どうも!就活塾「内定ラボ」の岡島です!

就職活動が解禁すると、まず行うのがプレエントリーと、今回のテーマにもなっている会社説明会が一気に始めりますね。

今回は会社説明会で「これから差を付けていくために」どんなポイントを押さえて参加したらいいのかについてまとめていきたいと思います。皆さんも大学内での就活ガイダンスや就活サイトなどが企画するセミナーなどに参加している方も多いと思います。

そこで、説明会をより有意義なものにするためのテクニックを整理していきましょう。

大前提として、「説明会=情報をもらいに行く」は危険

会社説明会に参加していると不思議な現象に陥る学生が多発します。それは「この会社…すばらしい!」「是非、入社したい!」とやたらとテンションが上がってしまう学生です。

普通に会社説明会に参加していると、この“違和感”にまったく気づかない人が多いです。今このブログを読んでいるあなたももしかしたら首をかしげているかもしれません。「企業説明会に行って、魅力的な企業を探す…普通でしょ!」って。

ですが、ここは冷静に考えてください。

企業がなぜ「企業説明会を開き、必死に何千人何万人規模で学生を集めて開催するのか」を。

それは、企業としては自分の企業にエントリーしてくれる学生(優秀層の学生)を引き込みたいという意図があるということです。だから基本的には「説明会ではいいことしか聞けない」のです。

言い換えれば“きれいなところ”しか聞けないというわけです…会社説明会というのは。いいことを聞かされて、いい気分になって、テンションが上がって、頑張ってエントリーして、書類ではじかれるほど、悲しいことはありません。

だからこそ、受け身の姿勢で説明会にいくのは危険です。危険というよりは無駄が多いです。

“参考”
就活塾で学ぶ大手内定100の方法 「企業研究編」の記事一覧

情報を確かめに行くというつもりで参加意識が、情報収集の効率向上に繋がる

先程書いたように、情報収集のつもりで参加する説明会は、満足度は高いかもしれませんが、その後の選考に役立つかと言えば、話しはまったく別問題です。理由は簡単でその企業をエントリーするであろう人が、その説明会から調達した情報をもっているからですね。

つまり、情報価値が異常に低いということです。

説明会の情報というのは。。でもそれに気付かずに、とにかくひたすら説明会に参加しつづける人がいますが、参加するのであれば、事前に準備したうえで参加し、会場で質問するくらいの意気込みが欲しいものです。

そうして準備をして参加し続けると最終的にあなたは“企業説明会”の本質に気付くはず。それは、説明会で発信されている情報のほとんどが、参加しなくてもわかる情報だということにです。

ですから、個人的にはある程度就活というものに慣れてきたら、説明会に参加しなくてもエントリーできる企業でかつ、志望度がさほど高くない企業は、説明会を飛ばしていくことで、時間効率を上げていくというもの、就活の立派な戦略となりえます。

だって、就活は時間との戦いでもありますからね。

説明会に参加するだけでも移動込みで3時間も4時間も消費する。それだったら、もっと有効に使える時間があるはずなんですよ。

ですから、説明会に行く企業は、時間効率を考えて計画をたてなければならないわけです。

あなたがエントリーできる企業数は限られている

就活は受験と違って、エントリーをするのに特別お金がかかりませんね。(写真とかもろもろ諸経費はかかると思うけど…)ですから、落ちたら新しい企業を受けていけばいいと楽観的に思っている学生も少なからずいます。

ですが真実は、一人当たりエントリーできるであろう企業数というものには、リミットがあります。通常のペースで就職活動をすると、どう頑張ってもエントリーベースで120社程度になってくると思われます。

それを面接準備をして、面接さぼらず参加して…なんてしていると、あまりにも時間がなくなってくるわけです。だからこそ、企業説明会に行かなくても、自信を持って業界・企業のことを調べられる「企業・業界理解力」が、大手内定のためにはどうしても必要になってくるのです。

“参考”
一番効率のいい業界分析・業界研究の5つのやり方

“参考”
就職活動は情報戦!一番効率的な就活情報の収集方法とは?

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参加して意味のある会社説明会に足を運ぼう

個人としては、今まで書いてきたとおり効率的ではないので、とにかく何も考えずに「とりあえず…」というスタンスでの説明会参加には否定的な立場ですが、中には「私でも参加したいな」と思うレベルの会社説明会というのがあります。

それは、【選考でも会うことのできない人が講演する会社説明会】です。

これは実に就職活動のためになります。どういうことかと言いますと、大手の中には社長や会長が直接選考に携わらないという企業が少なくありません。(最終面接が役員面接と言った形)採用方針などは当然噛んでいると思いますが、選考フローでは現れない社長・会長が参加する説明会というのが結構あります。

そういった“希少性”の高いセミナーは迷わずGOです。質疑応答なども用意されているセミナーであればなおさらです

企業説明会にせっかく参加するなら、【企業説明会でしか会えない人に会いに行く】方が、よっぽどためになりますし、面白いと言えます。是非、この点を押さえておいてほしいと思います。

“参考”
企業説明会の質問で差をつけるための3つのポイント

まとめ

・企業説明会はただ参加するだけでは、価値があがらない

・価値をあげるためには、受け手になるのでなく、情報を確かめるスタンスが必要

・企業説明会=就活ではない。説明会に参加せずとも企業研究ができる必要がある

・有効な説明会を見極めて、時間効率をあげていく

本当に企業説明会というのは、魅力的に企業が見えてしまうものです。本当に企業説明会というのは、参加するだけで就活しているつもりになってしまうものです。

ですが、本当に内定を量産する学生は、そんな誰もが知っている浅い情報で満足なんかしません。是非、視点を一つ上げて、企業を分析できるだけの情報収集ノウハウと早めに確立していきましょう。