どうも!就活塾「内定ラボ」の岡島です!

就活生が苦手意識を強く持っているものと言えば、企業研究がどうしても必要になってくる「志望動機」の作成だと思います。エントリーを数多くすればするほど、この志望動機に悩まされる学生は多いと思います。

何を書けばいいかわからない。自分の伝えたいことが文章や言葉にならない。など…志望動機に関する悩みを抱えている就活生は後を絶ちません。

そこで今回は、通過する志望動機の書き方のポイントと、通過できない志望動機の共通点を学ぶことで、志望動機に対する苦手意識を払拭していきましょう。では解説をしていきます。

 

 通過する志望動機の書き方を知るには、まずNGを知る

通過する志望動機を書けるようになるには、自分の志望動機に「通過できない要素」があるかどうかをチェックし、その要素を潰していくことから始めないといけません。

ESや履歴書などで志望動機を書くと思いますが、たいていの場合200字~300字でまとめさせる企業が多いでしょう。まずこの短い文章でNGな要素が含まれてしまっているようでは、通過する志望動機作りにはほど遠いということです。

では、具体的に通過できない要素とはどんなものなのでしょうか。一つ一つ解説をしていきますので、自分の志望動機と照らし合わせてみてください。

会社名を変えれば、ほかの企業でも使いまわせる志望動機

例えば、食品メーカーを志望しているとしましょう。

キューピー、カゴメ、カルピス…企業名を挙げればキリがありませんが、仮にカゴメで書いた志望動機をほぼそのまま(=8割以上内容が変わらない状態)カルピスに転用出来てしまう場合、それは志望動機として通過できるレベルの内容になっていない可能性が高いです。

つまり人事からすれば…「別に当社じゃなくってもいいですよね…この志望動機なら…」と思われてしまう内容になっているということです。志望動機とは、“その企業でなければならない理由”を伝える設問です。

ですからほかの企業でも使いまわせるような“抽象的で”かつ“ありふれた表現”だけでは、魅了する志望動機には程遠いというわけです。自分の書いている志望動機を客観的に見て、そうなっていないかチェックしましょう。

会社のいいところをただ書いているだけの志望動機

「よし!ほかの会社には転用できない+当てはまらないようにするために、その企業の特徴を志望動機に盛り込もう」といって、真っ先にやってしまう志望動機は…

「説明会で●●と言っていたのが印象的でした」「貴社が掲げている●●という経営理念に共感しました」「貴社が取り組まれている新規事業である●●に興味があります」

…といった“会社のいいところ”や“興味があるところ”をただ書いて、志望動機を書いた気になっている就活生が実に多いです。このような場合、採用をする側の立場になって考えてみなければいけません。評価する側の視点を意識しましょう。

そう考えると、志望動機=会社のイイところ探し ではないことに気付くはずです。

採用担当はあなたを面接をしていろいろな質問を通して「当社で活躍してくれる人物かどうか」を判断しているわけですよね。そして会社にとって「是非、欲しい!」と思われれば内定が出ますし、「うちには要らない」と思われれば、お祈りが来るといったシビアな世界なのです。

では「是非、欲しい!」と思われるためにどうすればいいのか…もちろん要素は様々あるわけですが、今回のテーマである志望動機に関して言えば、「会社のイイところしか伝えられない人」よりは、「会社の魅力と会社の課題、そして業界全体から見た企業の立ち位置など…広い視点から会社の将来的な可能性を伝えられる人」の方が、はるかに人事から価値を感じてもらえます。

ですから“通過する志望動機作り”には、企業研究だけでなく業界研究が出来ていることが最低条件ということになります。業界研究を怠ると志望動機作りに苦労します。逆に言えば、業界研究をしっかりできている就活生は、志望動機に苦労することはありません。

また考えてほしいのは、説明会や採用ページに書いてあることを取り上げて「この部分に共感した」とだけ書いても、同じような内容を書く就活生は数千という単位でいるということです。これでは自分から個性を潰していると言ってもいいでしょう。

だからこそ、差をつける企業研究も必要になるということです。みんなの知っている情報(=説明会やホームページだけの情報)で就活を戦っている学生は、どうしても「いいところを書いてお終いの志望動機」が多いように思います。

ある企業の研究を進める→業界が見えてくる→そしてまた違う同業他社を研究してみる→さらに業界が見えてくる…これをある程度繰り返さないと、志望動機をブラッシュアップすることは難しいです。

志望動機が書くのが苦手な人は、大半この循環が出来ていません。心当たりのある就活生は、企業研究と業界研究に力を入れることをお勧めします。

 

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「…がやりたい」「…したい」…ただ自分の希望を書いている志望動機

こういった志望動機になりがちなのは、広告・マスコミなどのクリエイティブ系の職種でありがちです。志望動機と言うよりは、「自分はこんな経験をしてきたので、貴社に入社したら●●に携わりたいと思っている」といった内容が中心の志望動機です。

自分のやりたいことを持っていること自体はいいことなのですが、これは志望動機とは違います。その根拠として、ESなどでは「志望動機」と「入社後にやりたいこと」は、別の設問で聞いてくる企業が多いです。

通過する志望動機に求められるのは「その企業でなければいけない理由」です。

その企業でなければならない理由を説明できていもいないのに、その企業で自分がやりたいことだけ伝えられても、採用する企業側としては、正直ひいてしまいます。

厳しい聞こえるかもしれませんが「やりたい」「したい」でできるほど、仕事は甘くありません。社会に出て、やりたい仕事やしたい仕事についている人の大半は、そこまでいくために相当な努力をし、結果を出しているケースが大半です。

つまり、新卒の面接で「やりたい」「したい」を連呼する学生を人事が見ると、「仕事を甘く見ているのか」と思われてしまう可能性が高いと言うことです。やりたいことを話すのであれば、それを自分ならできる根拠や実績が伴わないといけません。

人事に「また社会人になる自覚が足りないな」と思われたら、面接である程度進んだとしても、内定まで獲得するのは難しいです。自分のやりたいことが中心の志望動機では、「その企業でなければならない理由」を聞きたがっている企業の要望に応えられていないわけですから、落ちて当然と言えます。

通過する志望動機に、絶対に必要なこと

さて、これまで通過しない志望動機の共通点を見てきたわけですが、まずはこの共通点に該当しないようにすることが必要ですね。そのうえで、通過する志望動機を作るには以下のポイントが絶対に必要です。

1、企業単体のことを調べるだけでなく、同業他社と比較したより踏み込んだ企業理解が必要

2、その企業でなければならない理由を明確に提示することが必要

この2点が抜けている、もしくは内容として物足りないと判断されれば、内定獲得までいくのは簡単なことではありません。特に大手内定を目指すのであれば、この2点は最低条件です。

自分の志望動機を見直して、この2点が含まれているか確認するようにしてください。

 

まとめ

・ 通過する志望動機を書くには、まず通過できない理由を潰していくこと

・ 志望動機で、企業研究の進み具合がすぐにバレるということ

・ 特に業界研究が出来ていないと、魅力的な志望動機が作れないこと

・ その企業のイイところ探しは、誰にだって簡単にできるということ

・ その企業でなければならない理由を伝えるのが、志望動機の本質であること

個人的に、就活が順調に進んでいる就活生ほど、志望動機を書くスピードが速いと感じています。逆に「志望動機って…書けないんだよね…」と言っている就活生は、まだ就活でやるべきことが山積み状態と言えます。

志望動機が書けないと悩む前に、まずは企業研究・業界研究不足を解消することから始めていきましょう。