どうも!就活塾「内定ラボ」の岡島です!
就活生の面接をしていると、この子すごく緊張しているなと思う学生を目にする機会があります。
すでにドキッとした方もいると思います。面接で緊張して、せっかく準備してきたのに頭が真っ白になってしまって何も言えなかった…という方もいるのではないでしょうか。
おそらく、面接で緊張したことが無いという人は少ないと思います。緊張してガチガチになってしまうのは良くないですが、むしろ、緊張していても自分をしっかりアピール出来れば問題ないわけです。
では、面接でしっかりと自分の考えを面接官に伝えるコツについて解説していきます。
面接で緊張しない人はいない。開き直ることも重要
面接で緊張するのはあたりまえだと開き直る
面接で緊張するのは珍しいことではないですし、あなただけではなく、おそらくほとんどの学生が緊張しています。
だから、緊張すること自体は自然なことですから、気にする必要はありません。
ただ、緊張すると表情が硬くなったり、回答が棒読みになったりする人がいます。これは面接官に良い印象を与えません。
どうしても面接で緊張して上手く話せないという方は、熱意だけでもしっかり伝えられるようにしましょう。本来は、面接では面接官の質問に論理的に回答することが求められるのですが、緊張していてそれどころではない!という方も実際にいるでしょう。そういったケースでは出来ることを最大限やること、つまり全力を出し切るようにしましょう。
そうはいっても、熱意を伝えるって具体的にはどうしたらいいの…?と悩んでしまう方もいるかもしれません。
熱意を伝えよう!と意気込んで、相手の話が終わっていないのに話し始めたり、ひたすら大声で自分の意見を述べたり…とそんなことをしていては、熱意が伝わるどころか、暑苦しいと思って敬遠されてしまいます。
では、どのように熱意を伝えると伝わるのかというと、
特に伝えたい内容を話す際、声を大きくするなど言葉に抑揚をつけ、面接官の目をしっかり見て、表情に変化をつけながら手振りを交えて話をする。これだけです。簡単なようですが、緊張しているとこれらのことすら意識するのを忘れてしまうこともありますので、事前に練習しておくと良いでしょう。
もちろんこれがベストではありませんが、面接官に熱意や必死さが伝われば、それを評価してくれる面接官もいます。
緊張するのは当たり前と開き直って、その場の面接に全力で挑むことだけは最低限心がけるようにしましょう。
“参考”
「面接編」の記事一覧
回答を丸暗記すると緊張した時に最悪の結果になる
緊張した時に失敗しないために
面接で緊張するのは自然なことだ、と何度も触れてきました。
なかには緊張すると頭が真っ白になってしまうというという人もいます。頭が真っ白になってしまうと記憶が全て吹き飛んでしまいますよね。だからこそ、「回答を丸暗記」して面接に挑むことは絶対にやめましょう。
頭が真っ白になった時に何も答えられなくなってしまいます。質問に回答出来ないと、当然面接官の評価も下がります。そこで選考終了となるでしょう。
ときどき志望動機や長所、短所など質問されやすい項目を丸暗記して面接に来る学生に遭遇することがありますが、面接官は面接慣れしています。過去に何百人、何千人もの人を面接している面接官からしたら、学生が丸暗記しているのか、そうで無いのかすぐに見破られてしまいます。
緊張するのは当たり前、だからと言って回答を丸暗記して面接に挑むのはNG。
ここはしっかり理解しておきましょう。
面接では、自分の伝えたいことを面接官にしっかり伝えたいとの思いから自分で考えた、ベストな回答を暗記して挑むという学生も少なくありませんが、すぐに見破られます。
やはり面接の基本はPREP法
面接でしっかりと自己PRをするために準備しておくこと。
結論から話す。次に理由、具体例、結論の順に話すことです。つまり、PREP法ですね。
Pは…PointのPで結論
Rは…ReasonのRで理由
Eは…ExampleのEで具体例
最後のPも…PointのPでまとめの結論
この4つを順番に話していくことによって、ロジカルかつシンプルに要点を伝えることができるというメリットが生まれます。
緊張していても、事前に自己分析や自分が提出したESをしっかり確認することでキーワードだけは体にしみつけておきましょう。
そうすれば、もし緊張して頭が真っ白になったとしても、キーワードをもとに回答を構成することができます。
緊張でたどたどしくなってしまったとしても、論理的に面接官の欲しがっている回答が出来れば問題ありません。ESでも面接でもPREP法が基本になります。日常生活からでもPREP法を意識して生活すると面接でも役立ちますし、社会人になってからも役立ちますので、心がけてみるのも良いでしょう。
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どうしても緊張してしまうという方はカミングアウトしてしまうのもアリ
面接官は緊張している学生をどう見ているか。
面接官は限られた面接の時間で素のあなたを見たいと思っています。
かえって多少緊張していた方が、素が見えて良いという面接官もいます。究極的には「私は今とても緊張しています」とカミングアウトするのもアリだと思います。
または、面接官から緊張していますか?と聞かれる場合もあります。その際は「とても緊張していますが、精一杯頑張ります!」と答えたり、「普段はあまり緊張しないのですが御社が第一志望のため今日は特別に緊張しています」などとさりげなくアピールするのも良いでしょう。
面接官は緊張しているという理由だけで、あなたに悪い印象はもちません。緊張して面接官が欲しい回答をしないと評価が下がるのです。ここは明確に区別しておきましょう。
緊張し過ぎている学生には緊張をほぐすために変わった質問であなたの緊張をほぐしてくれる場合もあります。
「昨日は何時に寝ましたか?」とか「今日の朝ごはんは何食べた?」など、ちょっとした質問で緊張が多少ほぐれることを面接官は知っています。
何故そこまでしてくれるのかというと、素のあなたを見たいからです。
気休めの効果法を試すのもアリ??
そうはいっても緊張を和らげたい人は
実際にどれほど効果があるのかは個人差があると思いますが、緊張を和らげる方法として代表的なのが「深呼吸をする」「手のひらに人いう字を書いて飲む」などがありますが、果たして効果の程はどの程度あるのでしょうか。
試しにやってみるのも良いと思いますが・・・
私が緊張を和らげる一番の方法は「場数を踏む」ということだと思っています。場数を踏むということは緊張を和らげる以外にも、面接の流れを知るという意味でも一石二鳥です。
面接は企業によって面接官の人数や質問の種類は違いますが、雰囲気はある程度似ていますよね。場数を踏むことで面接対策にもなりますから、第一志望の企業が初めての面接にならないように、事前に何社か受けておくことをおススメします。
まとめ
・面接で緊張するのは当たりまえ
・緊張して思うように回答出来ない時は熱意だけは伝える意識をもつこと
・PREP法を身に付けることで緊張を乗り越える
・緊張している事をカミングアウトするのもアリ
・緊張をほぐす方法を試してみるのも良いかも…効果はわかりませんが。
これまで述べてきたように、決して緊張するなと言っているわけではありません。繰り返しになりますが、むしろ、適度な緊張が伝わった方が、志望しているのだということが企業に伝わる場合もありますよね。
緊張しながらもうまく面接を乗り越えていくために、事前準備をしっかりして、場数を踏み、第一志望の企業で満足のいく面接ができるようにしましょう。