どうも!就活塾「内定ラボ」の岡島です!

就職活動をしていると「学部によって有利不利がある」なんて話をちょくちょく耳にする機会があるのではないでしょうか。「学部なんて関係ないでしょ。。そもそも学生自身をしっかり見てくれる会社なら尚更!」と考える人の気持ちもわかりますが、結論から言えば「不利」だと思います。

何故「文学部出身」は就活において不利なのでしょうか。

もちろん就職活動で人事から見られる視点は、多岐にわたりますので出身学部だけで「内定が出ない」なんてことはありませんが、有利か不利かで2択で問われれば、間違いなく不利と言わざるをえないでしょう。

では、それは何故なのか。そしてどうしたら文学部の学生でもその不利を克服できるのかについて解説していきます。

まず考えることは、人事から見た「文学部」の印象

採用に携わっている方であれば共通認識として持っているものがあります。それは文学部学生の多くが苦戦する「何故文学部に進んだのか」その理由を問えば自ずと見えてきます。

就職活動ではよく「進路についての理由」を問われます。その中でも「今の大学を選択した理由」「何故その学部を選択したのかの理由」は頻出の面接質問になります。

その進路選択を問う設問を何故人事がするのか…ということですが、それが「その動機から学生自身がどのようなことに興味や関心を持っているのかがある程度わかるから」というのが理由となります。

となると、文学部の学生の本音は「昔から本を読むのが好きだったから」「好きな文学を大学でも学びたかったから」「国語の教員になりたいと思っているから」「なんとなく受かったので」「語学を学びたいから」「楽そうだったから」といったところが多く、就職活動に求められる「ビジネス」との視点が欠落する回答にどうしてもなりがちになってしまう傾向があります。

もちろん面接で「なんとなく文学部です」なんて回答して、あえて冒険するような人はいないと思いますが、文学とビジネスを結び付けて理由をしゃべるのには、どうしても無理が生じることが多いわけです。

中でも教員志望の人は、何故民間企業を受けるのか…といったところにまで質問を深堀されますし、人事が納得してくれるレベルの回答を用意するのが難しいという現実があります。

ですから、人事や面接官の文学部の印象は「ビジネス」という視点が弱い…そういった共通認識を持っています。

“参考”
就活塾で学ぶ大手内定100の方法 「面接官の本音編」の記事一覧

他の学部はどうなのか…文学部だけではない不利になる学部

つまり…文学部が悪いとかそういった話ではなく、学業領域がビジネスに結び付けづらいものは、不利になりやすいことを示しています。

ですから、文学部以外にも、教育学部や社会学部などもそれに該当する可能性が高いということになります。この「ビジネスとの接点」というのは非常に重要です。

採用を担当している人々からすれば、「人生の大きな岐路ともいえる大学選択は、その人の本当の指向性が出る」と考えるのはごく自然ともいえるでしょう。

仮にビジネスというものに興味関心がもともと強い人や将来自分のやりたいことが明確な人であれば、大学進学の際にその目標に近づけるような進路先を選択するはずだからです。

例えば、高校生時代に「将来は自分の企画したゲームを作りたい」と明確な目標を持って生きていこうと思っていた人は、おそらく工学系かゲームクリエイターになれる専門学校などを進路先に選ぶでしょうし、「将来は社会に貢献したい、特に福祉領域に興味がある」というのであれば、当然福祉系、「将来やりたいことはまだ明確じゃないが、世の中の動きくらいは学んでおきたい」と思うのであれば、経済や商学といった道もあるでしょう。

現在在籍する学部とビジネス社会との接点を語れない…これはやはり不利と言わざるを得ません。

ビジネスの視点に不安を感じる…だからその類の質問が面接で増える

何度も言う通り、人事は先入観として「文学部の学生はビジネスの視点が弱い」と思い込んでいます。

もちろん「先入観」でしかないわけですが、面接で「私はビジネスの視点をしっかりと持っている」と実証する必要性が出てきます。どの学部の学生でもビジネス感覚に関しての設問は面接で多く問われるわけですが、特に文学部を筆頭とした「弱い」とイメージのある学部の学生には、特にその分量が増えるもしくは深くツッコまれることが予測されます。

・ あなたが考える就職する意義を教えてください

・ あなたが今まで学んできたことをどう社会に役立てていきたいですか

・ 仕事において大切だと考えることを3つ回答し、その根拠を教えてください

・ 将来のキャリアプランを教えてください

・ 10年後あなたはどんな社会人になっていたいですか

・ 今後、○○業界がどのように変化していくと考えていますか

などなど…ビジネスに対してどのような印象を持っているか、またビジネスに対してどれだけ真剣に向き合っているかなど、かなりしつこく聞かれることが予測されます。

「そんなこと聞かれても、実際に働いてないし、ビジネスに関しても勉強もしたことないし…将来のことなんて正直わからない…」と匙を投げてしまっては、文学部=不利の現状を打破することは出来ません。

