どうも!就活塾「内定ラボ」の岡島です!

エントリーシートを書き始めると、やはり「自分のESはどこが悪いのか」気になって、第三者に見てもらう機会が増えてくると思います。そこで、通過率をあげるための添削に関する注意点をまとめていきます。

というものエントリーシートは、誰かに見てもらうのが目的ではなく、あなたのESをよりよいものにしてくれるアドバイスをもらうことこそが、最大の添削の目的のはずです。

ですから、添削をたくさんしてもらっているが、いつまでも通過率が上がらないという学生がいます。そういった非効率なことにならないように、注意したいポイントをご紹介します。

まず信頼できるアドバイスをもらえるか、添削依頼者を冷静に吟味する

最も失敗しやすいのは、手当たり次第に添削を依頼する学生です。たまたま見てもらった人がよければ結果オーライとなりますが、とにかく手当たり次第はやめておきましょう。

理由は非常に簡単で、まず1つは「もらったアドバイスが本当にあなたのためになるものかわからない」ということ、そして2つめの理由は「アドバイスをもらい過ぎて、人によって言われることがバラバラ過ぎて、何を信じたらいいのかがわからなくなる」ということです。

エントリーシートを見てもらうのは、ほとんどの場合あなたよりも目上の人になるはずです。特に多いのがOB訪問の際に先輩に見てもらうといった流れが多いのではないでしょうか。その目上の人を“吟味”するなんて、ちょっと…という方もいるかもしれませんが、冷静に考えてみましょう。
“参考”
OB訪問でESを添削してもらう際に注意したい3つのポイント

就活に限らず、何を教わるにも…信頼できる人から教わることが重要です。スポーツの世界でもそうですよね。一流の選手にはやっぱり“一流のコーチ”の存在が大きいわけです。高校野球だってそうですよね。監督が素晴らしければ、選手が育ち、無名校が甲子園に行くなんて話はゴロゴロしています。

ですから、あなたが本気であればあるほど、遠慮せずに、コーチの力量を真剣に吟味するべきなのです。

あなたにプラスのアドバイスをくれる存在の共通点

あなたがエントリーシートをはじめて書くというのであれば、誰に見せたってきっとあなたにとってプラスになるはずです。初めてなのですから誰からのアドバイスも参考になります。

ですがある一定のレベルから上を目指す(例えば通過率を30%から50%、50%から80%など)となると、プラスの的確なアドバイスをくれる存在というのは、限られてきます。

ではそういった存在はどういう人物か。それは、就活および採用のプロに聞くのが一番効率的と言えます。もちろん就活を経験した先輩やOBさんにESを見てもらうのも悪くはありませんが、どうしても「自分の経験上の話」しかできないという限界があります。

自分の場合はこうだった。自分はこれで内定を獲得できた。…そういった話も参考にならないこともありませんが、それは“あなた”だからそのアピールでよかったかもしれないが、添削を希望している学生にそのやり方が合うかどうかはわからないということです。

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だからこそ、ある一定のレベルから上を目指すにあたっては、多くのエントリーシートを添削している経験者に見てもらうのが一番効率的と言えます。「自分の場合は…」といった視点で添削してくれる方だけを頼っていると、視野が狭くなってしまう可能性が高いですので、ご注意ください。

とはいえ…経験豊富な人にESを見てもらう機会がないという方へ

おそらくそれは思い込みです。探せばいくらでもあります。仮に私のやっている就活塾を例にお話しすると、就活生に向けて“無料での個別相談”を随時行っています。何を相談しても構いませんよ!という企画ですね!

こういった機会を自分のために使えるかどうかではないでしょうか。

ちなみに参考までに…私の経歴を見てみると…東証一部上場企業のコンサル会社から、大手求人広告の上場企業へ転職。そして営業兼コピーライターとして活躍。企業の採用活動を企画立案してきた過程で、300人以上の人事の本音を聞いてきた…そして現在その経験を活かして、学生の就職活動を支援している会社を設立…云々。。。

だいぶはしょっていますが…経歴を見ると、この人は文章書くことが得意なんだなとか、採用活動に精通しているんだなとか、人材業界の裏側まで知ってそうだなとか、なんとなく察しが付くと思います。

私に限らず経歴をまずチェックすることで、本当にあなたの為になるアドバイスを客観的にしてくれる存在であるのかを確かめることも重要です。

“参考”
ESをプロが無料で診断!エントリーシート評価シートとは?

経歴を見る上で、一番重要なポイントはココ!

経歴を見るという話をしましたが、経歴が長ければいいというわけでもありませんし、資格を持っていればいいというわけでもありません。人事をずっとやっていたから信頼できるというのも、ちょっと楽観的すぎと私は思っています。

経歴は長さよりも“どれだけ企業採用の本音の部分を把握しているか”が重要です。経歴が長くても現役からあまりにも時間が経っているのであれば、それは時の経過とともに、その人が持っているノウハウも不沈化していくでしょう。

またキャリア系の資格を持っているから信頼できるというのも危険です。資格と実務はまったく別物です。あなたも身に覚えがあるかもしれません。資格は、実務経験あるなしに問わず、勉強してお金を投資すれば取れるものです。

あなたが本気でエントリーシートの通過率をあげるアドバイスが欲しいのであれば、実践で使えるアドバイスをもらうべきです。資格取得のための教材に書かれている受け売りの知識に偏ってしまったアドバイスでは、十分とはいけないのです。

また人事をずっとやってきました!というタイプの方の場合は、転職経歴をチェックしたいところです。同じ会社でずっと人事として働いてきた人は、“その企業や業界の採用には詳しいはず”です。ですが、同じ会社でずっとやっているがゆえに… その企業でやっていたこと=就活ノウハウ ということになっているケースもあります。

逆に人事経験が豊かでかついろいろな企業で人事をやったという方は、信頼度は非常に高いと言えます。なぜなら、環境が全く別の企業で、採用活動をしているため、企業や業界にとらわれない的確なアドバイスをしてくれる可能性が極めて高いからです。

経験と言ってもいろいろあるんですよ。様々な業界、企業の採用を、実務レベルで踏み込んで活躍していた人を中心に、探してみるとあなたにとって有効となるアドバイスがもらえるはずです。

是非、一度通過するESを書くための情報を一から整理しておくのもいいでしょう。以下に色々まとめてあるので参考にしてみてください。

“参考”
就活塾で学ぶ大手内定100の方法 「ES編」の記事一覧

まとめ

・ES添削は、依頼すれば必ずよくなるというものではない

・一定のレベルを目指すのであれば、優秀なコーチを探す必要がある

・自分の経験を中心にしたアドバイスは、必ずしもあなたには合うとは限らない

・ES添削を依頼するためには、経歴をチェックすると効率的

・経歴は、実務レベルか、幅の広い視野があるかなどチェックするべき

本日は、添削を依頼する際に見落としがちな点についてまとめましたが、案外いろいろな項目があって驚いた方もいるかもしれません。あなたのためになる添削をもらえる環境を作ることが、通過率を高める最大の近道になります。

あとは、文章ですのでライティングスキルがどうしても必要なんですよね。またESの書き方の大枠というのはある程度の決まりが存在します。

採用経験とライティング経験の両方を持っている人って…案外レアなので…。これが揃うと…圧倒的な通過率をたたき出せるわけで…という話はまた別の機会にブログにアップしていきたいと思います。

ESをチェックしてもらった回数を自慢してはいけません。誰にチェックしてもらったかをもっと意識して、本質的で結果に結びつきやすい部分に、是非こだわるようにしてください。