どうも!就活塾「内定ラボ」の岡島です!

就活生がぶち当たる一つの壁に、就活サイトの選択があります。たくさんある中でどのサイトが自分にとって有効なのか、サイトを見ているだけで疲れてしまう学生も少なくないはず。

そこで、このブログのタイトルにもあるように「大手内定」を目指すという前提で、就活サイトをより有効に使う方法を今回まとめてみたいと思います。

一概に“就活サイト”と言ってもかなりの数存在します。すべて確認しているのでは時間がもったいないですので、見るべきポイントを学んで、効率的で無駄の少ない就活を実現させていきましょう。

まず大手複数内定者が必ず使っている…2つの無料就活情報収集サイトを使い倒す

まずはコレ!

これから使いどころを解説していきますので、「unistyle」のサイトにアクセスして会員登録をしちゃいましょう。

リンクを開くと、まず会員登録画面に移行すると思います。そこで必要事項記入し、このサイトのサービスが利用できる状態にしてください。(ログインしないと使えない機能があるので…)まず簡潔に使いどころをまとめますと…

【3つの使いどころ】

★ 人気企業・大手企業の内定者が書いたESが無料で閲覧できること

★ 応募締切や選考情報が一覧で確認できること

★ 企業の採用HPではわかりづらいインターンシップの内容がわかるレポートの充実

といったところです。

この「unistyle」というサイトは、2016年までは有料で(確か3000円くらい)使うことが出来たサービスだったのですが、それが「完全無料」の形になり、就活生にとって利用しやすくなりました。

特に一つ目に挙げた「大手内定者のES閲覧」の機能については秀逸で、情報量はES掲載枚数:71,733 枚(2023年5月時)で圧倒的といっていいでしょう。ESを書く際に多くの学生が「そもそもどういった方向性で書いたらいいのか」「書きたいことは頭にあるが表現方法が乏しく、稚拙な文章になりがち…」といった壁にぶつかる人も多いでしょう。

そのような経験がある学生にとっては本当に便利なサイトだと思います。

また二つ目の特徴に挙げた応募締切情報の充実という点、これは「実際に就活が本格化して説明会ラッシュ」になると、重宝できるものでしょう。

どういうことかというと大抵の学生は「入社したい企業の説明などに参加し、そこでESの締切などを初めて知る」わけですが、この「応募締切」を一覧で確認できることで、「この企業、あと10日後に締切らしいけど、提出できそうだな…取り合えずエントリーしてみよう」といったように、自分のスケジュールを考慮してエントリー数を確保していくのに、実に都合がよいものとなっています。

つまり、締切から逆算してエントリーする企業の戦略が立てらえるという点で、使わない手はないのかなと個人的には思っています。

あと最後に挙げた使いどころである「インターン内容がわかる」という点ですが、特に文系学生で多くの業界や企業にインターンに行こうとしている、もしくは行っている学生には特に欲しい情報だったりします。

というのも…「インターンシップの採用HPって…何やるか詳細が書かれていないこと」多いと感じたことはありませんか?

「なんか企画立案に挑戦できそうなインターンだ」とか「社員さんとの同行があるらしい」とか…あくまで概要までで、そのインターンの充実度合いやインターンに参加する学生のレベル感など、学生にとって気にある情報が「意図的に曖昧」にしている企業が多いです。

そうした中、この「unistyle」ではインターンシップに実際に参加した学生からのレポート機能が充実しており、その詳細が具体的にイメージできる情報が盛りだくさんです。

「インターンシップで日程が2社かぶった…どっちに行こうか…」といった際に、インターンシップの内容の詳細を可能な限り事前に分かれば、あなたにとって「どちらを優先すべきか」が判断できるようになるでしょう。

上記3つの視点から、登録しないのは「損」だと思います。無料ですしね。まだ登録していないという人は、忘れないうちに今、登録しちゃいましょう。2~3分くらいで終わる作業なのでね。

>>「unistyle」に無料登録する

次はコレ!

