どうも!就活塾「内定ラボ」の岡島です!

就活で企業選びをしていると気になる「ブラック企業」という言葉。学生と話していても「あの会社はブラックなんですか?」「ブラック企業には入社したくありません」などと、耳に入ることが増えてきました。

自分が選考を受けようと思っている企業を「ブラック企業 ●●株式会社」と検索窓に入れて調べて、情報がずらっと出てくると不安になってしまう…そんな学生も少なくないようです。

そこで「ブラック企業」とはなんなのか、そして就活生が気になる「ブラック企業の見分け方」を、数百社という単位で企業の採用活動をサポートしてきた自身の経験も踏まえて、解説していきます。

 

実際に社会人として働いたことがない学生のブラック企業のイメージ

ブラック企業と聞くと、あなたはどんなイメージを持ちますか?おそらくネガティブな印象しか出てこないと思います。もちろんそのイメージが間違っているとは言えないわけですが、実際に社会人として働いたことのない学生にとって、ブラック企業と聞くだけで「嫌だ」と拒絶反応がでるのではないでしょうか。

まずは、「ブラック企業」と呼ばれている企業の実態はどうなっているのかを理解するところから始めましょう。一般的にブラック企業と呼ばれる会社の書き込みなどを冷静に分析すると、いくつかブラック企業と呼ばれる傾向というものがあることに気付きます。

「勤務時間が長い」「給与が安い」「求人内容と実態が伴ってない」「ノルマが厳しい」「離職率が高い」「社長がワンマン」など、このあたりがブラックの根拠になっていることが多いようです。

ですがその一方で、前述した一般的なブラック企業の傾向に合致しているものの、ブラック企業と呼ばれていない企業もたくさんあるのも事実なのです。

では、ブラック企業と呼ばれる企業とそうでない企業の違いとは、何なのでしょうか。(企業研究に苦手意識がある方は以下の記事を見てから続きを読むとより効率的でしょう)

“参考”
就活塾で学ぶ大手内定100の方法 「業界研究編」の記事一覧

“参考”
就活塾で学ぶ大手内定100の方法 「企業研究編」の記事一覧

 

「やりがい<不満」という図式になっているかどうか

全ての企業を一般論でまとめるのはとても無理な話なわけですが、「営利組織」である以上企業は、目標と言うのを掲げているわけです。それが売上目標であったり、利益目標であったり。

その過程の中で、少なからずどの企業でも働いていく中で大小さまざまな「不満」というものが、生まれてきます。その不満に思っていることと、仕事を通して自分が感じることができる「やりがい」を天秤にかけた時に、不満の方が大きいと感じる社員が多い企業、それがブラック企業と言われているようです。

つまり、全体がブラックだということではなく、部分的にブラックなところを持っている…そういった企業をすべてくくって「ブラック企業」と呼んでいる、というのが実態でしょう。

ですから、95%の社員は「やりがい>不満」で働いているけれども、残りの5%の社員が「やりがい<不満」であるといった状態でもブラックという噂は立ちますし、その逆もひとくくりで「ブラック企業」とされています。

ということは就活をする上で、「ブラックらしいから、選考を受けない」というのはあまりにも判断としては、浅すぎる判断と言わざるを得ないということです。ブラックと噂が立っているけれども、あなたにとっては「やりがい>不満」になる企業なんて、たくさんあるわけです。

給料が安くても…勤務時間が長くても…不満が無いという状態はよくある

一般論的にブラックと言われる傾向になる低い給与、長時間労働でも不満が少ない業界というのがあります。具体的に書くと角がたつのであえてここでは書きませんが、その多くは「憧れの職業」として人気の職種だったります。

つまり、条件よりも「やりがい」を選択しようと思っている人は、案外始めの見習い期間は相当厳しい環境で仕事をしていたりするものなのです。ですが働いている本人からすれば、それは「将来のなりたい自分」にとって、必要不可欠なことだと思っているわけで、不満は多少感じますが、やりがいを超えてしまうほどの大きな不満にならないというわけです。

ですから、まず「ブラック企業を見分ける方法」を身に付けるために、その基準になる「自分が仕事でやりがいを最も感じられるポイント」「将来自分はどんな目標・夢を描くのか」をしっかりと整理しておかないと、正しい判断ができないということです。

“参考”
就活で聞かれる「あなたの将来の夢は何か」の質問攻略

 

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仕事に「やりがい」を求めない人ほど、ブラック企業と感じることが多い

