近年、業界わず選考の多くに組み込まれているグループディスカッション。GDは数ある就活の選考の中でも学生からすると「評価の基準がわかりづらい」もしくは「自分以外の周囲の出来に選考結果が左右されやすい」という理由から、対策がとりづらい+苦手意識のある就活生が多い選考の一つとなっています。そこで当塾では、内定ラボのカリキュラムにあるGD練習会に「無料参加枠」を一部設けて、本格的なGD対策および当塾のカリキュラムの雰囲気を体感して頂ける機会を設けています。扱うテーマは、業界問わず頻出のものはもちろん、過去大手企業で実際に使用されたテーマの中でも特に練習効果が出やすいものを選択し、「実践→テーマに対してのフィードバック→個別フィードバック」と、少数精鋭にすることで参加頂く一人一人に「役立つ」ポイントを一つでも持ち帰って頂くことに重きを置いています
GD無料練習会を担当する当塾代表の岡島は、大学卒業後、株式会社船井総研ホールディングス(経営コンサルティング会社)に入社求人広告大手エン・ジャパン株式会社へ転職。管理職として300人以上の人事の本音を聞き続け、 大企業からベンチャー企業まで1000社を超える採用活動を支援してきました。その経験をベースにセミナーは構成されており「人事が学生に何を求めているのか」といった人事視点を重視した内容になっています。「人事が語る」といったセミナーもありますが、人事経験者のセミナーでは業界および所属する企業の採用については詳しい一方で、自社とは関わりの無い業界や職種に対して、普遍的で応用可能なアドバイスがしずらいといった側面があったりするのです。そういった情報の偏りを極力排除し、様々な業界・企業・職種にて応用できる最新&人事から直接聞いたリアルな情報をベースにフィードバックを行うのが特徴です。
「条件」と言われると…身構えてしまうかもしませんが、難しいことは一切ありません。自分の出来る範囲で構いませんので、GDについてネットで調べたり、議論のイメージを膨らますなど、事前に準備をして参加していただくことを条件とさせて頂いています。もちろん「とりあえずGDの選考が近いしどんなものか経験してみたい」という参加動機もよいのですが、これには当塾としての考えがあってのことです。それは「GD通過率を上げる」といった目的を達成するためには、まず「自分なりにどこが課題と考えているのか」という仮説(出発点)が大事だと考えているからです。目的を持った練習と、そうでない練習、やはり得られる学びに大きな差がついてくるでしょう。私は「自分の課題はなんですか?」と受動的なやりとりではなく、「自分はココが課題だと考えているのだけれど実際に議論を見てどうでしたか?」といった能動的なやり取りの中でこそ、身になる学びがあると考えています。是非、事前準備をすることで、この機会をより価値のあるものにしてほしいと思っています。
あなたは「何故多くの企業が1次選考としてGDを行うか」について考えたことはありますか?それは多くの学生を短い時間で選考する…つまり一般的に足キリと呼ばれる要素もありますが、それ以上に面接で主にみられる「しゃべる力・伝える力」や「思考の深さ」、そしてES等の書類で見られる「要約する力」、そして個別面接やESでは見ることが難しい「一対複数人」でのコミュニケーションの力など(他にもたくさんあります)、多角的に学生の能力を見ることが出来ることが大きな理由になっています。つまり「GDが苦手」という問題は「表面的」なもので、上記のように細かく分解すると、もしかすると「別のところ」に課題がある可能性も十分ありえるのです。その可能性を認識せず「GDの練習」をしても、効果的な練習に結び付けることは難しいのです。またGDを通過することがあなたの最終目標ではないと思います。最終目標は「希望企業からの内定」ではないでしょうか。であれば、「多角的に学生の能力が見られるGD」に関する情報収集や課題分析は、あなたの就職活動にとってプラスになるはずです。また目的が明確であればあるほど、フィードバックの精度を上げやすいのも事実。是非、目的を持った議論の中から、一つでも多くの学びを持ち帰っていただければ幸いです。