どうも!就活塾「内定ラボ」の岡島です!
就活生のほとんどの方が、リクナビやマイナビなどのナビサイトに登録していることでしょう。まだ登録していないという就活生は、少し焦った方がいいかもしれません。今や、いざ就活しよう!と意気込む学生がまずやることは、とりあえずナビサイトに登録してみることだといえるのではないでしょうか。就活生のほとんどが利用している、それらナビサイトの情報を、企業側はどこまで見ることができるのでしょうか?一度は疑問に思ったことがある方も少なくないはずです。
では、ナビサイトに登録する際に注意すべき点をまとめてみました。
企業側から見られる学生情報とは
リクナビやマイナビで、皆さんが登録した情報の基礎プロフィールは、ほぼ全て企業側も見ることが出来ます。ここでいう基礎プロフィールとは氏名や現住所、帰省先住所、大学名、学部、学科などの情報です。
ただ、これらの情報の詳細を見ることが出来るのはエントリーした企業のみです。逆に言うと、エントリーしていない企業からは、皆さんが登録した基礎プロフィールを見ることはできません。ただし、インターンに参加してみたいからプレエントリーしたとか、企業説明会の予約を取りたいから本エントリーをしたという方に関しては、この基礎プロフィールはすべて企業側に公開されます。
登録するうえで注意したい点は…
基礎プロフィールは企業に知られても特に問題ないですよね…。
登録するうえで注意したいのは、志望業界と自己PRです。基礎プロフィールに加えて、この情報も企業側に伝わります。特に人気企業では志望業界の中に自社の業界が入っていないとか、自己PRが簡潔過ぎてマイナス評価になる場合もありますので、「私もそうかも!」と思った方は早めに修正しておくと良いでしょう。
自己PRは、長く書けば書くほど良いというわけではないんですが、1行や2行で終わってしまっている人は200文字から300文字くらいで書き直しておいた方が良いでしょう。
また就活解禁時期になったら、ある程度、志望業界を絞っておくと良いでしょう。なかには大学3年生の夏に登録したままの状態になっている人も多いと思いますので、就活解禁前に登録されている情報を見直し、最新情報に更新しておくことで精度が高まります。
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インターンの参加記録やキャンセル記録も残る
ナビサイトでインターンや企業説明会の予約、キャンセルをする学生も多いと思います。その履歴も企業側には見えているのです。一部の企業では、インターンの参加回数=熱意と捉えることもあるため、志望企業が決まっている方はインターンにはなるべく参加するようにした方が良いでしょう。
企業側から見て一番印象が良くないのが、予約とキャンセルを繰り返している学生です。そのような学生は、企業側からすると計画性がない学生と判断されることが多いというわけです。これは就活に限ったことではないですが、たとえば、遊ぶ約束をしていたのに、よくドタキャンしたり日にちを変更してほしいと言ってくる友人が周りにいたりしませんか?そういう友人がいるという方は、企業側の、印象が良くないという気持ちをおわかりいただけるのではないでしょうか。
志望度が高くない企業であればたいして問題ないのですが、ある程度志望度が高い企業に対しては、こういった何気ないところが実際の選考で不利に働いたり、面接でその理由を聞かれたりすることもありますので、予約を変更やキャンセルしてしまった場合の、人事が納得する理由を考えておく必要があります。
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スカウト待ちの学生には…
最近では、自分から企業を探して積極的にエントリーをするというよりも、企業からのスカウトを待っているという待ちの学生も増えたように感じます。つまり、エントリーはまだしていない企業からスカウトを受けるという場合です。エントリーをしていないので、その企業は基礎プロフィールのすべてを見ることは出来ませんが、皆さんが登録したニックネームや自己PR、大学、学部、学科は見ることが出来ます。
ここで一番注意が必要なのは、ニックネームです。就活にふさわしくないニックネームを付けている人にはスカウトはまず送りません。あくまで就活のナビサイトですので、遊び心は封印しましょう。苗字だけとか名前だけというのが一番良いと思います。もちろんフルネームでもOKです。
また、スカウトを送る際はある程度、条件を絞ってそこに該当する人の一覧に一括でスカウト発信をする企業が多いのが実情です。たとえば、食品業界が志望企業に入っていて、大学ランクがMARCH以上の学生でTOEIC750点以上の学生で検索をして、自己PRなどをみて良いなと思った学生にチェックを入れて定型文で一括送信をするといった感じです。
スカウトが来た=ほぼ内定と勘違いしている学生も多いのですが、企業は意外とざっくりとした検索条件に該当した学生にスカウトを送っていることが多いので、ナビサイトでスカウトが来たからと言って一喜一憂するのはやめておきましょう。
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ナビサイトを利用する際に注意したいこと
やはり就活で大切なのは、自ら行動を起こすことです。ナビサイトに登録した情報をもう一度見直して最新バージョンにすること、スカウト待ちをするのではなく業界研究や企業研究をして自らエントリーすることが内定獲得への一番の近道です。
早めにエントリーすることで企業もナビサイトを通じて適性検査の受検を早めに案内してくれることもよくあります。リクナビだとSPI、マイナビだとイメジス、CABやGABが多いです。そしてその点数も、ナビサイト上で管理されています。
このように、学生の皆さんが登録した情報の多くは企業側も見ることが出来るし、実際に良く見ているという現状を知っておくと良いでしょう。どうしても学生視点ですと、企業の情報を知りたいからナビサイトに登録するという視点になりがちですが、登録した情報が企業側にもそのまま見られているという視点も持つようにして登録することをお勧めします。
皆さんがどの企業にエントリーをしているとか、どの企業のインターンに行ったかまでは見ることは出来ませんが、登録情報の精度を上げてから、その上で気になる企業にエントリーするようにしていきましょう。
まとめ
・基礎プロフィールは、ほぼ全て企業側も見ることができる
・志望業界と自己PRは特に気を付ける
・企業説明会やインターンなど、予約とキャンセルを繰り返すと印象が悪い
・就活にふさわしくないニックネームは避けるべし!
・登録した情報は常に最新バージョンであること
繰り返しになりますが、ナビサイトの登録情報を常に最新バージョンにしておくこと、かつ、全ての項目の内容を精査してきっちりと精度の高いものにしておくことが、内定獲得への近道になるということは間違いありません。
企業の情報が欲しいからとりあえず適当に登録してみるというのではなく、企業に見られても問題ない情報をしっかりと記載しておくことを強くおススメします。