どうも!就活塾「内定ラボ」の岡島です!
Facobook、Twitter、Instagram など日本の多くの人が参加しているSNS。きっとあなたもいづれかのメディアを使われているのではないでしょうか。
就活生であればやはり“就活情報”を身近に、そして気軽に手に入れるには、SNSは最適と言えます。ですが、単なる情報収集であれば問題ありませんが、SNSは使い方によっては「もろ刃の剣」になりえる危険な存在にもなり得ます。
そこで本日は、正しいSNSの使い方と何故使い方によっては、プラスどころかマイナスの効果がもたらされるのかを丁寧に解説していきたいと思います。便利なサービスも使い方次第というわけです!
頻繁に利用している就活生は特に必見です!
就活生の3人に1人が活用。SNSを就活に利用する学生は、年々増加傾向
「就活には“スマートフォン”が便利ですよ!」「いざと言うとき企業のことを調べたり、すぐできますからね!」といった宣伝文句で、携帯各社が就活生を対象にこぞってスマートフォン戦略を拡大した時期がありました。
今ではほとんどの携帯がスマホ化しているので、就活のために携帯を変えようというユーザーもやや減少してきているはいますが、インターネット端末にすぐにアクセスができるスマホは就活では欠かせないツールとなりました。
そうした背景もあり、便利な端末をさらに有効活用するために、就活アプリや今回テーマにしているSNSを使った就活の情報収集が盛んにおこなわれています。
ですが、就活で人より差を付けようと思って使い始めたものが、まさかSNSがきかっけで内定獲得を逃してしまったり、チャンスを棒に振ってしまったといった学生が現れはじめました。
拡散能力の高いSNSでは、正しい使い方、正しい付き合い方をしないと逆に自分を追い詰めることにもなり兼ねないのです。何故、そういった不利な状況になってしまう可能性があるのか説明していきます。
誰もが見れるからゆえに、当然採用担当者のチェックの目が入る
これがSNSを使う上で一番意識しなければならないことです。就活生の間では「本当にSNSなんてチェックしている暇なんてあるのかな?」と半信半疑になっている学生も多くいますが、今や人事からすればSNSを確認することは、常識化しています。
情報があれば、見たくなるもの…それは人事も一緒ということです。学生がこぞって「みんなの就職活動日記」に代表される「企業の口コミサイト」を確認してしまうのと変わらないわけです。
私自身も多くの人事の方とお話ししますが、大企業・中小企業問わず、採用担当者として就活生の本音を知るには、思考性が色濃く反映する、日々の書き込みを見ることは有効な手段だと話す方が大半です。
では、就活ではSNSを使わない方が安全なのか
そうとは言えないのがめんどくさいところです。リスクがあるなら使わないといった方法も、利口な選択なようにも思えますが、情報を非公開にすることで、それはそれで採用担当者の心象はあまりよくないのが現状です。「過剰な就活対策をしている」「オープンな人柄ではないのではないか」などのイメージを持たれてしまう可能性は否定できません。
正直言って…めんどくさいですよね…笑。
就職活動という「企業から評価される立場」である以上、めんどくさいと匙を投げてしまうわけにもいきません。ですから、SNSを正しく使って、かつプラスの印象を作り上げていく意識を持つことが、必要になってきます。
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書き込む内容で、採用担当者の印象はこうも違う!
以前、人事をやっている知人から「この書き込みを見てほしい」と言われある就活生のフェイスブックをみさせてもらったことがあります。
内容は、とにかく就職活動での自分の悩みをひたすら書き込んでいるものでした。「就活、どうしたらいいかわからない」「あの企業の説明会はあまりよくなかった」「自分なんて…もう誰にも認められないんだ…」そういったネガティブな書き込みが、毎日のように投稿されていました。
おそらく書き込んでいる本人は、Twitterやブログなどと同じ感覚で使っていたのでしょうが、SNSにもそれぞれ特性がありますね。実名制のフェイスブックでは、ネガティブ発言はもちろん厳禁です。
その人事の方は親切な方だったので、私のアドバイス通りに個人的にその書き込みをしていた就活生に連絡をとって、後ろ向きな書き込みを辞めるように教えてあげたとのことでしたが、大半の採用担当者はそこまで絶対にやりません。
「そんなこと書くはずがない!」と思っているあなた!実は内容がネガティブではなくても、心象を悪くしてしまう書き込みがあるんです。こちらも合わせて理解しておきましょう。
“次の選考頑張ろう!”…ポジティブ表現にもある意外な落とし穴
選考が進んでくるとテンションが上がってきますよね!特に自分の行きたいと思える企業の面接がどんどん先に進むと誰でも悪い気はしません!