こちらも使いどころを解説していきますので、「ONE CAREER」のサイトにアクセスして会員登録をまず終わらせちゃいましょう。

こちらも先程の「unistyle」同様、必要事項記入し、このサイトのサービスが利用できる状態にしてください。(ログインしないと使えない機能があるので…)まず簡潔に使いどころをまとめますと…

【3つの使いどころ】

★ WEBテスト・GD・面接などの過去情報が体系的に閲覧できること

★ 主要な人気・大手企業の選考情報のカバー率が高いこと

★ 選考情報の「質」が高く具体的、かつスピード感がすごいこと

といったところです。

前述した「unistyle」と同様、ESに関する情報収集にも役に立つのですが、この「ONE CAREER」は、高い情報の網羅性にあると思っています。

つまりどういうことかというと…

あなたが受けようと思っている企業の「知りたい情報」である、テストは何を使われているのか、GDは過去どんなテーマで出題されてきたのか、面接はどんな形式(集団か個別かなど)や聞かれた質問の流れなど、体系的に見やすく整理されているということです。

そして特に人気企業・大手企業の情報が充実しており、その情報量は年々増加傾向で、私も定期的にチェックしますが、就活生が欲しい情報を「就活生の立場」でまとめてくれたサイトと言えるでしょう。

また個人的に「ONE CAREER」をおススメする理由が…

最新情報のスピード感です。

使っているとわかるのですが、「つい3日前に選考があった企業の情報が即反映されている」といったことがよくあります。

就活の選考状況を確認するサイトは多々ありますが、中でもこのスピード感は就活生にとって、本当に役に立つと思いますね。「この選考情報を知っていれば、面接で自信を持って答えらえたのに…」なんてことにならないように、まだ登録していないという人は、忘れないうちに今、登録しちゃいましょう。2~3分くらいで終わる作業なのでね。

>>「ONE CAREER」に無料登録する

そして…リクナビとマイナビ

掲載している会社数が多いことから、リクナビおよびマイナビのどちらか一方は使うことになると思います。

この2つのどちらを選ぶかに関しては、サイトの設計および使いやすさ、自分の好みで選んでいただいて構いません。「岡島さん、案外投げやり回答ですね…」と思ったあなた。。もちろん理由があるんですよ。

この就活サイト、1位・2位のリクナビ・マイナビ(大量採用系のサイト)はどちらを選択しても構わないといったのは、「サイトの属性」が似ているのです。だからどちらを使っても大きな差が生まれることはありません。もちろん、リクナビに掲載していて、マイナビには掲載がない企業やその逆もありますが、そこまで気にして2つを同時に使うのは、時間効率から考えておすすめはしません。

まずは、会社の掲載案件数が多いこの2社のうち、1つ自分の好みで選んでしまいましょう。

特化系サイトを自分の希望に合わせて選択する

これは大事です。

つまりどういうことかというと、仮にあなたが「ベンチャー企業に興味がある」ということであれば、ベンチャー特化サイトを1つ選択しておく、もしあなたが「理系職種で就職を希望する」ということであれば、理系特化のサイトに登録しておくということです。

では何故特化系サイトを1つ押さえておく必要があるのかということですが、ちょっとここで考えてみましょう。

突然ですが、あなたが所属している野球部で急遽ピッチャーが肩を壊して試合に当分出られなくなってしまいました。試合も近いし、レギュラーの人数が試合を行う規定人数ギリギリ。これではいけないということで、急遽別の部活から「代役」を頼むことになりました。

そこであなたがその代役探しの担当になったとします。あなたならどうやって適任者を見つけますか?運動神経のいい人を探しますか?それとも足の速い人を探しますか?

