どうも!就活塾「内定ラボ」の岡島です!
無断欠席という言葉を聞くとあまり良い印象を受けないですよね?
実際に就活解禁後には多くの企業で、企業説明会が開催されます。ナビサイトや企業の採用ページから説明会にエントリーをして参加するわけですが、説明会でも無断欠席をする学生がいます。
当然ですが…無断欠席は絶対にやめましょう。「無断欠席=選考上、即アウト」が原則です。
ですが、ギリセーフになるケースもあるので、その例外とは何か、また説明会の規模や学生の状況から見る無断欠席する学生の特徴と、企業の本音についても解説していきたいと思います。
無断欠席が多発する学生の大半が、事前準備不足
就活解禁と同時に各企業で一斉に説明会が始まります。スタートダッシュをするために、たくさんの企業説明会にエントリーする就活生もいます。
そうするともちろん日程がダブってしまうということが起こります。
また、あまり興味はないけど何となくエントリーしてしまうという就活生や、本気でエントリーしたんだけど、説明会の会場や時間をしっかり調べずに会場に向かうも、都心のビル群の中で会場の場所がわからなくて時間に間に合わず結果として無断欠席になってしまうという就活生もいます。これは特に地方から都心の企業の説明会に参加する学生に多いです。
もっと時間に余裕を持ってくれば良かった…とか、もっとしっかり調べてくれば良かった…など、基本的には学生側の「準備不足」が原因と言えるでしょう。
「岡島さん、厳しいっすね…」みたいに思う人もいるかもしれませんが、これが「自分の進路がかかった大学受験」や「海外旅行で自分の行きたい観光地を効率的に回る」といった、本気度の高い活動では、そうそうダブルブッキングといった凡ミスはあり得ないわけですよ。
つまりは「どこかで就活に集中しきれていない部分が起こしたあり得ないミス」と言えるでしょう。そのようにあなたも認識してほしいと思います。
もちろん急遽入った面接と被るということは自分でコントロールが出来ない範囲のことですので、仕方がありませんが、スケジュール管理不足で「無断欠席」「ドタキャン」というのは、アカンということであります。
就活は数多く受ければ複数内定がもらえるというものではありません。準備不足のままだと何社受けても内定は獲得できません。まずは企業選びの軸を決めて、最低限の企業研究をしてから企業説明会に参加するようにしましょう。
どうしても説明会に参加できなくなってしまった場合は?
すごくシンプルな話です。説明会に参加できない事を企業に伝えれば良いのです。最近ではリクナビやマイナビなどのナビサイトで説明会の予約をする就活生が多いです。こういったナビサイトでは前日でもキャンセルができるように設定している企業も多いです。
事前に参加できない事がわかっていれば、わざわざ電話をしなくてもナビサイト上で早めにキャンセルの手続きをすることができます。当日、場所がわからず時間に間に合わない等という場合は企業に電話をして伝えるようにしましょう。
企業は選考で入社後の活躍についても重きを置いている場合が多いです。無断欠席をする学生は人事からすると一般常識がない学生という印象を与えてします。電話1本で済むすごくシンプルな話ですから必ず連絡をして「無断」での欠席は控えるようにしましょう。
無断欠席…例外として「影響なし」で選考に進めるケース
無断欠席については、説明会の規模の側面からも見ていく必要があります。
500人以上の就活生を集めて大きな会場で説明会をするケースでは数十人規模で無断欠席をする学生がいるという現実があります。SNSでのやり取りが学生のコミュニケーションツールとなったいま、「電話をする」という行為自体に抵抗を感じている就活生の方も多いと思います。
レアケースではありますが、大規模人数で行う説明会では無断欠席をしても再度別日程の説明会に参加することが可能な場合もあります。
しかし、レアケースであるということは忘れないでください。あえてレアケースといったのは人事が無断欠席した学生を把握できていない場合のみです。
大手企業や人気企業では説明会に参加する延べ人数は何千人単位です。人事も忙しくわざわざ無断欠席者をチェックしている時間がないという企業側の事情もあります。そのため説明会での重複応募に対して管理しきれないというケースが出てきます。
ですから大規模な説明会でやむを得ず無断欠席した場合、その時点で諦めるのではなく、別日程での予約を取ることが出来るかトライするとよいでしょう。
では、小規模の場合…数十人規模の説明会では「無断欠席=即アウト」です。説明会に限らず、座談会といった類もそれに該当します。数十人規模では無断欠席者はすぐにわかってしまいます。無断欠席をした時点で次はありません。
このように大規模説明会で運よく無断欠席がバレないという場合を除いて、無断欠席をした就活生に次のステップは無いというのが現実です。くどいようですが、電話1本で済むという非常にシンプルなことですので必ず連絡を入れましょう。
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無断欠席を多発させる準備不足を解消する方法
説明会の予約のピークの時期に「どの業界をどの企業を受けようか…沢山エントリーしよう」という時点で、テンポが遅いということを頭に叩き込んで欲しいと思います。
これだけ、インターンの早期化、就活期間の短縮、そして就活関連の情報が気軽に集めらるこの時代に、本気で「自分の実力より一つでも二つでも高みを目指して大手・人気企業に挑戦したい」と思っているのであれば、最低でも就活解禁のタイミングまでに50社程度は受ける企業の目星くらいはつけていてほしいです。
大変に感じる人もいるかもしれませんが、考えてみてほしいです。
もし「自分が志望した業界を知れば知るほどに興味が薄れたら…」どういった末路が待っているかということです。
就活期間が短期化されてからしばらく立ちますが、業界の方向転換は相当なリスクと出遅れを覚悟しなければなりません。そういった時間との戦いでもある就活において、「とりあえずエントリー」という感覚がどれだけ怖いことなのか、意識を改めて欲しいと思います。
何事も人より一歩早く行動を起すことがすべてではありませんが、「その一歩早い行動」が無駄になることは絶対にありません。
業界研究・企業研究はぬかりなく、取り組んでいってほしいと思います。
まとめ
・無断欠席は絶対にNG ナビサイトからキャンセルもできる
・無断欠席=即アウトということを理解しておくこと
・例外として大規模説明会の無断欠席は、ギリセーフで選考に乗れることがある
・「とりあえずエントリー」をすると無断欠席が増えてしまう事もある
・業界や企業選びはある程度早めに目星だけはつけておくべき
相手の立場に立って考え、自分なら嫌だなと思うことは…やっぱりやってはいけないわけです。例外はありますが、無断欠席は原則「即アウト」ですからね。