どうも!就活塾「内定ラボ」の岡島です!

就職活動と言えば…「自己分析から!」と言われることもあるくらい、自己分析という言葉はメジャーなものになりました。皆さんも自己分析やってると思います。今私「メジャーになった…」と書きましたが…

数十年もの昔は、そんな言葉はありませんでした。(といっても私が就活してたころにはありましたよ…おじさんじゃないからね。私…笑)つまり、大昔就活をしていた人たちは、自己分析というものわざわざやらずしても就職先から内定をもらっていたということになります。

ここ最近では自己分析という言葉あまりに浸透しすぎているため、分析しないとダメという風潮になっているようにすら思います。ですが、この流れのせいもあり、最近では「自己分析のやりすぎ」による弊害も出てきています。

就活のためにやる自己分析が弊害になる。このあたりを今日は解説していきたいと思います。

自己分析とは一体何か。そして何のためにやるのか。

“自己分析”を辞書で調べるとおそらく大半の辞書には掲載されていないはずです。それは説明した通り、就職活動特有の“造語”だからということです。

皆さんは当たり前のように“自己分析”という言葉を使いますが、冷静に自己分析とは一体なんのためにやるものなのかについて深く考える必要があります。

多くの人が「就活のため」「面接で自分のことを伝えられるようにするため」など連想するのではないでしょうか。それは間違っていませんし、事実そうだと思います。ですから、本来自己分析と言われている作業は、自分のことを理解するという意味で「自己理解」と言うべきものだと私は考えています。

就活ではこの「自己理解」はとても重要です。自分が商品になる就職活動では、やはり自分のことをより魅力的に見せるために、自身をシンプルにかつポイントを絞った表現で、相手に伝えられるようになる必要があります。

自己理解を進めることは、料理でいうところの“盛り付け”に似ている

あなたは“食べること”は好きですか?例えばあなたがランチでも食べに行くとしましょう。そして洋食のランチテンプレートを注文したとしましょう。サラダ、パスタ、前菜など…いろいろな料理がきれいに盛り付けされています。これはおいしそうに見えますね。

ですが同じ料理でも、プレートに綺麗に盛り付けられておらずぐちゃぐちゃになっていたらどうでしょう。食材も料理自体も違いは全くありません。ただ違うのは、きちんと盛り付けられているかどうかの差です。

あなたならどっちがおいしそうに見えますか?聞くまでもなく見た目もきれいなプレートを選択するはずです。自己理解もこの盛り付けに似ています。素材は一緒。それをどうおいしく見せるのか。そのために自己理解が必要なのです。

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では、自己分析の弊害って何なのか

私が説明した“自己理解”は就活において重要ですし、絶対にやらざるを得ない作業と言えます。ですが、多くの学生を見ていると自己理解から、「自分のやりたいこと」探しが始まってしまうケースが多いです。

つまり、“自分はこういった人間だから、●●業界がいい”とか“自分はこういった人間だから、●●という企業が合っている”と言った類のものです。

エントリーする企業を選択しなければならない状況があるため、自分のやりたいことを中心に仕事探しをしてしまう気持ちはわかりますが、自己分析は、自分にあった業界・企業を選ぶためにやるものでは本来ありません。

自己理解の延長からの業界・企業を探しの弊害

それは至って単純な理由。人は成長をするからです。一般的に就活で成果を上げる人は、何十回も自分を見つめなおします。そして就活をしていく中で学んだことや知ったことなどから、どんどん自分を大きくしていくものです。

ですから業界選びも企業選びも、最初から“成長の伸びしろ”も計算にいれておくべきなのです。だからこそ、たった数回の自己理解の結果をもとに、選択肢を狭めてしまうのは、リスクが大きすぎるということです。自己分析は、自己理解に留めておく、これが自己分析の弊害から、身を守る方法となります。

自己分析と業界研究は、別物だと思って、やっていくことが重要です。

“参考”
一番効率のいい業界分析・業界研究の5つのやり方

自己理解はやり続けるものであって、変わっていくのが当たり前

ここまで読んでくれたあなたは、自己分析と自己理解の違いがなんとなく頭に入っていると思います。そして覚えておいてほしいことは、自己理解は、継続してやり続けること、そしてその結果が変わっていくことが理想的と言えます。

どういうことかと言えば、皆さんは就活を通して、自分と社会の関係性をはじめて考える人も多いはずなんです。皆さんの先輩にあたる社会人の皆さんは、内定もらったら自己理解をやらなくなるのかというと、むしろ仕事を通して自分というものを磨いていくものです。時に仕事で失敗もするでしょう。時に仕事で賞賛されることもあるでしょう。

そういった経験を通して、自分と向き合い、さらなるキャリアについて真剣に考えていくものなのです。つまり自己理解というものは、就活に限ったものでは決してなく、社会人であれば継続的にやっていくことなのです。

ですから、はじめて就活を通して社会に触れる皆さんが、およそ6カ月程度の就活期間のうちに、自分の考えや仕事に対する価値観が変わらないわけがないのです。

だからこそ、自己理解した結果が、1カ月も2か月も全く変わらないという人は、よほど自分が完成している人かもしくは、自分のことを自分の頭だけで考えてしまっている、情報収集が乏しい人ということになります。

就活当初よりも…1か月後、3か月後…と…時間が経つたびに、自分の考えが深まっていくことが、自己理解です。継続性が重要です。自分のことをまめにメンテナンスしてあげるようにしてください。

あと以下の記事も興味があれば、チェックしておくと理解が深まるでしょう。

“参考”
内定につながる結果を出すための自己分析の方法

“参考”
自己分析の精度をあげる“他己分析”のススメ

まとめ

・自己分析よりも自己理解が重要

・あなたには伸びしろがある。だから今の自己理解を基準に全てを決めてはいけない

・自己理解は継続してはじめて価値が生まれてくる

・あなた自身の考えが変わることは、新しいあなたに成長していることである

自分のやりたいことを探すために、自己分析があるのではありません。

それは、間違った自己分析の方向です。何故なら、あなたのやりたいことを叶えるのは企業の目的とズレるからです。企業はあなたを知りたがっています。そしてあなたが企業で活躍できるかを見ています。

自分を知ってもらうために、自分を正確に理解してもらうために自己分析はやりましょう。方向性がズレると取り返しがつきません。自己満足にならないように、気を付けましょう。