どうも!就活塾「内定ラボ」の岡島です!

最近では、既に21卒や22卒向けの方の就活イベントも始まってきています。もういくつか就活イベントに行ってみた、もしくは行く予定をしているという方もいらっしゃるのではないでしょうか。

21卒でも例年通り就活解禁時期はあるものの、早期化することは間違いなく、いかに早く就活を意識した行動に取り掛かるかということが重要になってきます。周りが動き出したことに気がついてから動き始める…のでは遅いのです。周りが動き始めるタイミングで、同時に動き始めることが重要です。

では、今回は21卒の就活の進め方について、具体的にいつまでに何をやったらいいのか…、企業の選考はいつからはじまるのか…などの傾向を解説していきます。

就活の解禁時期に関するルールとは

すでにご存知だとは思いますが、リクナビやマイナビなど大手ナビサイトは、大学3年の6月にインターンシップのエントリー開始、大学3年の3月に本エントリー開始というスケジュールで統一されていますよね。これは、20卒まで経団連が就活開始時期に関するルールを作っていたのでこうなっていたわけです。

21卒からは、経団連は就活開始時期に直接関与しなくなりましたが、学業への影響や混乱を防ぐという意図からも、政府と大学がそのルールを踏襲したため、表面上はいままでと同じスケジュールとなり、それをリクナビやマイナビも守っているというだけのことなのです。

では、21卒もこのスケジュールに沿って就活を進めていけば良いのかというと、必ずしもそういうわけではありません。現に、このスケジュールには強制力があるわけではないので、一部の企業では、時期に縛られずに選考を行っているというのが現状です。企業によっては、優秀な12年生に内定を出すということも今後は出てくる可能性もあります。

そうなってくると、今までのように、アルバイトやサークル活動ばかりに時間を費やす大学12年を過ごしていると、気がつくと周りから取り残されてしまう可能性だって出てくるかもしれません。つまり、今までよりも圧倒的に早い時期から就活を意識した学生生活を送る必要が出てくるということです。

“参考”
2021年卒は、情報収集力が最重要!就活解禁は企業で異なる時代へ

いつまでに何をすべきか

では、いつまでに何をしたら良いのかという疑問も湧いてくると思いますが、これは目指す業界や企業によって変わってきます。

例えば、外資系の企業であれば、大学3年の秋に選考が行われているのは皆さんもご存知だと思いますが、業界や企業によって異なります。ただ、一般的に言えるのは、夏のインターンシップに参加するために、大学3年の5月までには、インターンシップを受ける企業や業界を調べておくことは必要なことです。

近年、インターンシップを実施する企業が増えたことやインターンシップに応募する学生が増えたことにより、インターンシップ選考の通過率はかなり下がってきていますので、人気企業のインターンシップ選考に通過するには、しっかりとした準備が必要です。

また、夏のインターンシップで学生を振るいにかけて、採りたい学生には水面下でコンタクトを取る企業も実際に多いです。つまり、インターンシップに参加して企業側から高評価を受けることができれば、内定にぐっと近づくというわけです。

まずは、大学3年の夏のインターンシップについての対策が必要だということは間違いありません。OB訪問や座談会的なものは秋に行われることが多いので、それはまた別の機会に触れることにします。

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企業の選考開始時期は

就活生の皆さんは、大学3年の夏のインターンシップ対策をまず最優先でするべきだということをお伝えしましたが、企業側の学生選考はいつから始まっているかというと、同じく大学3年のインターンシップからが多いというのが現状です。

多くの大手企業の採用方法は、おおまかにインターンシップ経由、リファラル、一般選考の併用型が多くなっています。就活生の皆さんが就活開始だと思っている大学3年の3月には、大手企業ではすでに、それまでのインターンシップやリファラルで、ある程度、内定を出すべき人の母集団は作られていると思っておいた方が良いでしょう。

とは言うものの、3月の解禁後に初めてエントリーをして一般選考で受験する人は内定が取れないかというと、そういうわけではありません。優秀な学生のなかには、そこからでも内定を勝ち取ることはできるでしょう。ですが、すでに内定を出そうと思っている学生を何人も抱えている企業の中に飛び込み、内定を勝ち取るということになりますので、難易度はかなり高くなるというのは言うまでもありません。

つまり、面接解禁や内定が出るのは大学4年の61日以降だとしても、就活解禁前の2月までで誰に内定を出すかどうかは、企業側の中である程度決まっているということになります。それが就活生に情報として届かないので、就活解禁日から必死でやれば大手からも内定がもらえるという誤解が生じてしまうのです。

今後、大手企業に限らず、すべての企業の採用活動はこのような動きがさらに加速してくることは間違いないと思われます。大学生、特にこれから就活をしようとしている学生さんは、こまめな情報収集をしていかなければなりません。

大学1年から就活を意識した行動を取るべき

では、実際にいつから就活を始めたら良いのかというと、大手企業や人気企業を目指すのであれば、大学2年のうちから積極的に就活の行動量を増やしていく必要があります。ただ情報収集をするというだけではなく、実際に行動することが大切なのです。

さらに今後は、大学2年や1年のうちからインターンシップに行くことが主流になってくることでしょう。そして、今まで以上に、インターンシップで高評価を受けた学生と、就活解禁日から就活を始めた学生とでは、内定獲得の難易度が全く変わってくるということは言うまでもありません。

でも実際のところ、大学2年というと、大学の単位を取るために毎日大学に通わないといけないですし、アルバイトやサークル活動においても最も忙しい時期ですよね。そんな中で、就活のための時間を作るということはなかなか難しいことだと思います。とはいえ、たとえば、移動中の電車の中でスマホを使って就活の情報を得たり、サークルやアルバイトを通して就活に役立つような経験値をたくさんつけたりすることは出来ますよね。

つまり、普段の何気ない生活のなかでも、細かいところでも、一つ一つ就活を意識して行動することで、他の学生と差を付けることは可能なわけなのです。そしてその経験値こそが、その後の就活に大いに役立ってくるのです。

また、最近では、いろんなところで大学12年向けのインターンや就活イベントも開催されていますので、この機会に時間を作って参加してみるのも良いでしょう。大切なのはもちろん、就活の行動量だということは言うまでもありませんが、就活を意識するということも、非常に重要なことなのです。意識する回数が多ければ多いほど、行動量も確実に多くなってくることでしょう。ギリギリになってから焦ることのないよう、今のうちから少しずつでいいので就活を意識して行動することを心がけましょう。

まとめ

・今までよりも早い時期に内定を出す企業は必ず出てくる!

・大学3年の夏のインターンシップに向けた情報収集と対策が必要。

・大学3年のインターンシップで、すでに企業の選考は始まっている!

・大学1年のうちから就活を意識して行動すべし!

あなたの大切なファーストキャリアを成功させるためにも、大学1年の早い段階から就活を意識した行動を心がけましょう。