どうも!就活塾「内定ラボ」の岡島です!
就活、それは“自己PR”の連続です。私は自分で自分のことを「こんなにすごいんです!」というのは苦手です。ですが、苦手だからと言って、就活でそうしたPRをするということが求められてしまいます。
特に「就活の自己PRのネタ」になるようなものがないと悩みを抱える学生。これは本人からすると本当に不安になることだと思います。そこで今回は、自己PRのネタ探しのヒントを書いていきたいと思います。
自己PRのネタがないときの正しい対処法をまとめていきます。
まずは、ネタは何でもいいということを心得る
就活生が「自己PRのネタがない」と不安になる一番の要因として考えられるのが、「ネタの良しあしが面接官の印象を決めるだろう」と思い込んでいるからです。
アルバイトの話じゃダメなのかとか、受験頑張ったけどその話は向かないと言われるとか…ネタ自体のチョイスが問題ではなく、大切なのは中身の方です。
一般的には受験の話はタブーとされています。それは、ほかの人も経験していることで、差がつきづらいポイントだからにほかなりません。
つまり、ネタは何でもいいのです。ネタに悩む時間があるなら、用意できるネタをいかにブラッシュアップしていけるかを考えたほうが得策です。
渾身の自己PRネタが、評判が悪かった…どうしたらいい
たたありますね。自分ではよしというものが、他人からするとそうでもないというときがあります。1回2回面接官から言われたくらいで、方向転換するのは早いかもしれませんが、3回も4回も同じところでツッコまれるようでしたら、変更が必要でしょう。
その際に、大切なのはネタ自体が否定されているというよりは、話している内容に問題があると思って、ブラッシュアップをするようにしてください。面接官はネタを見ているのではありません。仮に「私はサークルで部長をやって100名のメンバーをまとめあげていました!」とどや顔でネタを披露したところで、中身がなければ全く意味を持ちません。
もしくは面接官や人事から見た際に何か「NGな要素」を知らぬうちに話してしまっている可能性も考えられます。特に一人では気づきづらい部分なので、以下の記事も参考にしてみてください。
“参考”
自己PRで不向きな強み・使ってはいけないNGワードとは
“参考”
就活で失敗する“自己陶酔型の自己PR”とは一体何か
“参考”
自己PRの例文を参考にすると、結果的に通過率が下がる理由
話しのインパクトも大切だが、それ以上に正確に伝えられているか
中身が大事と言いました。インパクトのあることを言えば面接に通過するわけではありません。すごい経歴がなければ大手企業に内定が取れないかということはありません。大手内定を複数とる学生が就活でアピールしているネタを見てみても、だいたいが“サークル”“アルバイト”“課外活動”そのあたりです。
別にネタが飛び切り特別というわけではないのです。ただその中身を、「面接官に評価されやすい内容」にしてうまく伝えられているところに、面接通過のポイントが隠れています。
“参考”
一人…たった5分の集団面接で、人事は何を見ているのか
【今からでも間に合う!】
個別指導・時間効率・安心価格が特徴の就活塾なら
とはいえ、本当にネタもないし、中身もこれ以上…変えられない
そういう場合もあると思います。何も話すことがない…というパターンです。これは、後ろを見ていても始まりませんので、今から作りましょう。そうです。作ればいいですよ。
無い無いと悩んでいるうちに、作ってしまうのが正しい対処の方法です。
アルバイト先で何かやってみる、サークルで何かやってみる、課外活動として何か取り組んでみる…就活で忙しいのはわかりますが、自己PRのネタが乏しいのであれば、それはどうしてもやらざるをえないことですから、時間を割いてでも作るようにしてください。
付け焼刃に作った自己PR…評価してもらえるのか…
おそらく大半の人事は評価してくれるはずです。もちろん企業によって方針もあるので100%とは言いませんが、“現在進行形で頑張って取り組んでいること”に関しては、評価されるケースがほとんどです。
ネタがない状態を憂いても仕方ない。だったら自分で動いて作る。多少面倒に聞こえるかもしれませんが、これを放置していた方がもっと面倒な状態になります。多くの同期が就職活動を終えている中、自分はリクルートスーツを身にまとって就活を続けていくのは、やはりめんどくさいですし、モチベーションも下がってきてしまうでしょう。
そのような状況になら無いために、すぐにネタを作ることを考えてください。いくつかネタを作る際に参考になりそうな記事があるので、そちらもチェックしてみてください。
“参考”
自己PRで協調性をアピールすると評価されづらいのは何故なのか
“参考”
「強みと長所」の違いを理解して自己PR出来る学生は差がつく
自分では認識していないPRが、必ず一つはあるはずだ
…と思い込みましょう。ネタがないと困っている人は、是非他者を活用するようにしましょう。行き詰っている時は、自分でいくら考えても限界があるものです。だからこそ、新しい視点に気付かせてくれる人と出会うのは有効です。
もちろん私に相談の連絡をしてくれてもいいですし、キャリアセンターを使ってみるのも一つでしょう。なるべく就活に知識のある人がいいと思います。(中途半端なアドバイスは逆に状況を悪化させる場合があるので…)
是非、ほかにも一つくらいPRできることがあるはずと前向きに物事を考えるようにしてみてください。
まとめ
・採用担当者はネタ自体のインパクトよりも、中身を重視している
・ネタがないと悩む時間で、ネタを作る努力を
・自己PRができないと就活は長期化する。だからネタはなければ作る必要あり
・他者を活用することで、自分以外の視点で状況を打開する
自己PRの良しあしは、決して“あなたがアピールしたいこと”では決まるわけではありません。あなたの自己PRがいいか悪いかは、あなた以外の企業の採用担当者が決めます。
ですから、自分のこだわりも大切ですが、他者から意見をもらうことで自分のPRの幅を広げていくことは、就活において非常に有効です。是非、自己PRに困っている学生は、参考にしてください。
就活に限った話じゃありませんが、何もすべて一人でやる必要…ってないと思いますよ。