どうも!就活塾「内定ラボ」の岡島です!

就活生が疑問に思うことに「OB訪問はいつからやったほうがいいのか」というものがあります。結論から言えば、なるべく早くからやるに越したことはないという回答になるわけですが、この時期が大切です。

OB訪問は就活をする上で、本当に多くのことを学べる貴重な機会です。就活生の約4割がやっていると言われるOB訪問ですが、開始時期までこだわっている学生は少数派と言えます。

今回は、就活を成功させるためにはOB訪問も戦略的に取り組んでいくべきだという話をしていきたいと思います。

OB訪問にも、当然ですがピークというものがある

なるべく早くから取り組んでほしいOB訪問ですが、何故私が早く取り組んでほしいと思っているかと言うと、早く開始することでメリットがあるからです。

それと同時にOB訪問の開始が遅くなるとデメリットがあるからです。では、まず開始するタイミングが遅い場合のデメリットについてまとめていきます。

まず頭に入れておいてほしいのは、OB訪問にもピークと言うものが存在するということです。具体的に言えば、選考が本格化する4月~5月がOB訪問のピーク(就活解禁が3月の場合)となります。

つまり、OBに就活生が群がるような形になります。そうなると話を聞きたい人を見つけることが出来ても、スケジュール調整がうまくいかなかったり、さらにOB訪問のピークが就活のピークと重なることから、自分自身が時間を割くことが難しくなったりと、悪いスパイラルに陥りがちです。

せっかく時間を割いてくれたOBに、選考が急遽入ってしまい行くことができません。なんてことを言い出す就活生も少なくないように思います。

「OB訪問が必要になったらしよう」というスタンスだと、肝心な必要になった時に全く時間を割いてくれるOBを探し出すことが出来ず、結果的にろくにOB訪問が出来ず、希望企業の最終面接でお祈りされる…なんてことは、よくある話です。

ピークを外すことで、十分なくらいOB訪問をすることができるはずです。人よりもちょっと早く動くことが、どれだけのメリットを生み出すか…真剣に考えてほしいと思います。

ピークより前にOB訪問をすることで、大きなメリットがある

先程もお伝えした通り、ピークを外すとOBとコンタクトが取れやすく、かなりの数のOB訪問をこなすことができるようになります。メリットはこれだけではありません。

ピークを外すことで、「ピーク時よりも丁寧に対応してくれる」可能性が高くなります。

これはどういうことかというと、あなたにも経験があるのではないでしょうか。1回目・2回目のOB訪問の依頼は、喜んで受けてくれますが、OBも暇ではありませんから、これが5回目・10回目ともなると、断ろうかなと考えるOBが増えてくることが予想されます。

つまり、1回目・2回目は、OB自身も就活生と話をすること自体を楽しんで受けることができますが、それ以上の数になってくると自分の時間を削って就活生と会うわけですから、だんだんテンションが下がってくることは簡単に想像がつくと思います。

きっとあなたも、はじめての経験は楽しくできるけれども、その業務を繰り返すうちに興味関心が薄れてくるという経験があると思います。それと同じことがOB訪問でも起こります。

だからこそ、なるべく早くOB訪問をすることで貴重な話が聞けたり、予想以上にOBが話をしてくれたりといったメリットを享受することができるというわけです。

人よりちょっと先に動く、人とちょっとだけ違うことをすることで、就活と言うのは大きなメリットを得ることができるのです。

“参考”
複数内定をもらえる就活生のシンプルな思考回路

OB訪問を継続してやっている学生に勝つのは難しい

早い時期からOB訪問はやるべきなのですが、本当に早い学生は大学1年生の時からやっています。特に多いのは総合商社や大手広告会社などですが、やっている人はやっているというわけです。

そういった学生と一緒になって選考を戦っていかなければなりません。内定という数の限られたものを取り合わないといけないわけです。

面接が進めば、大手企業ともなれば「OB訪問は何人くらいしましたか?」と聞かれることもあります。そうした時に「これから予定しています」と言う学生と「大学1年生の夏から初めて、先月で100名の社員さんにお会いしました」といった学生…どちらの志望度が高いかと言われれば、一目瞭然ですね。

100名の社員に会うなんて…そんな学生が世の中にいるんですか?とたまに聞かれますが、毎年必ずいるものです。圧倒的にOB訪問に時間をかけて、こだわる学生が必ずいます。

何故彼らはそこにこだわるのか。それは過去の実績から考えて、OB訪問をとことん極めるとかなり高い確率で、内定が取れることを先輩やOBから聞いて、知っているのでしょう。

だからこそ、彼らはどんどん人に会い、ネットワークを広げていきます。こうした就活生とも一緒に戦っていかなければならないわけです。

もちろんOB訪問をしなくても内定は獲得できます。ですがこれが超がつくほどの大手企業に近づけば近づくほど、このOB訪問の価値と言うのは上がっていきます。

大手企業への内定にこだわるのであればやはりOB訪問は避けて通れません。是非、頭を切り替えてもらい今からでもすぐにOB訪問に取り掛かるようにしてください。

“参考”
就活で差をつけるための効率的なOB訪問の方法

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就活を成功させる理想的なOB訪問の開始時期とは

理想としては、大学1年ないし2年のうちにインターンを通してでもいいですし、ゼミの先輩でもいいですし、サークルの先輩でも構いませんが、OB訪問をはじめるということです。

社会人と触れ合うことで、より自分のやるべきことやできるであろうことが明確になっていきます。たくさんの社会人に無条件で会えるというのは就活生の特権だと思いますので、是非早めにスタートしてみてください。

そしてもうすでに就活が本格化してきていてES提出や面接に追われているという就活生は、今すぐにでもはじめるようにしてください。

「もうここまで来てしまったから…何とか自力でやりきります!」…なんて言っても全く格好よくもなければ、就活を成功させるという意味からしても、それは戦略的ではありません。

就活生の4割しかやらないわけですから、それだけで差をつけることができるわけです。やらない理由がありませんし、最終面接を通過させることは簡単なことでありません。

いよいよ1週間後に最終面接だ!と言った学生が急遽あってくれるOBを探して、まったく会うことが出来ずに撃沈している姿を毎年見るわけですが、本当にただただ「もったいないな」と思います。

もしかしたらたったの数人、ちょっとピークをずらしてOB訪問さえしていれば、企業理解力が上がって最終通過していたかもしれないのに…なんて考えると、本当にもったいないとしか思えないわけです。

是非そのようなことがないように、このブログを読んで「まだやっていない」ということであれば、すぐにでもOB訪問を実行に移してほしいと思います。

“参考”
就活塾で学ぶ大手内定100の方法 「OB・OG訪問編」の記事一覧

まとめ

・ OB訪問のピークは、就活解禁後1カ月~2ヵ月

・ ピーク時は多くの就活生が殺到して、OBを確保できないこともある

・ 早めにOB訪問すると、いいことがたくさんある

・ 人気業界では、大学1年生からOB訪問をやっている学生も少なくない

・ またOB訪問していないという就活生は、すぐに実行に移すべきである

OB訪問は大事だと認識していても、いざとなると実行できない就活生は、本当にもったいないと思います。思い立ったが吉日です。是非、すぐにでも実行に移してみてください。