どうも!就活塾「内定ラボ」の岡島です!

就職活動をする上で、必ず考えなくてはならないテーマがあります。

それは、「学生時代に頑張ったこと」です。どれだけ充実した学生時代を過ごしていても、いきなりそんなことを言われても何も思い浮かばない・・・と悩む学生が、おそらく大半を占めると思います。

ご存知の通り、面接やESでよく聞かれる定番の質問に「学生時代に頑張ったこと」があります。すでに就職活動をはじめている学生はもちろん、これから就職活動をはじめようとしている学生も、一度は耳にしたことがあるテーマでしょう。この出題テーマでライバルに差を付けるには、2つのパターンがあります。

それは、「内容で差別化するか」「書き方で差別化するか」の2パターンです。

どちらにしても、通過するESや面接には必ず共通点があるのです。

では、そのパターンと共通点について、わかりやすく解説していきます。

 

王道の質問に普通に答えるのはNG

「学生時代に頑張ったこと」というテーマで質問をされた時に回答としてよくあるのが、

・アルバイト

・サークル

・ボランティア

・学校関係の内容(ゼミや学祭の実行委員など)

です。特にアルバイトやサークルと答える学生が多いです。もちろんアルバイトを本気で頑張ったんだという方や、サークルでキャプテンとして本当に頑張ったんですよ!と、いう方も多いと思います。それは素晴らしい事なのですが、みなさんが頑張ったことを人事にしっかりと伝えられないと意味がありません。

せっかく苦労をしたり成果を出したのに、文章や言葉で人事に評価してもらえるような回答をしないと皆さんの頑張りが評価されないという、とても残念な結果になってしまいます。

例えば皆さんが友達から「40度の熱が出て、フラフラするから風邪薬を飲んで家で寝ていた」という場合と「体がフラフラして今まで経験したことがない吐き気を感じたので夜中に救急病院に駆け込んだら40度の熱があって胃腸炎で1日点滴をして、今は家で休んでいる」という経験談を聞いた時にどちらが心配になりますか?

後者ですよね・・・

あくまでもこれはわかりやすくするために大げさに書いたので参考程度にして下さい。

要は何が言いたいかというと、同じことを伝えるのでも、その伝え方によってインパクトが大きく変わってくるのだということです。王道の質問に普通に答えていては差がつきません。あなたが一番伝えたい強みを伝えるためには、数値を使って結果に説得力を持たせるなどの工夫が必要になってきます。

つまり人事の目に留まる回答をすることが、王道の質問では特に重要であり、難しさでもあったりするわけです。

「学生時代に頑張ったこと」と「自己PR」は似て非なるもの

では、なぜこの質問が王道なのか?

「学生時代に頑張ったこと」を質問する企業は本当に多いです。

なぜ企業はこの質問をすると思いますか?もちろん企業によって意図は多少違うということはあると思いますが、「あなたが何に熱心になったのか、またその取り組み方からあなたの対応力や熱意を知りたい」からです。

それって「自己PR」と同じなのでは?「自己PR」に書いてあるよ!と言いたくなる方もいると思いますが、実は非常に似ているように感じるのですが、人事からすると大きな違いがあります。

それは時間軸です。「学生時代に頑張ったこと」は大学生活の中で頑張ったこと、「自己PR」は幼少期から現在に至るまでと期間が長いのです。

つまり企業が求めている内容が全く違うという事を理解しておきましょう。

「学生時代に頑張ったこと」は、『あなたが物事に取り組む姿勢から、意欲的なタイプなのか、課題解決能力があるのか』といった対応力や熱意を知るためにする質問です。企業が求めているのは、入社後にミスマッチを起こさずに活躍を期待できる人材なので、そのためにこの質問が有効だというわけです。

その一方で、「自己PR」では、あなたの人柄を見ているということが多いです。このように、企業が求めている回答が全く違うので、回答を準備する際、しっかりと切り分けておくことが望ましいです。

