どうも!就活塾「内定ラボ」の岡島です!

就職活動において一つの「区切り」になるのが「10月1日内定式」というものです。内々定をもらった学生たちが正式に「内定の辞令」を受けるイベントですね。今回は、その「内定式」までに内々定が無い、もしくは内定はあるが希望の企業からの内定が無い…といった就活生に向けてのブログになります。

大学4年(もしくは大学院2年)で、内定式後…10月・11月12月…と内定がない状態というのは、当事者の立場になると本当にしんどい状況だと思います。私もこの時期は、多くの学生の相談を受けるわけですが、本当に大変だという想いが伝わってきます。

「内定が無いなら就活を今まで以上に頑張れ!」といった精神論を書くつもりは毛頭ありません。大抵の人が自分なりの頑張りの果てに、内定が無い状況だからこそしんどいことを私は知っているからです。

精神論を抜きにして、「無い内定」という状況を本気で打破したいあなたのために続きを書いていきます。ポイントは2つあります。是非最後まで読んでみてください。

大学・大学院卒業まで半年を切っての就活の現実

今回のブログテーマである「内定が無い就活生が絶対にやるべき事」をお伝えする前に、確認しておいてほしいことがあります。内定式が終わってしまった状態からの就職活動の現実です。

「厳しいって話だろ…そんなことお前に言われなくてもわかってるよ」

そう思う人が大半だと思います。ズバリ「厳しい」です。肝心なのは何が「厳しい」のかという話です。厳しいといっても別に「企業の採用基準」が高くなるということはありません。実はむしろ逆です。というのも内定式後、10月・11月・12月…と採用を続けている会社というのは、いくつかの理由があって新卒採用を続けています。

まず多いのが「内定式近辺で内定辞退者が出たため、採用予定人数が埋まっていない」というパターン。つまり足りないという現状がありますので、採用基準もそれに応じて下げてしまう企業が多いです。

また「そもそも大手企業と争っても学生が採用できないので、夏から秋にかけて新卒採用に力を入れる企業」というのもあります。少数精鋭の企業などがやはり多いわけですが、そういった企業も最初から「大手と競争しても新卒の採用戦線で勝てない」という認識があるため、今まであなたが受けてきた企業と比較すると採用基準は当然甘くなっていると感じるでしょう。

そして一部のレアな企業では、「この時期になってでも当社の選考を受けたい」という学生だけにアプローチしたてきてほしい…という理由でわざわざギリギリのタイミングで、新卒採用をする企業もあります。多くの学生にミーハー感覚で応募されても面倒だ…という企業は結構このスタイルをとることがあります。このパターンは採用基準が下がるということはないのが特徴です。

さて、なんとなくお気づきの方もいるかもしれませんが、内定式後の就活においてあなたの採用を決める「企業側」がいきなり厳しくなることはないことが、なんとなくわかったと思います。

まだピンとこない人もいるかもしれませんので、もう少し「あなたの採用を決める企業側」の状況が厳しくなるわけではない話をします。

およそ7割の学生は就活を終了しているという事実

人に優劣をつけているようで表現として個人的に好きではありませんが、わかりやすいのであえて「優秀層の学生」がいると仮定します。

そういった学生は例外なく「大手から内定を獲得」しており、内定式後就活をしている人はほぼいなくなります。つまり、選考上内定式後の選考にその「優秀層の学生」は現れません。強いと思われるライバルが激減するわけですから、先ほどの話につながりますが企業側の採用基準も低くせざるを得ないという状況が生まれるわけです。

あえて野球に例えるなら「一軍」の選手が試合に出てこないという状況と言えるでしょう。

であれば、環境としては決して、内定式後の就職活動が特別「厳しい」というわけではないと言えるのではないでしょうか。では、何が「厳しい」のでしょうか。その現実から、目をそらさないことが最も重要です。

ズバリ言います…厳しいのは「あなたが変わろう」と思考を転換できるか

ここまでお伝えしてきた通り、採用をする企業側の採用基準は時期に応じて下がってくるものです。もちろん募集をしている企業数も減りますので、一概にそうは言いきれない部分もあるにはありますが、本格的に就活が行われている時期よりは明らかに「採用される可能性」が高いことは、今まで話してきた通りです。

内定が現状無い…という学生に、これからの話はきつく感じるかもしれません。

ですが、精神論で「このまま内定が取れるまで頑張って!」なんていうことほど無責任なことはないと私は考えています。だからこそあえて強い表現で書きますが、現状内定がない状況は「あなたに課題」があると考えるのが妥当です。

「志望動機がテンプレートみたいになっている」「アピールするエピソードが偏っている」「面接時に自分では気づいていない印象を下げてしまう癖を持っている」「しゃべっている内容が一般的で印象に残らない」…などなど人によって課題はそれぞれですが、あなたが現状から「何かを変えなければ」結果は変わりません。

現状と同じことを続けて、結果だけが変わることを願う

これはやはり通用しづらいです。

結果を変えたいと本当に思うならば、現状の自分の「何か」を変える必要があるのではないでしょうか。

ですが「なんとなくそのことがわかっている」としても、今までも色々と結果を変えるために、やってきた努力が、結果につながっていない状況だからこそ、内定が無い…だから「もう変えても結果が変わらないのではないか」という、諦めにも似たもの…それが私の言う「厳しい」ものの正体です。

