「強みと長所」の違いを理解して自己PR出来る学生は差がつく

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面接において面接官から「同じような質問」を繰り返されることがよくあります。その代表的なものが強みと長所。強みと長所が同じことを聞かれていると勘違いしている学生は、せっかくの自分をPRできる機会を損失しているともいえるでしょう。面接官は何を知りたがっているのか、どういった方向性で回答すればいいのか…まとめています。



どうも!就活塾「内定ラボ」の岡島です!

就職活動の面接において、「何故同じような質問を人事は繰り返すのか?」ということに疑問を持つ学生も少なくないでしょう。特に多いのが…

「自己PRをお願いします」「自己紹介を3分間でどうぞ」「強みを教えてください」「あなたの長所は何ですか」「あなたが自慢できるセールスポイントを1分間でプレゼンしてください」…などといった、自分をアピールする類の質問です。

その中でも「強み」と「長所」をごっちゃに理解していて、強みも長所もたいして変わらないだろうと考えて、面接でしゃべっている学生を多く見かけます。確かに「あなたのアピールポイント」という点においては同質ですが、これらは似て非なるものです。

面接官にしっかりと誤解の無いように自分をアピールするために、特に間違って理解しがちな「強み」と「長所」の違いについてまとめていきたいと思います。

何故、多くの学生が「強み」と「長所」を混同してしまうのか

まずはココから整理していきましょう。

自分をアピールするという点で同質のものとお伝えしましたが、それ以上に問題なのは、「志望する企業や業界によって、強みが長所に、長所が強みになることがある」からでしょう。

つまり大切なことは、アピールする相手(=企業)によって、強みになるのか、長所になるのかが変わるということなのです。

ですが多くの学生は、自己分析を通して「自分が考える強みと長所」を整理したがります。それがそもそも方向性が違うと私は思っています。相手があって始めて、それが強みになるかどうか決まるのです。

相手によって、認識が変わる

考えてもみてください。私のアピールポイントは「幼少の頃より鍛え抜いてきた6つに割れた腹筋です」という人がいたとしましょう。確かに腹筋が割れてたらすごいな…と感じる人も多いかもしれませんが、そこに対してアピールと感じるかどうかは相手次第なのです。

例えば、モデル事務所での面接とか体力を使う仕事の面接、または面接官が個人的に割れた腹筋が大好きだった場合などはメリットを感じるでしょうが、システムエンジニアの面接とかコンサルティング業界での面接では、腹筋をメインで使う仕事ではありませんので、直接的なメリットを感じないでしょう。(極端な例ですが…)

つまり、後者の場合「幼少の頃より鍛え抜いてきた6つに割れた腹筋」をアピールポイントだと思っているのは自分だけで、相手からすると結果としてアピールとして成立していないことがわかるかと思います。

ですから相手(=面接官)が、強みや長所で、どんな回答を期待して質問してきているのかの意図を正確に読み取れないと、アピールがアピールではなくなってしまう危険性があるわけです。

“参考”
面接官の視点、自己PRで不向きな強み・使ってはいけないNGワードとは

“参考”
就活塾で学ぶ大手内定100の方法 「面接官の質問攻略編」の記事一覧

“参考”
就活塾で学ぶ大手内定100の方法 「面接官の本音編」の記事一覧

 

面接官の立場でいうところの、強みと長所の違いとは何なのか

志望する企業の仕事内容において…

直接的に活かすことが具体的に説明できるアピールポイントが「強み」であり、直接的に活かす機会はやや落ちるが組織として行動する中でアピールできるポイントが「長所」となります。

この事実を理解しておけば、強みと長所の線引きが出来るようになると思いますし、このブログ記事の冒頭で書かせて頂いた「アピールする相手(=企業)によって、強みになるのか、長所になるのかが変わる」というのも理解できるかと思います。

例えば…「私は誰とでも仲良くなれることが強みです」と“強み”を説明している学生さんがいたとしましょう。今の説明を受けたあなたなら、違和感を覚えると思います。

確かに仕事をしていく上で誰とでも有効な関係が作れるのはアピールできるポイントかもしれませんが、仲良くなれること自体が仕事において直接的に活かせるかというと、それを具体的な根拠を含めて説明するのは難しいでしょう。

ですのでもし「誰とでも仲良くなれる」ことを面接官にどうしても伝えたいのであれば、自分の長所として伝えるのが方向性としては正しいというわけです。(誰とでも仲良くなれるという長所が企業ウケがいいかは別問題ですが…)

