どうも!就活塾「内定ラボ」の岡島です!

英会話教室選びでも、予備校選びでも…何かを選択するとき「評判や口コミ」といった情報というのは、気になるものです。特に「モノ」ではなく、サービスの中身が分かりづらいものほど過去に使っていた人の満足度や評判というのは判断をする上で重要です。

では、どうやって【信憑性の高い】評判や口コミ情報を集めていけばいいのでしょう。ズバリ言いますが、就活塾は「学習塾などと違い、一般的に何をしてもらえるのかがわかりづらい」など独特の特性があるため、WEB上で評判を正確に判断するのは難しいです。

何故、難しいのか、ではどうやって信憑性の高い情報を見つけ出せばいいのかを解説していきます。この方法は「希望する企業の選考に有利になる信憑性の高い情報を見つけ出す方法」と同じ構造ですので、あなたの就活に参考になるはず。では、早速進めていきましょう。

 何故、就活塾の評判や口コミ情報って少ないのか

就活に意欲的な学生や、就活塾を真剣に検討している学生ほど、情報の収集に力をいれるものです。そういった意味でいうと“今このブログ記事を読んでいるあなた”は、とても意欲の高い就活生です。

しかしグーグルでもヤフーでもいいのですが検索窓に「就活塾 評判」「就職予備校 口コミ」「就活塾 比較」などと打ち込んでも、それに関連した浅い情報(就活塾のホームページを読めばわかりそうな情報と言う意味)は出てくるものの、あなたが本当に知りたい「実際に就活塾を利用した人の生の声」というのはなかなか見つからないのが現状です。

これがこのブログ記事の一番最初に触れた「就活塾の特性」というものです。

口コミ情報が乱立する、語学スクールやお稽古事、美容系や飲食系などと比べると、ほぼ情報としては皆無と言っていいほど、少ないのが就活塾・就活予備校の口コミ情報なのです。

私自身も不思議に思って原因を調べてみました。(私自身前職コンサルの会社にいたこともあり、何か疑問に思うとついつい調べたくなる習性があるようで…笑)

調査方法は至ってシンプル。実際に就活塾に通っていた人に直接聞いてみました。そうすると以下のようなことがわかってきたのです。

 理由はシンプル。就活塾に通っていることを「言いたくない」

内定ラボに通って、希望の超大手企業に入社を決めた学生も、内定を15社以上もらった学生も、内定が取れず悩んだ末に塾に通いだし短期間で希望企業から内定が取れた学生も…

「就活が終わって、就活塾の話って友達とかとすることあるの?」と聞いてみると、ほぼ90%の学生から「ぶっちゃけ…あまり自分から就活塾に通ってました!なんていう学生…いないと思いますよ…」的な回答が返ってきました。

そして私が続けて…「なんで?」と尋ねると…

「私は希望業界の選考になかなか通過しなくて悩んだ結果、通おうかなって思ったわけで、自分をうまくアピールできないっていうちょっとしたコンプレックスの部分が絡んでるのでやはり自分からは話しませんよ」であったり…「大手企業に内定をもらうと周りにすごいねとか言われたりする。特に親戚とか。なんかその流れで、わざわざ言う話でもないですしね」など。

理由は様々なのですが、意見を集約すると以下の通り。つまり…「就活塾に通った」という事実を他人に話すことで、自分には何もメリットがない

ということのようです。私自身も妙に納得。そして数ある意見の中で「なるほどね」と私がうなずいた意見がありました。それは…

「僕には岡島さんの就活塾が合ってましたけど、正直ほかの就活塾には通ったことがないので何とも言えないです」と言う意見。これがもっとも核心を得ているような気がしました。

“参考”
このブログを書いている岡島さんが代表を務める 就活塾「内定ラボ」

通常は…比較対象があって初めて…評判や口コミは成立する

例えば…飲食店の口コミサイト「食べログ」。

人によって外食の回数には差があると思いますが、毎回「同じ店でしか食べない」という人は少数でしょう。つまり自分が訪れたたくさんの比較対象の中で、価格が高いだの低いだの、おいしいだのイマイチだのと評価しているわけですね。

実際にお店の「サービス(=料理)」を体験して、比較対象があるからこそ、【信憑性の高い】口コミサイトが出来上がっているということなのでしょう。食べログ運営会社であるカカクコム側も、いかに【信憑性の高い】口コミサイトに出来るか、日々努力を重ねているというわけです。

