どうも!就活塾「内定ラボ」の岡島です!

8月に入って、経団連の正式発表ではないものの、各種メディアが「2017年卒同様、2018年卒も3月就活解禁、6月面接解禁で」という報道がありましたね。

各企業が積極的にインターンなどで動き出していること、また余程大学側から大きな反対が出ない限り、2018年卒の就活スケジュールは、この流れで行く可能性が高まりました。

そこで、2018年卒がこのスケジュールで効率よく就活を進め、複数内定を取るためには、「これだけはやっておけ!」ということがいくつかありますので、そのあたりブログにまとめていきたいと思います。

スケジュールの前倒しで失敗してしまった学生から学ぶ

2018年卒は、スケジュールが急遽変更になった2017年卒と比較すると「前例」があるため、対策を考えやすいですね。まずは、一つ上の先輩達のスケジュール変更によって、失敗してしまった例を見ていきましょう。

そうすることでやるべきことが見えてきます。

とにかく就活スケジュール変更で一番「優劣」がついてしまったのが、就活解禁までにある程度「自分の志望業界」を絞れていた学生と、そうで無い学生でした。

つまりどういうことかというと、就活が解禁してまだ説明会に数社しか行っていないにも拘らず、就活時期が短期化したため、「はい!すぐにES提出してくださいね~」という企業が続出したため、本当に自分が行きたい業界なのかどうなのかわからない学生を中心にESの提出が遅れ…逆に業界をある程度絞れていた学生は、どんどん早期の採用フローに乗っていく…というスタートダッシュに大きな差がでてしまったということです。

ですので、まず2018年卒の学生が肝に銘じておかないといけないことは…

就活解禁の3月までに希望業界にはある程度目途を付ける

ということは、やるべきことの一つになります。

“参考”
業界は、最初から絞って就活をはじめた方が効率的なのか

業界は絞れていても、失敗してしまったケースとは??

業界は解禁前に絞って臨んだ…だけど内定が取れなかった…そういった学生も案外多いわけです。「さっきと言っていること矛盾してるでしょうが!」と感じた方もいると思いますが、「業界を一つに絞る」のと「業界をある程度絞る」というのでニュアンスが違います。

明らかに「一つに絞るのは危険」です。

特に2017年卒のスケジュールでは致命的とも言えます。何故かといえば、ただでさえ解禁から内定出し(実質ほとんどの大手企業が6月には出す)までの期間が短いのに、業界を一つに絞ると大抵の場合、選考スケジュールが被ってくるのです。

どういうことかというと…

IT業界は選考が早い企業が多いとか、総合商社は6月からとか、金融は実質選考は●月から…マスコミ系は…などなど業界によって、意図的にスケジュールを被せてくる傾向が、新卒採用にはあります。

何故そんなことをするかといえば、理由は単純ですね。メガバンクを志望する学生の大半は、メガバンクをほぼすべて受験します。企業からすると、どのメガバンクが正直第一希望かなんて、面接だけでは判断できないという部分もどうしても出てきます。

そういった際に、業界ごとに日程を近いところに集中させることで、「志望度の高いところは面接に行く」「志望度の低いところ」は選考に参加しない…といった学生が必ず現れ、無駄な選考をする必要がなくなる…といういったメリットが企業側にあるわけなんですね。

ですから、業界を一つに絞ると、選考が入るときは集中して…それ以外は案外時間を持て余す…という状況になり、コンスタントに2・3業界受けていた学生と比較すると、面接の場数で差がついてしまう…ということがあるわけです。

だからこそ、単に絞ればいいというわけではなく、各業界の選考のピークを考えて、就活戦略を立てていくと効率的に進めていけるということです。スケジュール管理をはじめ、戦略的に就活を考えることは大手複数内定を目指すにおいて、大切なことなのです。

“参考”
「学歴フィルター」から考える就活を戦略的に乗り切る方法

圧倒的な事前準備不足

これは、就活解禁が3月になったことで「学生のインターン参加率」が大幅に向上したこととも関係するのですが、とにかく「準備をしてきた学生」と「3月から就活を始めた学生」とで、大きな差がついた年でした。

間違いなく今年2018年卒も、事前準備をした学生が有利に進む傾向になるでしょう。

特に足りていない能力として挙げられるのが、ESを書く力です。とにかく就活解禁から大手人気企業のES提出の告知が早かったです。または企業によっては、説明会に参加する前にある程度のボリュームのあるESを課して、振るいにかける…といったところも多かったですね。

つまり、「選考は受けたくても、ESがまだ書けない」…と思っているうちに、大量のESが届きはじめ、当初提出しようと思っていた企業の半分から結果的に出せなかった…などといった「面接を受ける前に、エントリーが間に合わず撃沈」といったケースが多くみられました。

そんなことをしていたら、獲れる内定も取れませんね。

就活本番までに、インターンなどを通して“まともなES”が書ける準備は、しておかないとダメですよ。

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あとは、情報収集力の差

就活の実質期間が短くなった一方で、新卒採用における「新しい便利なサービス」というのが続々とリリースしています。そういった「最新情報」の収集が出来ず、出遅れる学生が多かったように思います。

リクナビに登録して、マイナビに登録して、説明会予約して、企業から連絡待ち…一日中就活サイトを見ながら「どこの会社にエントリーしようかな…」なんて時間も大切な時間だとは思いますが、「応募する企業をどこにするか」以上に「自分の就活能力を向上させる」といった意識が薄い学生は、やはり苦労している印象です。

受け身の就活では、出るべき結果も、出ないです。

受験も資格の勉強も…なんでもそうですが、対策方法というのがあるわけです。是非、今の就活生がどのように就活を進めているのか、そういった「最新の情報」に対しての、感度をあげていきましょう!

“参考”
就職活動は情報戦!一番効率的な就活情報の収集方法とは?

“参考”
就活塾「内定ラボ」 複数内定獲得WEB無料セミナー

“参考”
就活塾「内定ラボ」 個別無料相談

まとめ

・ 18年卒の就活では、解禁までに2・3業界は目途をつけておきたい

・ 業界を絞りすぎると選考スケジュールが偏り、首を絞めることになりかねない

・ ESなどの提出物をすぐに提出できる下地つくりをしておくこと

・ 何十社受けるのか目安を考え、それをやり切れるスケジュールをイメージしておくこと

・ 最新情報に常に敏感であれ

就活に限った話ではありませんが、何事も「ルールの中で戦う」他ありません。この就活スケジュールで効率的に戦うすべを早いうちから考えていきましょう!