手から内定は出るようになるわけですが…)

だからこそ、この1月に「やっておくべき5つのこと」と真剣に向き合ってみてください!

大手内定を目指すなら、まず筆記対策は完璧に

大手を目指す以上避けて通れないのが、筆記です。

当たり前のことと思うかもしれませんが、筆記で苦労するとその後に控える“ES”“GD”“面接”の対策に充てられる時間がどんどん後ろ倒しになっていく可能性があります。

つまり筆記の通過率が悪すぎて、先に進めず選考が本格化して他の就活生が面接でどんどん経験を積んでいく中、一人筆記の壁で足踏み状態という就活生が毎年います。

就活における筆記は「努力科目」の位置づけです。相手とのやりとりが発生する面接とは違い、自分の努力次第でコントロールできる選考フローです。ここは1月の早い段階で対策をやりきりたいところです。

自己分析よりも業界研究よりも…企業研究の優先順位をあげる

内定とは、「自分と企業とのマッチング」から生まれます。つまりいつまでも自己分析だけをやり続けても、マッチング先である企業のことをいつまでたっても深く理解しなければ、内定を獲得する力は身に付きません。

多くの就活生は、この企業理解が苦手でかつ、後回しにします。

そういった「みんなが弱いポイント」が一番差を付けられるところになります。だからこそ、企業研究をこの1月から本格的に始めることで、ライバルに差をつけていきましょう。

“参考”
見落としてはいけない企業研究の視点

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一番効率のいい業界分析・業界研究の5つのやり方

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就活塾で学ぶ大手内定100の方法 「企業研究編」の記事一覧

エントリーシートをとにかく書いて書いて書き続ける

一定の通過レベルのESを作るには、量をこなせばなんとかなります。「量」が「質」に転嫁するからです。部活なんかと同じです。とにかく毎日しんどいけれどランニングを続けているうちに、動きがよくなって試合でも以前より活躍できるようになっていた…みたいな話です。

「まだ…プレエントリーした企業からESが届いていないので書けません」なんて平気で言い出す就活生がいますが、ESの設問は大概の場合、例年同じ内容である企業が大半です。「【最新版】おすすめ就活サイトの組み合わせ方はこれだ!」の記事で紹介しているサイトである程度確認できます。登録をまだしていない人は、即効で登録しておくといいでしょう。

そうすることで過去のES設問を調べれば、ESが手元になくても事前準備はできますね。

“出来ない理由”より“出来る理由”を必死に探せる人財になりましょうね!

“参考”
通過するエントリーシートの文章構成は…実は決まっている

“参考”
ESをプロが無料で診断!エントリーシート評価シートとは?

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就活塾で学ぶ大手内定100の方法 「ES編」の記事一覧

社会人と会う時間を極力多く確保する

平たく言えば、OB訪問です。3月後半になれば説明会&面接を中心とした選考が毎日のようにスケジュール帳を埋め尽くすことになります。そうなってしまってからOB訪問をしようと思っても、目先の選考の優先順位を落とせないため、OBからの貴重な情報収集が、完全にストップしてしまう学生がいます。

まだ比較的時間があるこの1月に、社会人との接点を増やしておくようにしてください。

今しかできないことは…当然優先順位が高くなります。まだ一度もOB訪問をしていないという方は、焦ってください。積極的に社会人を活用することをおすすめします。

“参考”
就活で差をつけるための効率的なOB訪問の方法

“参考”
OB訪問でESを添削してもらう際に注意したい3つのポイント

“参考”
就活塾で学ぶ大手内定100の方法 「OB・OG訪問編」の記事一覧

なるべく早いタイミングで、面接練習を複数回こなしておく

1歩・2歩先を見据えて、行動するといいことがあります。

つまり視野が広がってくるということです。ESの提出ラッシュがあれば、ESのことばかり考える。筆記試験があれば、そのことばかり考える…。

行き当たりばったりで「人より成果を出す」というのは難しいです。

成果を安定的に出せる人は、物事を逆算して考えます。3月にはこれくらい面接でしゃべれるようになっていないと…そう思いながらESを書いている人と、ただ締切に追われてESを書いている人…どっちが就活で結果が付いてくる可能性が高いのかは明白です。

ちょっと先のことを、今のうちから知る努力を怠らないようにしてください!

“参考”
就活塾で学ぶ大手内定100の方法 「面接編」の記事一覧

“参考”
就活塾で学ぶ大手内定100の方法 「面接官の質問攻略編」の記事一覧

“参考”
就活塾で学ぶ大手内定100の方法 「GD編」の記事一覧

まとめ

・ 1月やるべきことは「密度を上げる」動きに集中すること

・ 優秀と言われる就活生に追いつくことはできても、追い抜くのは難しい

・ 1月にやるべき5つのことを意識すること

自分自身がどれだけ就活に本気で向き合えるか。

そう心から思えるようになるのがいつになるのか…これはとても重要なことです。今から間に合うかどうかを心配する前に、今から何をすれば自分が変われるのか…常に前を向いて、就活に取り組んでいきましょう!