留学中の方･留学生の方へ

「留学経験者」の中でどう差別化していくのかが重要

留学経験をお持ちの方へ

留学という決断をし実行した学生の大半が「将来グローバルに活躍できる仕事に就きたい」と考えるのが一般的だと思います。留学経験があることは「就活上有利」と言われることが多いですが、肝心なのは「どういったレベルの企業を受けるのか」ということを考慮すべきでしょう。つまり「留学経験者が好んで受ける企業」というのはある程度決まっており、それが大手＆人気企業であればあるほど、同じ留学経験を持った学生と比較される…という実情があります。そこで当塾では「留学した事実そのもの」もしくは「語学力向上」といったこと以外に何をPRすべきかをともに考え、そして現在留学中という方には、忙しい学業の合間でも取り組める範囲で、日本に戻ってすぐに就活に対応できるように特別なカリキュラムを個別に作り、対策をしていきます。

現在日本に留学中で日本での就職を希望する方へ

中国や韓国といったアジア圏を中心に「日本への留学生」への就活サポートも当塾では行っております。長年サポートをさせて頂いた実感として「日本語の壁」そして「情報量の差」というのが大きな障害になっています。特に日本への留学生が就活で最初に苦労するのがES・履歴書といった書類関連でのPRです。言語の壁があることで、「本当は素晴らしい経験やPR出来ること」を持っているにも書かわらず、それをうまく言語化できない、もしくはそれを引き出してくれる存在がいない、といった理由で思ったように就活が進まない方が多いです。そうした日本への留学生に対しては、「伝えたいことを丁寧に講師がヒアリング→足りない情報を講師が質問→その情報を踏まえて伝えたいことを講師が言語化」といったように、伝えたいことの要約だけではないサポートを行っています。

留学生に向けた個別指導の具体例

現在留学中で、学業がとにかく忙しい学生には

現在留学中の学生の大半が、大学のカリキュラムや課題・レポート、または課外活動などで多忙であることが大半です。そのため「就活に割ける時間」をお伺いの上、「内定力を上げるために最も効率的な最小限のカリキュラム」を組みます。つまり「●●と▲▲だけに注力しましょう。理由は…。」といったようにやることを極限まで絞ってそれをやりきることで対策していきます。このように具体的にやるべきことを絞ることで、短期間でも方向性を見失うことなく対策に集中できるというメリットも生まれてきます。また定期的に時間を捻出できない学生の場合は、「1回あたり3時間の面談」といったように時間が取れる時に、まとめて疑問の解決を。そして普段全く時間が取れないという場合は、「面接の前日だけは打ち合わせをする」というオリジナルルールを作り、対策を進めるなど臨機応変に対応します。

就活解禁に帰国が間に合わず、短期間で就活する学生には

このような場合は、「留学中に出来ること」をまず整理することがスタートします。当塾ではWEB講義等を自宅で学習可能ですので、まず就活に必要な知識やノウハウ面を留学中に頭に入れて頂きます。その上で帰国しすぐに「エントリー → ES提出」に対応できるよう、ES課題を中心にPRすべき内容をまとめていきます。ES課題というのは大手150社のES設問を分析し、頻出のものや面接で良く聞かれる設問を中心に良問80問をピックアップした問題集です。そちらが講義の補足資料として準備していますので、そのES課題を「作成→添削→修正」を時間が許す限り繰り返し、それを通して“自己分析および企業に提出できるレベルのES作成能力”を留学中に身に付けることを最低目標として取り組みます。また時間がまだ割けるようであれば、Zoomによる模擬面接を通してしゃべる力の向上にも取り組み、帰国後のスムーズな就活をサポートします。

留学先でのキャリアフォーラムを検討している学生には

留学先での日本人留学生を対象としたキャリアフォーラム対策も当塾では行っております。日本での就活とは違い、キャリアフォーラム独自の進め方や雰囲気、また良く聞かれる質問等が傾向としてありますのでそういったものを踏まえながら、Zoomにて面接練習を重ねていきます。また短期間で行われることもあり「どの企業の選考を受けるか」という部分で悩む学生も多いです。そこで面接対策はもちろん、個々の希望および能力等を考慮して選考企業の相談なども希望があれば行っています。もちろん帰国後も、自分の可能性を広げたいということで就活をされる場合は、引き続き就活サポートをさせていただきます。

現在日本に留学中で面接やGDに不安がある学生には

前述したように日本に現在留学中の学生にとって、ESや履歴書といった書類もそうですが、面接やGDといった「しゃべること」に大きな不安を持っている学生も多いです。そうした場合は、留学生向けによく聞かれる質問を中心にまず対策をしていきます。その上で、個人個人で「苦手な質問分野」というのを明らかにして、その質問分野について特化して対策、もしくはなかなかしゃべれない場合は、一度文章にして、うまく伝えられるようにサポートしていきます。またGDについては日本人との議論の「スピード感」についていけないということが多いので経験を積めるように、定期的に練習会に参加頂き、個別にアドバイスをすることで議論できる力を高めていきます。