過去にはWEBの個人情報がでないという特性から「食べログのランキングを上げるコンサルタント」といった怪しい人たちがニュースになった時期もありましたが、そういった意図的にランキングを上げられないプログラムがすでに出来上がっているようです。

【自ら直接体感できること】【そして比較ができること】これができないサービスは、WEB上の口コミや評判をすべて鵜呑みにするというのは、難しいということなのでしょう。

“参考”
就活塾「内定ラボ」 個別無料相談

“参考”
就活塾「内定ラボ」 複数内定獲得WEB無料セミナー

“参考”
就活塾「内定ラボ」 グループディスカッション無料練習会

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就活塾の場合、複数のサービスを同時に受けるなんてことはほぼありえない

前述した通り、「就活塾に通っている」ということをわざわざ自分から情報発信する必要性を感じないという心理的な要因、そして複数のサービスを同時に受けて、客観的な視点で比較ができないこと。

これが、就活塾の評判や口コミ情報が少ない要因です。

就活塾の場合、複数の就活塾を掛け合わせて使うというのはレアです。とはいってもゼロではありません。「以前ほかの就活塾に通っていたけれど、成果がでなくて…」「通っている就活塾の先生が自分と合わなくて…」などの理由で、内定ラボに相談に来る学生がいますので。

とはいえ、通常は正確にほかの塾と比較して「評価」出来る人なんてほぼいないわけです。では、どうやって【信憑性の高い】評判に関する情報を引っ張ってくればいいのでしょうか。

「私に通おうとしている就活塾って評判はいいですか?」と言う質問と「私が入社したいと考えている企業って評判がいいですか?」という質問は、内容は違えど質問の構造は一緒です。

つまり、食べログの例でもお伝えした通り…

企業の評判も就活塾の評判同様「客観的な視点で比較することが難しい」からですね。

もちろん人によっては「転職回数20回です!」という猛者もいますが、基本的には社会人の平均の転職回数は3回~5回といったところでしょう。

ですから、こういった比較が難しいものから【信憑性の高い】情報を引き出す方法は、就活で重要となる「業界研究」「企業研究」でそのまま活かせる要素なので、是非この機会に押さえておいた方がいいでしょう。そんなに難しくはありませんの、このブログをきっかけに覚えてしまってください。

“参考”
一番効率のいい業界分析・業界研究の5つのやり方

“参考”
就活塾で学ぶ大手内定100の方法 「業界研究編」の記事一覧

“参考”
就活塾で学ぶ大手内定100の方法 「企業研究編」の記事一覧

情報収集の王道は、自分の判断軸を明確にする→そして人に合って直接確認する

大事なことなので、結論から言います。

自分が取捨選択する際に「重要なもの」の優先順位を明確にして判断軸を作って、その判断軸を元に人に合って確認をするということです。企業研究・業界研究のために、OB訪問をするのと、同じと考えていいでしょう。

“参考”
就活で差をつけるための効率的なOB訪問の方法

“参考”
就活塾で学ぶ大手内定100の方法 「OB・OG訪問編」の記事一覧

言葉にすると簡単にまとまりますが、結構めんどくさいものでもあります。判断軸を作るのも時間はかかりますし、何より直接人に合わないといけないわけですから。

ですが、これが客観的に比較が難しいものから、信憑性の高い情報を引き出す一番確実な方法です。

これだけの説明ではピンとこない人もいると思いますので、具体的にこのブログのテーマである「就活塾の評判」を調べるということを例に話を進めていきます。

まずは、自分の判断軸を作り、その中で優先順を作ってみる

就活塾を選ぶうえで一番自分にとって「大切なもの」をまずまとめます。まとめ方としておススメなのは、「mast条件」と「better条件」に分ける方法です。

つまり絶対にないと困るものとあった方がいいなというものの2つにまずわけてみるということです。

具体的に「自分が行きたい業界の対策をしてほしい」「大勢の中で質問したりするのが苦手なので個別対応のところがいい」「大学院生で時間がないので、時間を有効活用できること」「自分でお金を出すので、なるべく料金の安いところで探したい」「面接に課題を感じるので面接対策がしっかりできることがいい」「地方にいるので通信制で探している」など条件を箇条書きでまとめましょう。

