どうも!就活塾「内定ラボ」の岡島です!
就活が始まると、様々な都市伝説めいた話を聞くことがありますね。
面接で…「男は黙ってサッポロビール…」って言ったっきりしゃべらずに面接を通過したとかしないとか…、そんな武勇伝的な話はさておき、本日はもっとリアリティのある内容について書いていきたいと思います。
それはズバリ…「顔採用」ってやつ。
容姿が採用面接において、どれくらいの影響力を発揮するのか、はたまた影響しないのか、それと顔採用の企業の見極め方…そのあたり気になると思いますので、書いていきたいと思います。
顔採用なんてあるわけがない…は本当か。
結論から言いますと…あります。顔採用というのはあります。
人事が学生に「顔で採用しました」とは言わないにしろ、事実としてあります。こういった話をすると「ひどい」「差別だ」とかそういった声も上がってきそうですが、企業の立場になって考えるとそうも言ってられないところがあります。
何故企業は、顔採用をするのでしょうか。その点について、考えていくことを通して人事の本音に迫っていきましょう。
実際のセールスに容姿が関わってくるという現実
では企業が顔採用をしてしまうのか…それは、業績に直結しやすいということがあげられます。いやらしい話に聞こえるかもしれませんが、やはりものを買うなら、カッコいい人から買いたいという人もいるでしょうし、かわいい女性から商品を勧められたいという人もいるでしょう。つまり顔というもの一つの価値の中に含まれるということです。
いや~世の中不平等だ!!と叫びたくなる気持ちを抑えて聞いてください。
これは、顔がいい人が有利だということを伝えたくて書いているのでは決してありません。“印象”というものが、採用活動に大きく影響を与えてしまうということを知ってほしくて書いています。
メラビアンの法則が、採用活動でも顕著に出る
メラビアンの法則というのをご存じだろうか。
就活している間に一度は聞いているかもしれませんね。
人間の印象を決める要素は…
- 「話の内容」が7%
- 「話し方」が38%
- 「ボディーランゲージ」が55%の割合である。
という実験データをまとめたのがメラビアンさんなので、メラビアンの法則といいます。
この数値は極端ですが、要は話の内容も大事だけど、それ以上に話し方であったり表情だったりといった、目に見えるものが印象を作る上で重要な割合を示しているということなのです。
だからどうしても顔採用は存在しちゃうわけ。なんとなくわかっていただけたでしょうか。大切なのは、印象というものが面接官に大きなインパクトを与えるということ
顔採用があるから、頑張ってメイクに時間かけてください…。。って話はしません。笑
どちらかというと、マナーであったり服装などそういった基本的な部分を絶対におろそかにしてはならないということです。自分ではしっかりとハキハキしゃべっているつもりでも、他の人と比較すると暗く見えていたりもします。
堂々としゃべれていたとしても、着ているスーツがダボダボでは、お話になりません。自己分析だと業界分析だのと力をいれるのはいいことですが、この基本的な部分を差し置いて、就活で成果を出すのは至難の業です。
当たり前のことが当たり前にできていることが、選考の土俵に立つうえで重要になります。マナー・服装を甘く見ないようにしてください。
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顔採用傾向の強い企業の見極め方
これは簡単です。面接に行った際、もしくは会社説明会に行ったとき、出てきてくれる社員の皆さんを観察してみてください。若手社員の多くがカッコいいおよびかわいい人の比率が多かった場合、事実顔採用枠がありそうだなと思ってください。
もちろんそのような人ばかりを採用しているわけでもないので、そこまでビビることもないですが、その企業は明らかに“印象”や“ブランドイメージ”を大切にしている企業となります。
ですからそういった企業を受ける際は、どうしたら自分の印象をよく見せることができるのかを研究していくことをお勧めします。話し方や身振り手振りだけでも、印象は大きく違ってきますからね。
また顔採用以外にも、学歴に関して人事はシビアに見てきますので、学歴に不安のある方は、以下の記事も参考にしておくといいでしょう。是非、読んでみてください。
“参考”
「学歴フィルター」から考える就活を戦略的に乗り切る方法
まとめ
・事実、顔採用というのは存在する
・つまり“印象”が採用活動において与える影響は大きいということ
・見極めるには、会社説明会をチェック
就活においては、もちろんビジュアルより自己PRを練り上げることが大切です。
ですが、その自己PRを伝える過程もとても大切。怖い顔でしゃべっても印象がよくありませんし、変にひきつった笑顔でも怖い。。自分が他人からどのように見えるのかを事前に知っておくことで、自分のクセで修正出来る部分は治して面接に臨んでいきましょう。