“参考”
長所と短所を教えてくださいの質問攻略

 

だからこそ、職種理解が出来ていないと強い説得力を持たせられない

多くの学生が「自分の強み」を説明するのに、今までの過去の経験を根拠に説明します。それ自体は重要ですし、それが出来なければ話になりません。

ですが、この強みと長所の違いを理解していれば、「志望する企業の仕事内容においてどう活かせるのか」を説明できる強みを作らなければならないということに気付けるかと思います。

ですから、強みを説明するにあたり、企業研究の中でも特に志望職種の詳細な仕事内容を理解しておく力が無いといけないわけです。

この仕事において、どんな力なら活かせそうか、どんな能力がないと業務を円滑に進められないのか、どんな強みを持った人が社内で活躍しているのか…など、理解を深める必要があるのです。

つまり…

業界研究・企業研究に力を入れることは大前提になりますが、具体的な仕事内容の理解を深めるには、やはりOB訪問が最も詳しく鮮度のある情報を得ることが出来ますので、是非トライしてほしいと思います。

“参考”
一番効率のいい業界分析・業界研究の5つのやり方

“参考”
見落としてはいけない企業研究の視点

“参考”
就活で差をつけるための効率的なOB訪問の方法

 

営業の仕事って…コミュニケーション力が大事なんでしょ…という浅い理解

職種理解が重要です…とお話すると、営業の仕事って…とか、SEの仕事って…生産管理の仕事って…研究職の仕事って…みたいな大枠で考える人があまりにも多いです。

確かに就活を始める前ならそれくらい大雑把な理解でもいいですが、ESや面接といった選考に臨むにあたっては、それでは深い理解とは言えません。

あえて例えるなら「サッカーってボール蹴って、敵の陣地にあるゴールに入れればいいんでしょ」的な理解レベルでは就活で差をつけられる職種理解にはなりません。

面接官からすれば、「営業で大切なのはコミュニケーション力です」と言われても、そりゃそうだね…で終わってしまいます。

しっかりとした強みを導き出すためには、志望する企業での仕事で活かせる力とは何かについて調べないといけないということです。

一般的な営業という仕事の大枠の話ではなく、A業界の営業とはどんな仕事か、B社の営業ではこんな仕事もできないといけない…といったような、業界・企業レベルで細分化して、それぞれ職種理解をしていくことが重要です。

“参考”
会社ごとに“通過する志望動機”を作るための3つのポイント

 

では、自己PRと強みって…何が違うのか

これは面接官としても「同様の質問」として扱っていることが多いです。違いをあえて言うのであれば、自己PRの方が強みよりも回答できる範囲が大きいくらいでしょうか。

ですので多くの面接では、自己PRをしてください、強みを教えてください、という質問は、一度の面接で2つ同時に聞かれることは稀です。聞かれた際は、自己PRおよび強みを一つではなく、複数聞きたいと面接官は思っていると考えるのが妥当でしょう。

是非、今作っている自己PR、強み、長所を見直してほしいと思います。

“参考”
就活塾で学ぶ大手内定100の方法 「自己PR編」の記事一覧

“参考”
就活塾で学ぶ大手内定100の方法 「自己分析編」の記事一覧

 

まとめ

・ 強みと長所は、自分をアピールするという点では同質のもの

・ 相手によって、それがアピールになるかどうかは変わるもの

・ 強みとは仕事で直接活かせるアピールポイント

・ 長所とは直接ではないが組織で行動するにあたり活かせること

・ 職種理解が出来ていないと、強みを説得力を持って説明が出来ないこと

自己分析ばかりやっても、相手(=企業)のことを理解しないと、アピールするべきことがズレてしまう危険性があります。自分のことはほどほどに、相手のことにも興味を持ってあげましょう。是非、企業研究や業界研究、職種理解にも力を入れて取り組んでほしいと思います。

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岡島 達矢
就活塾「内定ラボ」代表。大学卒業後、東証一部上場の経営コンサルティング会社、株式会社船井総合研究所入社(現:船井総研ホールディングス)。その後、求人広告大手エン・ジャパン株式会社へ転職。管理職として300人以上の人事の本音を聞き続け、 大企業からベンチャー企業まで1000社を超える採用活動を支援。 採用コンサル経験を活かし、大学生の就活サポートをメインとした株式会社クリエイティブ・ラボを設立。 今年で6年目を迎え、忙しい大学生・大学院生のための効率重視型の就活塾「内定ラボ」の活動を通して、毎年数百名の就活をサポートし、大手複数内定獲得の実績を積み上げている。

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