ですからちょっとつぶやきたくなったり、投稿してみたくなったりします。ですがここで落とし穴があります。選考が進んだとか面接に行ってすごく良かったというのは、対象となっている企業からすればプラスの表現となりますが、あなたが選考を受けている企業は、もっとたくさんあるはずですよね。
むしろ本当に行きたいと思える企業数よりも、正直「とりあえず選考に進んでいる」もしくは「興味本位で選考に進んでみた」といった企業の方がはるかに数としては多いでしょう。
つまり、特定の企業に言及して「その企業の素晴らしさ」をポジティブに発信すればするほど、その他大勢の志望度がイマイチ高くない企業からの心象はよいとは言えません。
その他大勢の企業がSNSを見ていたとしたら、投稿の時間軸を見れば、自分の企業のことを言われているのか、そうではないのかくらいはすぐに察しがつきます。そうした状況があってどの企業でも「御社が第一希望です!」なんて面接で言い続けていたら、それこそ…結果は容易に見えてきます。
ですから、特定企業のことについてあれやこれやと書き込むことは避けるのがベターです。企業はあなたの本当の志望度の高さを、どんな手を使ってでも確認したいのです。
志望動機というのはそれだけ、採用活動上とても大事なものなのです。
“参考”
会社ごとに“通過する志望動機”を作るための3つのポイント
就活でのSNSと上手に付き合うためには、どうすればいいのか
拡散力のあるSNS…これを就活でプラスに使うにはどうしたらいいか。これはさほど難しいことではありません。
意識するのは「自分をブランディングする」ということだけ。相手にどう見られたいかそれを意識していきましょう。就活中の短い期間ですから、多少堅苦しさは感じるかもしれません。
ですが使いこなせばほかの就活生との差別化が簡単にできますので意識して損はないでしょう。先ほど例にあげたような“間違った使い方”をしないこと、そして就活に真剣に取り組んでいる印象…それだけでなく友人やプライベートも充実させている印象…どんな自分をアピールしたいかは、人それぞれだと思いますが、あなたの魅力を伝えるのに、エントリーシートや面接よりもプラスの効力を発揮することもあるのがSNSです。
希望企業のフェイスブックページにいいね!して情報収集みたり、就活情報を配信しているページに積極的にコメントしたり…積極性の感じられる動きは、面接官の大好物ですからね。
リスクがあるから使わないといったネガティブな発想はやめて、使うことで自分を強くアピールしていく強力なツールとしてSNSとうまく付き合ってもらいたいと思います!
まとめ
・ SNSは、採用担当者もチェックしている事実を忘れてはいけない
・ ネガティブな表現は禁止。ポジティブ表現も時に逆効果になるときがある
・ 自分をPRするのにSNSほど理想的なツールはない
・ 使いこなすことで、ほかの就活生との差別化になる
・ 就活の情報収集+自分からアクションを起こすことで積極性が伝わってくる
優れたサービスも使い方次第で、プラスにマイナスにもなってしまいます。
自分のプロフィール写真は企業からどのような印象を与えそうか、自分のアルバムに変な誤解されるような写真が残っていないかどうか…など一度メンテナンスをしてみてください。
過去には男子学生から「フェイスブックに文化祭で女装した時の写真があります。削除したほうがいいでしょうか。。」といった真顔で質問された時があります。楽しそうに女装をしている姿が、あなたの性格や人格を表すのに適していればそれは全く問題なし!となるわけです。
SNSでは自分らしさを意識して、積極的に自分からアクションを起こしていきましょう!