どうも!就活塾「内定ラボ」の岡島です!

ここ近年、全国の優秀な学生を採用したい企業が中心になって、WEBを活用した説明会や面接が徐々に増えてきています。具体的にはユーストリームやスカイプを使ったものですね。

とはいえ「企業説明会は足を運んで直接見たい」という学生も多いと思います。ですが、限られた時間の中で効率的に就活をしていくことを考えると、やはりこのWEB説明会は有効に活用すべきでしょう。

どうやったらうまく活用できるのか、そして直接足を運んだ方がいい説明会とはどんなものなのかについて、具体的に解説していきたいと思います。

WEB説明会は積極的に活用する価値がある

時間の有効活用だけではありません。WEBセミナーは当然移動時間もなければ、待ち時間もありません。セミナーの内容自体も、直接足を運んで聞くものと違いはほとんどありません。

内定ラボでも、無料の就活セミナーをWEBで公開していますが、しっかりと最後まで見てくれている方が大半で、中には丁寧にお礼のメールまで送ってくれる就活生がいるくらいです。

移動時間だけで、1社から2社の説明会を自宅で見れてしまいます。これは活用しない手はありません。

また、WEBセミナーの使い方として現状自分が“興味のない業界”に視野を広げるといった場合はとても便利に感じると思います。わざわざ遠くまで行って話を聞くだけのテンションまで上がらないが、自宅で聞けるならちょっと覗いてみようかな…ということができますよね。

そしてそのセミナーがきっかけで、興味の幅が広がればそれは大収穫と言えるでしょう。

“参考”
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“新しいことへの積極的に取り組む企業なのかどうか”も確認することができる

常に新しいものを積極的に取り入れていく企業で働きたいと思う就活生は多いと思います。WEB説明会ではそうした社風を感じることもできるでしょう。

近年増えてきたといってもまだまだ中心はIT企業かもしくは、ITに強い人事がいる企業が中心に展開しているものが大半です。ですが今説明した企業以外でも、WEB説明会を導入しているところもあります。

そういった企業は、とにかく新しいことに積極的にチャレンジしてみよう!という社風がある可能性が高いと言えます。フェイスブックが日本に上陸した時もそうでしたが、すぐに企業のフェイスブックページを立ち上げたところは、多くの「いいね!」を獲得して、ファンとうまく交流をとれていたりします。

新しいことに常に敏感な企業…そうした企業が多いのもWEB説明会を開催している企業の共通点と言えます。

WEB説明会の上手な活用方法

一番効果があるのは、先程少し触れた「知らない業界を知る」と言うことでしょう。業界研究が苦手な方、また自分の行きたい業界が決まらず困っている方には、特におすすめです。

説明会では、業界のこと、企業のことをかなり丁寧に噛み砕いて説明してくれます。業界研究が苦手な人からするとそういった丁寧な説明を受けることで、自分の興味関心が持てる企業と巡り合えるかもしません。

また、ある程度業界を絞れている学生でも、他業界を見ることで「今までの自分では気づけなかった、他業界のおもしろさややりがい」に気付けるようになるでしょう。

わざわざ移動に往復3時間かけて1時間の説明会を受けに行くとなると、気分が乗らないかもしれませんが、すぐに視聴できるのであれば、価値を感じることができるはずです。

そして、あと活用できる方法としては、自分が志望する業界の企業を、一気にWEBセミナーで見比べるということです。同業他社を比較してみるということですね。

これをすることで、何が違うのか、どの企業が自分に合いそうかなど、感覚的にわかるようになることでしょう。

“参考”
一番効率のいい業界分析・業界研究の5つのやり方

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見落としてはいけない企業研究の視点

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とはいえ、説明会マニアになってはいけない

注意してほしいことは一つだけ。便利なWEBセミナーですが、WEBに限らず説明会は一部の業界を除いては、参加したからといって選考上、有利になることはほとんどありません。

合同説明会には目的を持って参加しないと意味がない」でも詳しく書いていますが、「業界をもっと広げよう」「同業他社と比較してみよう」などといった明確な目的がない限り、ただ参加するだけでは本当にただの時間の無駄になるのが企業説明会の実態です。

説明会に行くことで就活をしている気分になるのもたまにはいいですが、「説明会の参加と内定獲得」には直接の因果関係はありません。説明会に全くいかなくても、自分で情報収集できる人は、大手から内定をもらっています。

大事なのは「参加すること」ではなく、説明会で何を質問し、どういった情報を主体的に集めていくかです。WEBセミナーでは難しいですが、必ず「説明会参加=事前に質問を作っていく」癖をつけると、情報収集の精度が上がってくることでしょう。

“参考”
企業説明会の質問で差をつけるための3つのポイント

“参考”
就職活動は情報戦!一番効率的な就活情報の収集方法とは?

一部の業界では、絶対に会社説明会に参加しなければならない

説明会必須業界は、金融業界です。

特に銀行を志望している学生は、説明会は「回数をこなす」ようにしてください。というのは、ほとんどの業界では説明会の参加回数などを選考の評価に結びつけていることはないのですが、数字ですべてを管理する金融業界(特に銀行)は、説明会の参加・不参加だけでなく、回数までしっかりチェックしています。

またその回数が少ないことが原因で、選考で落とされてしまうということが普通にあります。業界では当たり前ですが、なかなか就活生は知らない情報のようです。

説明会は行くべき目的がはっきりしているものは行く。それ以外は行かなくてもいいのであればいかない。WEBで視聴ができるなら空いた時間に見てみる…。

そうすることで効率を上げて、本来説明会で使わなければいけなかった時間を、内定に直結する動き(ES対策、GD対策、面接練習)などに充てていくことを、常に考えていきましょう。

“参考”
就活塾で学ぶ大手内定100の方法 「ES編」の記事一覧

“参考”
就活塾で学ぶ大手内定100の方法 「GD編」の記事一覧

“参考”
就活塾で学ぶ大手内定100の方法 「面接編」の記事一覧

まとめ

・ WEB説明会は、時間効率が非常にいい

・ 新しいものをすぐに試す社風があるかどうかもわかる

・ 業界研究に抵抗感のある学生は、WEBセミナーは有効な解決方法のひとつ

・ とはいえ、説明会に参加することが就活ではないことを忘れてはいけない

・ 金融業界(特に銀行)は、説明会の参加回数まで選考に影響してくる

WEBによる説明会や面接が普及してきたことによって、就活の地域格差が縮まってきていることは、個人的にもうれしいと思っています。

全国の就活生をサポートしていますが、やはり遠方ということで情報格差を不安に思う学生が多いです。就活において情報は、成果を出すために必要不可欠なものです。

金融業界では説明会の参加回数まで評価対象なのだということを、知っている学生と知らない学生がいた場合、その情報を知らないだけで、選考からもれてしまうわけです。

一見不条理に思えるかもしれませんが、これが就活は情報戦だと言われる所以でしょう。是非、情報の収集には敏感になってほしいと思います。