どうも!就活塾「内定ラボ」の岡島です!
2016年卒業の就活生から、就職活動時期が後ろ倒しになった影響で、「冬のインターンシップに参加すべきなのか」という新しい問題が出てきてしまいました。
つまり、今までであれば「夏のインターン・秋のインターン」が終わる頃には就活解禁となり、就職活動が本格化していったわけですが、就活解禁が3月になった2016年卒以降の就活生には、「冬」というインターンの選択肢が増えたということになります。
もちろんインターンに参加したことがない…というのであれば是非参加するべきですが、夏も参加して秋も参加して…また冬も…本当に参加する必要があるのかと…今回はそのあたりについてまとめていきたいと思います。
インターンを考える際に、必ず意識べきはインターンの3つの種類
まずインターンを考えるにあたって押さえておかないといけないのが、インターンには種類があるということです。
詳しくは「インターンは…参加すると就活に有利?参加しないと不利?」で書いていますので、「インターンの3つの種類?何それ?」と感じた方は、是非そちらをチェックしてから続きを読んでいただけると、より深く理解できると思います。
では、3つの種類のそれぞれについての理解が出来ていることを前提にお話しを進めていきますと、インターンには、「採用直結型」「ブランド向上型」「アルバイト型」の3つがあるわけですが、夏・秋とどのような種類のインターンを受けてきたのかをまず振り返りましょう。
どの種類のタイプのインターンが多かったのか、またどのタイプのインターンが自分にとって「参加してよかった」と実感できるものなのか、これを振り返って、また参加したいと思えるタイプのインターンがあるのであれば、冬も挑戦してみるといいでしょう。
やはりインターンシップは「職業体験」の場であり、「その業界・その職種」の仕事のイメージが明確になるなど、あなたにとって成長を感じる実感があれば、それは今後のためにも挑戦していくというのはいい影響を与えるでしょう。
“参考”
就活塾で学ぶ大手内定100の方法 「インターン編」の記事一覧
肝心なのはココから。インターンに「意味を見いだせなかった」場合
インターンシップに参加した就活生は大きく3つの方向性に分かれます。
一つは上記でも説明した「インターンから得るものがあった」と自分の成長に繋がる発見や気づきを多く生み出せた学生。
もう一つは、「インターンに参加したものの…なんだか会社の説明を聞くだけだったり、実際の仕事内容にはさほど触れられずグループワークやディスカッションをやらされただけで終わってしまった…」といったインターンに意味を見いだせなかった学生です。
「インターンで意味を見いだせない」…一見するとそんなインターンにはそもそも参加しなければいいのに…と思うかもしれませんが、実際問題として案外そのようなインターンを行っている企業は少なくありません。
エントリーしてもらう学生数を増やしたい、企業の認知度を高めたい…そんな企業の場合、企業説明会の延長線上のような中身の希薄なインターンというのも少なくありません。
ですので、意味がなかったと感じること自体悪いことでもなく、私の経験則だと「高学歴・優秀層」の学生ほど、そういった「違和感」に気づくのが早いように感じます。
夏・秋とさまざまな種類のインターンに参加したが手ごたえをあまり感じなかったという学生は、就活直前の冬のタイミングでインターンで時間を割くのではなく、OB訪問や企業研究、ESの作りこみなど、別の切り口で準備を進めていくのも得策でしょう。
“参考”
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もう一つは…選考難易度という視点で見る「インターン」
さて、インターンシップに参加した就活生は大きく3つの方向性に分かれるといいましたが、最後の一つは「選考難易度が低い会社ばかりのインターンばかりで、難易度の高いインターンは選考で落ちてしまっている学生」です。
つまり、夏・秋とインターンを受けたものの…
・採用人数が多いインターンしか通過しなかった
・書類選考のみのインターンしか参加していない
・1日の短期+ブランド向上型インターンしか参加していない
ということであれば…これは冬のタイミングで就活本番を見据えて「ES選考・面接」という選考フローがしっかりしている+募集人数が少数精鋭+1週間程度の日程のものに是非挑戦してみてください。
希望する業界の大手企業を数社に、インターンに挑戦して結果がついてこない(ESなど書類で落ちてしまう場合は特に)ということであれば、根本的に改善しなければならないことがあるということですから、現状の自分の立ち位置を正確に把握するという意味合いで、冬のインターンを受けるのはよいでしょう。
“参考”
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夏・秋・冬…インターンに参加することの注意点
企業や就活関係の人々は(私もそうなわけですが…)基本的に「インターンには参加しましょう」という方向性の話をする人が大半です。理由としては「企業は優秀な学生を早期に囲い込む」とか「インターンの結果が本選考で効いてくる」など色々聞かされるかもしれませんが…
実際の内定者を見てみると8割~9割はインターンを受けていない学生だったりします。
ですので、インターンには必ず「目的」をもって参加しないといけません。
選考に通過するだけの力が自分にあるのか試したい、業界のことをもっと詳しく知りたい、仕事内容を詳しく理解したいなどです。ですが、なんとなく不安でインターンに行きまくる学生をよく見ます。
そんな学生を見ると私はちょっと心配になります。
何が心配かというと…「就活が無意味に長期化して、燃料切れにならないか」ということです。
あくまで就活本番のためのインターンですから、目的を明確に取捨選択して取り組んでほしいと思います。
また冬のインターンを検討する時期になりましたら、もう一歩先を見据えて就活解禁と共にやるべきこともイメージして、「今の自分が本当にインターンに時間を割くべきか」がよりわかるでしょう。以下の記事も参考にしてみてください。
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まとめ
・ 冬のインターンの参加は、まず今までのインターンの振り返りから
・ インターンは必ずしも有益になるものだけとは限らない
・ インターン以外に、OB訪問や企業研究などに力を入れることも検討
・ 選考難易度の高いインターンに挑戦しよう
・ 就活本番前に「燃料切れ」にならないようにする
インターンは「みんながやっているから」「何かやらないと不安だから」と焦ってやるべきものではありません。 何事も目的を持って取り組むことが実りのある成果がついてくる条件となります。