では、この状況を打破する、不利とされる学部でも大手内定を目指していくためには、どんなことに意識を向けていけばよいかについて、後半でまとめていきましょう。

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就活で聞かれる「あなたの将来の夢は何か」の質問攻略

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問題はビジネス感覚の欠如…だからそれを必死に補う

解決策はこれに尽きます。

まず一つは、就職活動においてほかの学部の学生よりも「数」にこだわるということです。

ビジネスに触れてこなかったことが一番の原因なわけですから、様々な業界に足を運ぶのもそうですし、インターンシップ説明会も有効でしょう。とにかく社会との接点を持って、就活中という短い期間で、詰め込んでいくことから取り組んでいきましょう。

これも先入観といえばそれまでですが、人事視点でも「文学部の学生はおとなしい学生が多い」と思われていることが多いです。積極的に足を運ぶ、数にこだわる、そして経験値を多く積む…これが問題解決の大前提となります。

二つ目は、自分の考えを第三者(=社会人)にアウトプットしていくということです。

どういうことかというと「ビジネスの感覚がない」もしくは「ビジネス感覚が弱い」と言っても、それが自分自身で自覚できていればさほど大きな問題ではありません。一番怖いのは、「自分ではそれなりに就活している…大丈夫」と思っている状態が、他人から見たら「全然足りてないでしょ」というパターンです。

つまり自分の頭の中で考えているだけでは、ビジネスの感覚がよくなっているのかどうか、判断しづらいということです。それではいくら数をこなしても、その経験をうまく活かしきれないということになってしまい、もったいないです。

就活塾「内定ラボ」でも、ビジネス感覚に不安を感じている学生さんには「説明会に参加してきたようだけど感想を教えて」「OB訪問に行ってきたようだけど、そこからどんな学びがあったかい」といったように、なるべくその経験から何を感じたのかを「アウトプット=発信」してもらうようにしています。

その上で、「もっとこういった解釈もあるよね」「つまりこういったことなんだね」といったように、アウトプットをして、それを第三者を通して再度新しい情報をインプット(=吸収)してもらうことで、ビジネス感覚というのは磨かれてくるわけです。

つまり…習い事などと一緒です。

最初に知識を入れる → 自分なりにやってみる → 専門家に見てもらう → 出来ていることと出来ていないことを指摘してもらう → そのアドバイスを元にまた自分なりにやってみる → 専門家に見てもらう → … のループが短期間で上達するコツでしょう。

“参考”
複数内定をもらえる就活生のシンプルな思考回路

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就活で差をつけるための効率的なOB訪問の方法

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最後に大切なのは、就職活動以外にもビジネスに興味を持つ

これまで2つ書いてきましたが、最後に差をつけるという観点でいえばやはり、現在やっている就職活動以外からの情報収集を意識するということでしょう。

説明会などは、行ってしまえば「その企業を受ける人ならほとんどの人が参加する」ものですから、情報的に差のつくものが得られるとは考えづらいです。であれば、自分から主体的にビジネスに触れていくことで、他の人と差をつけることができるでしょう。

そのためにお勧めなのは、文学部の学生が得意とされる読書です。

「いや…とはいえビジネス書なんて小説じゃないんですから興味持って読めません…」と、苦手意識全開にする方もいると思いますが、それでしたら、まずは「企業小説」から入ってみてもいいでしょう。

おすすめとしては、やはり経営者が書いている自叙伝ものですね。そこには、あなたが不安に感じているであろうビジネス感覚が凝縮されているものになりますので、是非一度手に取って、まずは一冊読破してみてください。

自分の考えている「仕事」というものも前提が覆るかもしれません。情報はあらゆるところから収集していってください。

“参考”
就職活動は情報戦!一番効率的な就活情報の収集方法とは?

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まとめ

・ 文学部は、就活で有利か不利かで問われれば「不利」

・ 文学部以外にも、注意が必要な学部がある

・ 問題はビジネス感覚の欠如

・ 学んだことは第三者(=社会人)に発信することが重要

・ ビジネスに興味を持つために、本を読む

「文学部=不利」 説を覆すのは、あなたの努力次第です。自分が就活で学んだことを、社会人にアウトプットすることを強く意識していってほしいと思います。