私であれば、その試合に負けたくない気持ちが強ければ強いほど、絶対に「野球経験者」から声をかけていきます。あなたもそうじゃないですか。

つまりあなたを採用する企業も、本気であればあるほど、いい人をとりたいと思っている企業ほど、運動神経がいいとか足が速いとかいうざっくりしたくくりで集めるのではなく、「ピンポイント」で集めようとするものなのです。

そうしたピンポイント採用企業は、特化系を使って新卒を募集する傾向があります。だからあなたも自分の希望に合わせて1つは特化系のサイトをチョイスしておくようにしましょう。

【特化系サイトのおススメ】

外資就活ドットコム(外資・日系トップ企業特化型)

Goodfind(コンサル・ベンチャー特化型)

理系ナビ(理系特化型)

マスナビ(マスコミ・広告特化型)

チアキャリア(ベンチャー特化型)

アカリク(大学院生特化型)

自分にとって有意性を感じるものがあれば、使ってみるとよいでしょう。

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大量採用系から応募と、特化系サイトから応募の違い

ちょっと脱線はしますが、特化系サイトの話が出たので一応補足しておきます。大量採用系のサイトにも、特化系のサイトでも両方掲載されている企業があるとしましょう。

そしたらあなたはどちらからエントリーしますか?という話です。

先程の「野球部」の話を聞いているあなたなら答えは出ると思いますが、その場合は「特化系のサイト」から応募する方が得することがあるかもしれません。(もちろん変わらない場合もあるが)

というのも、企業からすると「特化系のサイトからの応募者」というちょっとした差別化をすることができるからですね。だってそうですよね。一般サイトから応募するより、ベンチャー特化サイトからの応募者の方が、ベンチャー志望度高そうじゃないですか。企業の面接官もそう思います。

だからどちらも掲載している場合は、「大量採用系サイト < 特化系サイト」からのエントリーをおすすめします。

大手内定を目指すあなたにおすすめの就活サイト

早期から優良な企業が比較的集まっている印象があるのが…

外資就活ドットコム(外資・日系トップ企業特化型)

Goodfind(コンサル・ベンチャー特化型)

の2つですかね。

大手企業だけでの掲載ではありませんが、中小規模でも仕事内容がハイスキルを求めるものも多く、選考希望者の質が全体的に高いのが、このサイトの良いところだと思います。

またそれに付随したセミナーなどもやっているので、参加してみるのはいいと思います。

大手しか知らなかったら何が大手か…わかるわけがない

そうです。これが大事なんです。大手に行きたいと思うのは誰でもできます。ですが、企業の面接官は「大手でなければいけない理由」をあなたから聞きたがります。

何故あなたは大手じゃないといけないのかを説明するのに、大手とツイを成す「優良中小企業」を知らなかったら、話しになりません。その違いを論理的に説明することが極めて難しくなります。難しいというよりは、その言葉に説得力がなくなるでしょう。

つまり、「あなたのことが誰よりも好き。だってあなたしか知らないから」は就活で通じないということです。恋愛の告白ならこれもひとつの方法として認められるのかもしれませんが、就活はNGです。

就活では「今まで数えきれないほどの女性とお付き合いしてきた。だからこそあなたが誰よりも好きと心から言える」といった少々くさく聞こえるくらいの…実体験をもとにした告白の方が企業にはささります。

大手と優良中小を比べてみた時に、はっきりと自信を持って「だから大手なのだ!」と言える理由が見つけられてはじめて、あなたの大手内定への道は大きく前進するのです。

是非、特化系のサイトもうまく組み合わせて、就活を前進させていってください。以下の記事も参考になると思うので、合わせてチェックしておくことをおススメします。

“参考”
就活サイトの登録数…一番効率的な登録数は

まとめ

・大量採用系サイトへの登録は必須

・自分の希望に合わせた特化系サイトを併用する

・そして優良中小企業特化系サイトを使うことで、自分の思いを整理する

・それらを組み合わせることが、就活サイトを有効に使うということである

どれに登録しようか、どれをメインに使うか、初めは悩むと思います。ですが、就活サイトにあなたが“使われて”しまっては元も子もありません。

あなたの就活をより豊かなものにするために、サイトそれぞれの特色を使って、自分の就活に有利になる就活サイトの併用の方法を早めに確立していきましょう。

自分を一回りも二回りも大きく成長するときは、必ずと言っていいほど、自分が知らなかったことを知った時ではないでしょうか。だから就活サイトも、有名だからあれを使おう、知っているからあれを使おうではなく、戦略的に組み合わせることによって、自分にとって一番効率的な方法を作り上げていきましょう。