どうも!就活塾「内定ラボ」の岡島です!
業界を選ぶ際に、どうしても“自分の興味・関心”が強く反映されてしまうと思います。もちろん「自分が定年までしっかりと働けるイメージが持てる企業」を探そうとすればするほど、その傾向が強くなるのは当然です。
その一方で、案外就活生から“不人気”とされている業界にも、実は“ねらい目”と言える職種がたくさんあります。
ただ自分の描いているイメージの中にある“不人気業界に行きたくない”といった漠然とした偏見を捨ててみることで、大きく視野が広がることも多いです。
そこで今回は不人気と敬遠されがちな業界の中にあるおもしろい職種を紹介していきます。
まずは、不人気と言われる業界にも視野を広げてみる
就活生の業界・企業選びにおいてその企業の「人気のあるなし」「ブランドのあるなし」にどうしても影響されてしまうことがあります。
人気がないよりはあった方がいい。無名よりは有名な企業で働いてみたい。
もちろん100人が100人同じような回答にはならないとは思いますが、多くの就活生はやはり知名度を意識してしまうものです。ですがここで真剣に考えてもらいたいことがあります。
「人に自慢できる企業に入ること」「給与が高い企業に入社すること」が直接的に大事ではなく、一番大切なのは“入社後活躍できる企業と出会えること”ではないかということです。
いくら誰からもうらやましがられる企業にいても、周りよりも少しいい手取りをもらっていても…その会社でやりがいを感じながら、自分自身が活躍していなければ、長くは続かないでしょうし、第一働いている本人がつまらなく感じてしまうことでしょう。
入社後の活躍にこだわるのであれば、これからお話しする“不人気業界”というのも、就活生が思っている以上に面白い仕事ややりがいを感じられる環境だったりします。一度偏見は捨てて、この先の記事を読んでみてください。
例えば…小売業を運営している企業であれば…
スーパーマーケットなどの小売業全般は、就活生からは一般的には敬遠されがちな業界です。おそらく就活生の生活の中にあまりに密着しすぎていて、普段通っているスーパーのイメージが頭から離れないことが大きな要因になっていると考えられます。
一般的に不人気と言われてしまう業界は、生活に密着しているもの、かつアルバイトと正社員の業務内容に大きな違いを感じないものが多いと考えられます。
ですから「アルバイトでもできる仕事をわざわざ正社員としてやるなんて」と思ってしまうのかもしれません。ですがそれは大きな偏見というものです。
例えば、総合スーパーマーケットのイオン。イオンは業界で最も平均年収が高いことで有名です。それは会社の方針で“業界NO1の給与水準”を維持することを明示しているからです。
30代で平均年収が600万を超え、最終的な平均年収は900万円以上になります。業界での地位を作り上げていることもあって、企業基盤は安定していますので、私から見ても超が付くほどの優良企業です。
仕事の内容も実はたくさんの種類がある
スーパー業界と聞くと「現場でアルバイトに囲まれて働く」イメージがぬぐえないかもしれませんが、そういった仕事ばかりではありません。
例えばSV。聞いたことありますか?スーパーバイザーの略称ですね。スーパーバイザーとは、本部に所属し、各店舗を指導・監督する人のことです。店舗と本部の橋渡しを行う役割であり、各店舗のデータを本部で集計し、集計情報や本部のノウハウを基に店舗の改善提案・経営数値指導・発注指導を行う仕事が世の中にはあります。
コンビニなどの完成されたビジネスモデルを深く知ることもできますし、店舗経営と言う視点で将来会社をやりたいという人であれば、こういった職種に興味が持てるかもしれません。
あとは新卒ですぐに配属というのは難しいとは思いますが、商品開発という仕事もあります。
何十万人と言う人に自分の作った商品を知ってもらえるわけですから、それは大きなやりがいと達成感を得られる仕事であることはいうまでもありません。
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本社勤務の幹部候補採用というのもある
もちろん幹部候補ということになるので、現場で経験を積むことには変わりないですが、小売業や外食産業などの人々の生活に密着したサービスの“仕組み”や“枠組み”を作る立場というのも、やりがいある仕事です。
一部の企業では、新卒採用は基本的に将来の幹部候補として採用しているというところもありますので、そういった採用はある意味“ねらい目”と言えるでしょう。
どうしても就活生の多くは「入社してすぐに任せてもらえる仕事内容」で企業を選びがちです。ですが社会人としてのキャリアは今まで生きてきた時間よりも長いものです。
努力し続けたことで、そこではじめて“影響力のある仕事”につけるようになるということは、実際の社会ではよくある話です。不人気と言われる業界にも多くのやりがいを感じられる仕事があります。是非、視野を広げるようにしてみてください。
不人気業界は、チャンスのある業界でもある
これは発想の逆転です。一般的に不人気と言われる業界には、偏見から人気企業と比較するとエントリーが集りづらいのが実情です。
そのため入社する際の倍率が高騰することはありませんし、かつ入社後の活躍できる可能性が高くなってきます。優秀な学生が不人気業界に飛び込んで、上司を追い抜いて一気に出世するなんて話は、何処でも耳にします。
それくらいチャンスがある業界でもあるわけです。自分の力を試してみたいということであれば、こういった業界に飛び込んでみるのは、きっと大きな成長につながってくると思います。
不人気だの人気だのというのは、あくまであなた以外の人の総評です。あなたが納得して「活躍してみせる!」と本気で思えたのであれば、それはあなたにとって不人気でも何でもないわけです。
先入観にとらわれず、不人気と言われる業界にも積極的に足を運んでみてください。
まとめ
・ 知名度があって給与も高くても…入社後活躍できなければただつらいだけ
・ 不人気と言われる業界にも超が付くほどの優良企業が山ほどある
・ 仕事内容も多種多様。知らないことを積極的に知る努力をする
・ 入社後任される仕事だけでなく、将来何ができるのかも考える
・ 優秀な学生が不人気業界に飛び込んで、出世をするのはよくある話
業界選びに困っている学生は、是非今まで自分の頭では考え付かなった業界にも足を運んでみてください。そうすることで何か今まで気づけなったことに気付くことが出来るようになるかもしません。
視野を狭めるのは簡単。ですが広げることは時間のあるうちにしかできません。
一度先入観を取っ払って、就活サイトカラのエントリーや説明会に参加してみてください。