“参考”
複数内定をもらえる就活生のシンプルな思考回路

今まで自分なりにやってきた…それが結果につながらなかった

だからこれからも同じことが繰り返されるのがうんざり…この厳しい現状を覆せるか、これがあなたが絶対にやるべきことの大枠です。では、どうしたら具体的にこの状況を覆せるのかをお伝えします。

【今からでも間に合う!】
個別指導・時間効率・安心価格が特徴の就活塾なら

方法は2つ…早期解決を望むなら後者を選択すべき

まずは一つ目は、「今まで通り、自分なりに自分のことを分析して改善を続ける」方法です。諦めずに続けること…古典的ではあり、かなり精神的に辛いとは思いますが、方法としては挙げられるでしょう。

“参考”
就活塾で学ぶ大手内定100の方法 「就活に関する考え方編」の記事一覧

“参考”
就活塾で学ぶ大手内定100の方法 「自己PR編」の記事一覧

“参考”
就活塾で学ぶ大手内定100の方法 「面接官の質問攻略編」の記事一覧

そして二つ目。それは「他者活用」です。時期が経てば経つほどに選考を受けられる企業が少なくなる状況ですから、第三者に聞いてしまうのが早いです。

特に今まで色々な人にアドバイスをもらってきた人ならわかると思いますが、「アドバイス」というのは人によってバラツキがあります。ある人はAという。ある人はBだという。そして本を読んだらCと書いてあった。そんなことが多いのが就活の情報だったります。

短期間で一気に集中して早期解決を望むのであれば、信用足りうる人を一人選択し、その人のアドバイスで一貫することをお勧めします。そうしないと、修正していくことに一貫性がなく成果が短期間で出ずらいからです。またすぐに疑問を気軽に聞ける関係性が作れることが望ましいです。

あなたが卒業半年を切った状態で就活中であり、「今の現状をいち早く打開するために現状を大きく変える」という決意さえ固まれば、きっと他者を活用するということは難しい選択ではないと思います。

内定式が終わって内定が無い…この状況を自分一人で覆すのはしんどいですよ。是非、他者を活用して乗り切ることをおススメします。

“参考”
就活塾「内定ラボ」 個別無料相談

一週間、二週間といった短期間で変わっていった学生さんの話

当塾にも「現状を変えたい」という想いを思って私のもとに相談にお越しいただき、その後サポートさせていただく学生さんが毎年多くいます。

例えば「二週間後にどうしても内定がほしい企業の面接があります、ですが今内定もなく就活も現状うまくいっていません」といった学生さんも、毎日のように話を伺い、想定される質問の回答を一緒に整理していく作業を行い、それがしっかりと伝えられるのかを模擬面接で確かめていく、そしてその面接を一問一問振り返りをして…というように短期間でも、課題点を重点的に個別で対応していくことで、第一希望からの内定というのを狙うことが可能です。

結果、とある独立行政法人へ内定をもらいその方はそこへ就職をされましたが、彼女が私と打ち合わせを重ねるたびによく言っていた言葉があります。

それが「いえ、気づいてなかったです」という言葉。

気づかないうちに面接で「NGワード」を使ってしまっている、気づかないうちに「マイナスの印象を与えてしまっている」、気づかないうちに「話している内容に矛盾」が出てしまっている…など。

“参考”
自己PRで不向きな強み・使ってはいけないNGワードとは

“参考”
就活で人事から評価されない志望動機の5つの共通点

つまり、内定を獲得する上で「自分の認識していない重要なポイントがあった」ということです。

これが自分ではない第三者(専門家)にアドバイスをもらうことのメリットなのだと思います。それを短期間で習得し、現状の自分と違う部分を多く作っていく…これを「しようと思うか」「しようとは思わないのか」で、結果が変わってきてしまうのです。

だから、私は内定式が終わった時期になるとほとんどの就活塾が「新規の入塾者」の受付を終了する中、いつでも無料で相談を受け付けています。その理由は、その相談がきっかけで、就職という人生の大きな岐路が好転してきた学生さんに多く出会ってきたからです。今を変えるきっかけが与えられたら…そんなことを思いながら話を伺い、アドバイスをさせていただいています。

うまくいってない状況を誰かに相談するのは、嫌な気持ちもわかります。

ですがそのちょっとした勇気が、今の現状を打開するきっかけに繋がるかもしれません。私はいつでも相談に乗らせていただきますので、もし必要があれば是非今の結果を変えるための「第三者活用」をしてほしいと思います。

“参考”
就活塾「内定ラボ」 個別無料相談

“参考”
就活塾が教える!就活塾を無料で賢く利用する方法

まとめ

・ 精神論だけでは結果を出すのは難しい

・ 内定式後の就活において企業の採用基準は低めになる

・ 優秀層の学生もいないため、採用はされやすい状況

・ それでも内定が出ないのは、あなたに課題がある可能性が大

・ 結果を変えたいなら、今までのやり方を第三者を活用し変更すべき

何度も言います。

今、頑張っているあなたに今以上に「頑張れ」とは私は言いません。
頑張っている人に頑張れなんて、私には到底言えません。

ただ考えてほしいのは、頑張っている方向性が間違えば、その効率はどうしても上がらないということ。だからこそ、その頑張る方向性を第三者に相談し、一日も早く確認だけはしてほしいと思います。