先程もお伝えした通り、企業が企業である以上、ブラックっぽい部分というのはあるものです。企業の話になるとイメージがつきづらいと思いますので、企業を人と置き換えて考えてみてもいいかもしれません。

人間、1000人に1000人、完璧に好かれる人って少ないと思いませんか。もちろん絶対にいないとは言い切れませんが、どんなに自分が好きだ!と思っている有名人でも、アンチな人って必ずいます。

ですから、「基本的に企業にはブラックな部分は少なからずあるものだ」と考えるのが、ごく自然と言えます。

こんなことを書くと「岡島さんは、ブラック企業肯定派なんですね」なんて言われてしますかもしれませんが、数百社という会社の採用を見てきた私としては、どんなに評判がいい会社であっても「完璧にいいことばかり」の会社なんてほぼ存在しません。これが“社会のリアル”ってやつだとも思っています。

評判のいい企業はそのブランドイメージを維持するために、そこには大変な努力や苦悩だってあるんですよ。そこに長時間労働を強いられることだってあれば、不条理な経営判断だって、あるわけです。

私からすれば…ブラック要素完全ゼロの会社に入ろうとするということは…

「きっと私のお婿さんは白馬に乗った王子様で、いつも私にやさしく接してくれるの」と言ってるのと大差がないとすら思います。厳しいように聞こえるかもしれませんが…。

就職活動は人生を決めるうえで大切な活動です。それは紛れもない事実ですが、現実100%無視の理想論だけでどうこうなる話ではありません。大切なのは、これからあなたが出ていく社会というものを、リアルに理解できる力を身に付けなければなりません。

仕事は仕事、やりがいを感じることはプライベートで。

そういった考え方を否定するわけではありませんが、社会人として長い人で40年以上仕事をするわけですから、是非「仕事の中に自分のやりがいを見つける」ということを妥協せずに探してください。

これがないと、どんな企業に入っても不満を見つけては「ブラック企業だ」と言いながら、働くことになってしまうかもしれません。自分のやりたいことと、企業が求めていること…このバランスが重要です。以下に参考記事を載せているので、読んでみてください。

“参考”
会社ごとに“通過する志望動機”を作るための3つのポイント

 

就活生が知っておきたい、ブラック企業の見分け方

さて、仕事にやりがいを明確に持ち企業選びをすると結果的にブラック企業に入社する確率を下げることが分かったと思います。とはいえ、ブラックの要素が高すぎる会社が世の中にあるのも、また事実です。

そういった企業は、新卒で入るべき企業ではないと思いますので、そちらの見極め方を書いておきますので、是非参考にしてみてください。

箇条書きでズラズラっと書き出してもいいのですが、数があっても逆に使いこなせないと意味がありませんので、情報として精度が高いものを抜粋して解説します。ポイントになるのは…

【 離職率 】【 求人出稿回数 】

この2つをチェックすることで、ある程度はブラック度が高いかどうかは判断できるはずです。

まず離職率について。これは離職率が高い=ブラックという単純なものではなくて、離職率が高い理由が、見つけられるかどうかにこだわって情報収集してみてください。

つまり、離職率が高い理由にポジティブな要素がある場合、例えば「短期間で力を付けて起業する人が多い」とか「キャリアアップのために転職する人が多い」などは、該当しません。離職率が高い理由にポジティブな要素が一つも見当たらない時は注意が必要でしょう。

そして二つ目。求人出稿回数ですね。これは転職サイトを見る必要があるわけですが、離職が激しい企業は常に求人広告を出し続けている傾向があります。この場合も「売上が急激に伸びている」「新規事業がどんどん立ち上がっている」などのポジティブ要因なのか、そうではないのかの見極めが重要です。

紹介した【 離職率 】【 求人出稿回数 】の要素を確認の上、OB訪問などで直接社員に話しを聞くことでさらに情報の精度が上がってくるでしょう。

“参考”
就活で差をつけるための効率的なOB訪問の方法

“参考”
就活を成功させるにはOB訪問をする時期を間違ってはいけない

“参考”
企業説明会の質問で差をつけるための3つのポイント

まとめ

・ 企業である以上、ブラックな部分と言うのは少なからず持っているもの

・ 「やりがい>不満」の企業を選択することがブラック企業回避の王道

・ だからこそ、仕事にやりがいを持つべきである

・ 就活生は仕事に理想ばかり追ってはいけない。現実を見る必要がある。

・ 離職率、求人回数の情報は、見分けるポイントして信憑性が高い

火の無いところに煙はたたない。

しっかり自分のやりがいを整理して、自分に合った企業選びをしましょう。