どうも!就活塾「内定ラボ」の岡島です!

「就活ルール」という言葉をニュースなどで聞いたという就活生も多いかと思います。

そもそも就活ルールって何?という学生も多いと思いますので、簡単に説明しますと、

経団連(日本経済団体連合会)が企業に、採用活動を始める時期を大学3年の3月、面接開始日を大学4年の6月と定めて加盟企業にルールを守ってねといった指針のことです。そして、今回そのルールが廃止されるということでニュースになっている訳です。

そもそも、日本以外で新卒の一括採用における就活ルールを決めている国はありませんし、この経団連が決めた就活ルールはとっくに形骸化している、というのが現状といえます。というのも、文部科学省の2018度「就職・採用活動に関する調査」によると、6月以前に選考活動を開始した企業は62.4%だそうです。つまり、実に6割以上の企業が「解禁破り」をしているということになるのです。

以上のことなどを理由に、経団連が就活ルールの廃止を決定したということですね。

では、就活ルールが廃止になることに伴う、就活生の取るべき対策について解説していきます。

20卒は現行通り 但し例外もあり

多くの就活生は、大学3年生の3月から就活が始まることを想定して対策をしていると思います。

学校の授業やセミナー、リクナビやマイナビといったナビサイトもその時期に合わせたスケジュールになっているため、皆さんがそう思うのも当然のことだと思います。

実際2020年卒の学生までは、このスケジュールで実施されることが決まっています。

しかし、現実はと言うと・・・このルールを守っている企業は経団連に加盟している企業のみです。(加盟している企業のなかにも例外はありますが・・・)

例えば、外資系の企業は大学3年の秋には選考が始まって内定が出ますし、一部のマスコミ業界の企業においても秋から選考が始まり年内か年明けには内定が出るという流れになっています。

また、夏のインターンシップで実質選考をして、優秀な学生を水面下で選考に案内している企業もたくさんあります。

つまり、皆さんが就活解禁日だと思っている日の何カ月も前に、既に内定を獲得して就活を終えている学生がいるのが事実だということです。

このような学生は、情報収集力が優れています。(自発的か受動的かは別としてですが…)

就活において、志望企業から内定を獲得する為には、企業理解や業界研究などももちろん大切ですが、情報収集で負けないようにすることも、同じぐらい大切なのです。

21卒の予測

では、2021年卒の学生はどうなるのでしょうか?

間違いなく、就活の開始時期は早まります。なぜここまで断言できるのかというと・・・、東京オリンピックがあるからです。

経団連のルールが仮にあったとしたら、2021年卒の学生が就活をするのは2020年の春からということになります。しかし、首都圏ではすでに説明会の会場は取れませんし、ホテルが満室になってしまっているなど、オリンピックの影響で2020年の6月に選考することは不可能な状況となっています。

逆に、オリンピックが終わった9月以降から選考を始めるということは考えにくいので、4月か5月には大手も含めて選考が行われると考えるのが自然です。

こういった状況を考えると、就活対策を前倒しでおこなう必要が出てきます。ですので、情報収集のためのアンテナを常に張っておき、情報収集力でもライバルに負けないようにすることが必要不可欠です。

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そもそも就活ルールがなくなるとどうなるか

そもそも就活ルールが全くなくなれば、企業もいつ採用活動をはじめても良いわけです。もしかしたら、大学入学直後から就活をして内定を取りまくる内定コレクターみたいな学生も出てくるかもしれません。

大学1年生が終わるころには内定10社もある・・・みたいな。

また、いつでもどこかの企業の選考が開催されているので、そこで場慣れをして志望企業の選考に挑むという学生も当然いるでしょう。

時期が早まることは、学生にとっても企業にとっても今より大変になることは間違いありませんが、逆にライバル学生と差をつけやすくなるという側面もあります

それは大学1年生、2年生の段階での学生生活の送り方が重要だということです。

この時期にESに書き込める経験値をつけ、3年生になったらそれをESに落とし込み、面接での表現力を磨いていくといったイメージで就活に取り組んでいくことが、学生生活と就活を両立した最も効率的なやり方だと思います。

選考の時期が変わっても、大手企業や人気企業の採用基準が変わることはないと思った方が良いです。逆に、早めにいろいろな企業の選考を受けて、場慣れをした学生が増えて難易度が高まる可能性の方が高いでしょう。

そうなるとやはり1年生、2年生の時の過ごし方がポイントとなります。

通年採用でも企業の採用基準は変わらない

志望企業から内定を獲得する為に対策すべきことに、時期は一切関係ありません。あえて挙げるとすれば、情報収集力です。GDやES、面接対策といった選考の中身の対策は、基本的には同じです。

だからこそ、情報で負けないようにして志望企業のエントリー時期をしっかりと確認すること、そしてその日から逆算して対策をしていくことが重要だということです。

就活ルールがある現状では上記で述べた例外を除けば、大学3年生の3月から逆算して対策をしていけば良いのですが、就活ルールがなくなると逆算するべき基準日が皆さんの志望企業の選考開始日となるわけですね。

つまり、全員が同じ動きをする時代から個々で動いていく時代へと変わります。

日本人は集団で動くことが好きだという国民性がありますが、これからは時代とともに変化していくことが求められます。

冒頭でも述べましたが、そもそも新卒の一括採用をしているのは日本だけです。他の国では通年採用が主流です。日本でも下記の企業は通年採用を実施しています。

株式会社ファーストリテイリング、楽天株式会社 、ソフトバンク株式会社 、ヤフー株式会社、株式会社ディー・エヌ・エー(DeNA)、株式会社リクルートライフスタイル、ネスレ日本株式会社、アーサー・ディ・リトル・ジャパン株式会社 (ADLジャパン)、株式会社メルカリなどです。

これはごく一部ですが、メガベンチャーやベンチャー企業では既に人気企業でも通年採用が実施されています。

就活で不安を抱きながら学生生活を送るよりも、充実した学生生活を送りながら効率的に志望企業から内定をもらえるように、サポートしてくれる人を早めに見つけておくことも大切です。

まとめ

・就活ルールは経団連の指針。実際に守っている企業は少なく形骸化している

・2021年卒の選考はオリンピックの影響で確実に早まる

・大学1年・2年の過ごし方が大切

・就活ルールがなくなる事でライバルに差をつけやすくなる

何度も言いますが、これからの就活は、情報収集が最も重要だと言えるでしょう。

常にアンテナを張り巡らし、今、自分が何をすべきなのか、いつどのように動くべきなのか、そして、自分の志望業界、さらには志望企業の動向を常に把握しておくことが求められます。

他のライバル学生とは違う、自分のやり方をいち早く見出し、それを実践しながら就活を乗り切って初めて、満足のいく企業からの内定を勝ち取ることができるでしょう。