無難なテーマでも失敗談をもとにすると書きやすい

「学生時代に頑張ったこと」は失敗談をテーマにすると書きやすいです。

上記で述べたように、人事はあなたが熱心に取り組んできたことで『どのような成果を上げてきたか』、また『壁にぶつかった時にどう対処し、その結果どうなったか』、『その反省をどのように次に活かしたか』が知りたいのです。これらを網羅すれば、構成としては問題ありません。

その上で、次はテーマ選びが重要になってきます。アルバイト先で新規事業を任されてゼロから企画し売上を1億円まで上げたなんていう成功体験があれば別ですが、そんな方は少ないですよね。

厳しく感じるかもしれませんが、少々の成果を伝えても同程度のライバルはたくさんいます。で、あれば失敗談をもとにして回答したほうが、人事に響きやすいというわけです。

失敗談で記入するとしたら、当時の状況と、その状況下においてあなたがすべきこと、あなたが取った行動、行動の結果やその失敗から何を学びどう活かしているかを論理的に説明出来れば大抵は合格ラインになります。

更に高みを目指すのであれば、どう克服して次にどう活かしているかという部分にこだわることで、評価が上がります。

企業はあなたの熱意や課題解決力を知りたいわけですから、そこにフォーカスして回答すると、企業の意図と一致します。

学生時代に頑張ったことは「S・T・A・R」の順番で書くと書きやすいです。

「S・T・A・R」とはSituation(当時の状況)、Task(その時にすべきこと)、 Action(あなたが取った行動)、 Result(行動の結果と学び)です。

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「S・T・A・R」を使った例文

「S・T・A・R」を使って文章を構成しろと一言で言われても、はじめのうちはなかなか難しいですので、参考までに例をあげてみたいと思います。

S:レストランでアルバイトリーダーをしている時、お客様から接客態度が悪いとクレームをいただいた

T:アルバイト全員の接客態度の現状把握をし、改善する必要がある

A:接客における20個のチェック項目を作り、全員の接客態度を可視化し、改善のために指導を繰り返した

R:その結果、3ヶ月で全員が全てのチェック項目をクリアし、お客様からも接客態度を褒められるようになり、売上も1.5倍になった

このように、まずは「S・T・A・R」を使って、簡単に文章構成を考えてみます。その上で、それぞれについて補足説明を加えていくという流れで文章を増やしていくとよいのです。

大量の質問をされても答えられる準備をしておく

「学生時代に頑張ったこと」は、面接では追及されやすい質問です。

いわゆる「なぜ?なぜ?」と大量の質問をされるパターンです。たとえば、「なぜ、そう思ったの?」「なぜ、その時行動しなかったの?」「なぜ、そんな結果になったと思う?」「なぜ、自分でやってみようと思ったの?」など、人事からどんどん質問されることがあります。

書き方を覚えて満足するのでは、正直浅いです。書き方をただ覚えているだけだと、面接官に深堀りされた時にうまく答えられずに黙ってしまい、残念な結果になってしまいます。

より具体的に、その時の状況や他者との会話のやり取りまでも詳細に思い出し、その時の自分の気持ちや行動、言動を出来る限り書き出してみることで、整理がしやすくなります。

どんな質問をされたとしても、パッとすぐに答えられるようにしておきましょう。突っ込まれることを前提に、どの角度から質問されても的確に論理的に答えられるように、しっかりと準備しておきましょう。

まとめ

・テーマ選びで差をつけるより伝え方で差をつける

・学生時代に頑張ったこと=入社後の活躍と企業は捉えて質問する

・失敗談をテーマにすると書きやすい

・突っ込みの質問に対応できるように準備をしておくこと

就職活動は、企業研究や業界研究にはじまり、ESの書き方や面接練習・・・など、やらなければいけないことがたくさんあるので、全てを網羅しようとして一つ一つが手薄になってしまいがちですが、それでは内定を勝ち取ることはできません。特によくある出題テーマに関しては、念入りに準備をしておくことが求められます。

ライバルに差をつけて内定を勝ち取るために、なかでも「学生時代に頑張ったこと」はきわめて基本的かつ重要な出題テーマといえます。自信をもって受け答えができるように、今のうちにしっかりとまとめておきましょう。