そしてそれを、「mast条件」と「better条件」に分けます。そしてその中でWEB上の情報で十分確認がとれるものと、そうでないものにわけてください。

そして、「mast条件+確認が取れないもの」「better条件+確認が取れないもの」それぞれに優先順位をつけていきます。そしてその優先順位が高いものから、実際に人に聞いて確認をしていくということです。

これが最も確実な情報の収集の仕方になります。

何故、人に聞く前に「自分の判断軸」をまとめる必要があるかですが、仮に「その就活塾はどうですか?」と判断軸持たないまま情報収集をすると、その回答者の個人的な意見に強く引っ張られてしまうからです。

大事なのは「他人が良いと言っていたもの」を探すことではなく、「自分にとってあっているかを判断」することであることを絶対に忘れてはいけません。

だから必ず最初に自分が就活塾を選ぶ際に「何を重視するのか」をまとめてみてください。

それが出来れば後は簡単。「卒業生を紹介してください」と言えばいい。

そしてあとは実際に自分が検討している就活塾に問い合わせて、「卒業生を紹介してください」と伝え、会って話を聞かせてもらって、自分の判断軸の優先順位にそって順番に確認をしていけばいいわけです。

就活を終えている先輩に会えるわけですから、OB訪問にもなって一石二鳥ですよ!

もちろん卒業生はすでに社会人として働いている人だったりするわけですので、すぐにセッティングしてもらえるかどうかは難しいかもしれませんが、信憑性の高い情報を引き出すにはこれが最も確実な方法です。

面倒にも感じるかもしれませんが、【本当に役立つ情報】とは基本的に足を使って収集するものなのだと覚えておいてください。大手内定を連発する学生は、これと同じ情報収集の仕方を自然と当たり前のようにやっているのです。

あとは「実際に教えてくれる人」と話して、自分で判断する

自分がこだわっている優先順位の高い部分に納得ができたら、最後に実際に教えてくれる人とちゃんとお話しすることをお勧めします。大事なのは、「実際に指導してくれる人」と話すということです。

どこの就活塾でも個別相談というのはやっているでしょうから、そういったものを活用すればすぐに会うことができるはずです。

“参考”
就活塾が教える!就活塾を無料で賢く利用する方法

前述した通り「一番大事なのは“自分にとって合うのか合わないのか”」です。ですから就活が終わるまでの期間、ずっとやり取りをする人との相性やその人の考え方などは、ちゃんと確認しておいて損はないでしょう。

その際に、実際に教えてくれる人にしてみるといい“とっておきの質問”を伝授します。

それは…

「いくつか就活塾を見ているのですが、どこがいいか正直迷ってる」と言ってみてください。迷ってなくても言ってみてください。

そうすると「うちの塾がいいよ!」と言ってくる人と「学生の話をとにかく丁寧に聞いてくる人」に分かれます。何度もお伝えしている通り、合う合わないは個人によって違うわけですから「うちがいい」という話ばかりしてくるのはちょっと問題があります。

学生の話を聞くに「ゴリゴリ入塾を迫ってくるところがある」との噂も結構聞きますので、この質問をすることで、その人が「生徒のことを一番に考えているかどうか」を判断するようにしてください。

私の場合は極端で…

学生が個別無料相談に来ると1時間くらいおしゃべりするのですが、「学生に聞かれたこと」に忠実にお答えするというスタンスです。内定ラボの話は、学生に聞かれない限りほとんどしません。

就活塾を使うも使わないも、何処を使うのかどうかも…“学生自身が判断”することだと思っているからです。教えてもらう人と直接話すと、その人の考え方が見えてきます。

是非、“とっておきの質問”…使ってみてください!

“参考”
就活塾「内定ラボ」 個別無料相談

まとめ

・ 就活塾のような複数同時に使うことがないサービスを比較するのは難しい

・ 就活塾の評判や口コミが少ない大きな理由は、メリットがないから

・ 信憑性の高い情報を引き出す方法は、軸を作って直接確認すること

・ 自分の判断軸には、必ず優先順位を付けるクセをつける

・ 他人の評価は気になる。けれども最も重要なのは自分に合うかどうか。

今の時代は、情報を収集することより、信憑性の高い情報をどう抜き出すか。

是非、情報の精度にこだわった就活を実現させてください。